質問に答えるとアナタのコラムが完成!コラムを書くための7つの質問

「よし、面白いコラムを書くぞ~!」と思っても、今すぐ面白いコラムを書けるワケではありません。
そもそもコラムはおろか、ブログやTwitterなどの投稿すらしたことがない人にとって、コラムを書くのはほんとうに大変。

まだコラムを書いたことがない、どうやってコラムを書いて良いかわからない――という方は、次の7つの質問に答えてみてください!

 

会話のキャッチボールでコラムを作ってみよう! その方法とは?

「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。」

デカルトの名言より

かの数学者デカルトは「読書とは作者との対話である」と語っています。
逆に言えば、自分の中の読者と話すことで文章を作り上げることができるということ!

自分、あるいは身近な人との会話のキャッチボールでコラムを作ることが出来ます。

さて、それでは以下の質問に答えてみてください。
(書き出してみると作成時に役に立ちますよ!)

質問1:何か子育てに役立つ話教えて!

質問2:どうやって?

質問3:どんな風に?

質問4:詳しく教えて!

質問5:注意すべきことは?

質問6:面白かったことは?

質問7:どう思った?

それでは、それぞれの質問をより詳しくご説明したいと思います。

[質問1: 子育てに役立つ話教えて]アナタがコラムにしてまで伝えたいことは、なんですか?

まず、アナタが書きたいことをハッキリさせましょう。
アナタがコラムにしてまで、どーしても伝えたいことを書き出すとコラムの主題がハッキリして来ます。

ちなみにこのコラムの主題は「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」です。
さて、主題がハッキリしたら、次の質問に移りましょう。

[質問2:どうやって?]具体的に伝えたいことを教えてください。

主題がハッキリしたら、その主題を具体的に教えてください。
きっと「具体的にって、たとえば?」と思ったことでしょう。

端的に言えば、主題を箇条書きにしてまとめること。
たとえば、このコラムなら……

【主題】「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」

 

  • どうやって? ➞ 会話をするようにコラムの書き方を伝えたい

 

こんな感じです。

主題を伝えるためにどうすれば良いのか、それを考えるコトは「より具体的に、アナタが伝えたいことをロジカルに考える」こと。

【1】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

  • どうやって? ➞ おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法を伝えたい

 

[回答例2]

  • どうやって? ➞ 時計を読めるように、まずは数字から教えるとうまくいくと伝えたい

 

例を見てもわかる通り、同じ主題でも人によって本当に伝えたいことは違います。
主題が決まったら、改めて自分に「どうやって、その主題を伝えるの?」と心の中で会話してみてください。

これでコラムを書く目的がハッキリしましたね、それでは次の質問に移りましょう。

[質問3:どんな風に?]具体的にどんな方法でしたか?

「主題」「伝えたいこと」、この2つがわかったらコラムの骨格の半分は完成したも同然です。しかし、それだけではコラムは完成しません。
今、コラムの全体図はこんな感じです。

主題:「伝えたいは何?」の答え

 

  • 目的:[おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法を伝えたい]
  • 方法:(???) ← 今ココ!
  • (???)
  • (???)

 

コラムの骨組みとなる主題が決まり、「コラムの方向性」が見えてきました。
自分との会話の中で、どんな文章を書きたいかが決まりましたね。

そして、それを伝える「コラムの目的」も、どうやって伝えるのかでハッキリとしました。自分の過去の体験や感じたこと、思ったことをテーマにそって伝えたい――というのが、コラムの目的となります。

次の質問は「どんな風に伝える?」です。このコラムの場合は……

【主題】「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」

 

  • 目的:会話をするようにコラムの書き方を伝えたい
  • どんな風に? ➞ 質問形式のコラムにして、質問に答えている内に読者がコラムを書けるようにした

 

実際にこの文章を読んでいるアナタと作者の私が会話のキャッチボールをしているかのように、このコラムは進んでいます。
そして、アナタは質問に1つずつ答えることで、なんとなくですがコラムの内容が固まって来たことでしょう。

それでは、改めて下記の例を参考に「どんな風に伝えるか?」の質問に対して、答えてみてください!

