食育のススメ~金柑(きんかん)狩りを楽しもう。
風邪予防におススメの金柑
俳句では秋の季語の「金柑」(きんかん)。
収穫時期は地域にもよりますが、東海地方の場合1月ごろから収穫できるようです。
金柑の実は食用だけでなく、薬用として咳や喉の痛みなどに効果があるとされています。
食育にもつながる~子どもと一緒に収穫しよう。
どんな食べ物もですが、
どこでどんな風に植えてあり、実っているのか
実際にみて触れて、自分の手で収穫するという体験は子どもの成長にとても大切なことです。
ぜひ自分で収穫したものを、その日の食卓に並べて
収穫した時のことをお互いに話しながら、子どもと一緒に食べてみてほしいと思います。
体験しよう~金柑を収穫。
今回は子どもと一緒に、金柑狩りを行いました。
1月下旬でしたが、その畑に植えてある金柑の木は
一般の木よりも収穫時期がやや遅めとのことで、まだ青い実のものが多かったです。
青くない、キレイな黄色のものを選んで収穫してきました。
食べ方~生で食べる場合。
金柑は生でも食べることができます。
食べ方ですが、
皮も実も種以外は全部食べるという人。
皮だけ食べ、中の実と種は捨てるという人。
皮と種は捨てて、中の実だけ食べるという人。
・・・といろいろな人がいるようです。
わたしはいつも皮だけ食べています。
中の実は生のままだと、とても酸っぱいのです。
外側の皮だけ剥いで食べます。
我が家の子どもたちは生で食べるのは苦手なので
甘露煮にしたり、シロップ漬けにしています。
金柑のシロップ漬け
< 材料 > 金柑。 金柑と同量の氷砂糖。保存用の瓶。
金柑はヘタを取り、水でよく洗いキッチンペーパーなどでキレイに拭きます。
金柑を4つに切り、種を取り除きます。
保存瓶に金柑と氷砂糖を交互に重なるように置いていきます。
10日ほどで完成です。
完成後のシロップ漬けは、冷蔵庫で保管することをおススメします。
金柑の甘露煮
<材料> 金柑300グラム、砂糖150グラム、水適量。
(金柑と砂糖の割合は2:1が目安です。砂糖のかわりに少しハチミツを入れてみてもOK)
金柑はヘタをとり、切り込みをいれておきます。
鍋に金柑と水、砂糖を入れ煮ていきます。水の量は金柑がひたひた被るくらい。
沸騰したら中火~弱火にしてさらに5分ほど煮ていきます。
煮ているうちに種がでてきたら取り除きます。
火をとめて、冷めたら完成。
甘露煮はおせち料理に入れてもよいですね。
金柑は独特なクセのある味がしますが、
シロップ漬けや甘露煮にすることで比較的食べやすくなるので
お子さんにもおススメです。
寒い冬はぜひ金柑を食べて、風邪などひかないように過ごしましょう。