【2】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

  • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
  • どんな風に? ➞ 毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた

 

[回答例2]

  • [時計を読めるように、まずは数字から教える]
  • どんな風に? ➞ 知育オモチャを使いながら数字を教えた

 

[質問4:詳しく教えて?]コラムにしたいことをもっと詳しく教えて!

ママライターとして、自分が書きたいコラムのことがまとまって来たことでしょう。
ただ、これだけではコラムは出来上がりません。

むしろ、これからが大変……。 [質問③:どんな風に?]で主題、目的にそってコラムを書くべきことがわかって来ましたが、それだけではコラムではなく「コラムのアイディア」の段階です。
(よく言う「ネタ」というヤツですね!)

会話のキャッチボールに例えるなら、今、こんな感じです。

友だち:何か子育てに役立つ話教えて~?

アナタ:子どもに時計の覚え方を教えたよ!(主題)

友だち:へー、どうやって?

アナタ:おやつを使って、時間の概念を教えたんだよ!(目的)

友だち:なるほど、それは面白いね。じゃあ、どんな風に?

アナタ:毎日、3時になったら子どもに時計を見せながら「おやつ」を食べさせてたの!(方法)

友だち:その話、もっと詳しく教えてくれる? ←今ココ!

さぁ、ちょっと難しくなって来ましたね。
上記の会話のように、アナタがコラムにしてまで伝えたいこと。そして実践した方法(経験・体験も含む)を整理したら、友だちに説明するように、その方法を詳しく教えてください!

【3】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • 詳しく教えて! ➞ 「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた

 

[回答例2]

    • [時計を読めるように、まずは数字から教える]
    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • 詳しく教えて! ➞ ○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた

 

[質問5:面白かったことは?]特に何が面白かったの?

かなりコラムとして「書きたいこと」「書くべきこと」がハッキリして来ましたね!
さて、ココからはアナタの体験や書きたいことを深掘りします。

[質問④:詳しく教えて?]で答えたことの中で、特にアナタは何が面白かった(何を伝えたい)と思いましたか?
人それぞれ「面白い」「伝えたい」と思うことは全く違います。

そしてアナタが「面白い」「伝えたい」と思ったことこそがコラムの”個性”です!

さぁ、それでは改めてアナタに質問しますね。アナタが詳しく教えてくれたことの中で「面白かったこと」はなんですか?

【4】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • 面白かったことは? ➞ 子どもが「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • 面白かったことは? ➞ 知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった

 

[質問6:注意すべきことは?]問題点・注意したポイントなどを教えて!

アナタが伝えたいことが、かなり形になって来たことでしょう。
上手い人なら、今までの質問でコラムが1本は書けているハズ。

でも、ココでもっとコラムを面白くし、読ませるためにも[質問5:面白かったことは?]で質問に答えてくれたことの中で「何に注意したのか?」「どんな問題があったのか?」について考えてみてください。

【5】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • [「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった]
    • 注意すべきことは? ➞ 毎日決まった時間に生活しないと子どもが不安になることがある

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • [知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった]
    • 注意すべきことは? ➞ トランプは「13」までしか分からないので、もっと多い数を教えるためには、他のオモチャが必要になってしまった……

 

上記の例を見ていただいても分かる通り、アナタが体験したことを他の人に教える際に「注意すべきこと」「実際に行った際の問題点」の2つに焦点をあてることで、コラムに深みが生まれコラムの内容が面白くなります。

また、注意点をコラムの中に盛り込むことで、アナタのコラムを読んで「私も試してみよう!」という方の良いヒントにもなるんですよ~!

[質問7:どう思った?]アナタの感想でまとめて!

これまでの質問で、アナタがコラムにしたいことが、ほぼ完成しました。
上手な人なら、ここまでの質問でアナタの書きたい記事が書き上がっていることでしょう。

ただ”ひと工夫”することで、アナタのコラムがより魅力的になります。
その”ひと工夫”が「アナタが体験したことをどう思ったか」です。

[質問5:面白かったことは?]でアナタがコラムにしたいことが具体的に見えてきました。
[質問6:注意すべきことは?]では、質問5で答えた内容を深掘りされ、アナタの書きたいことに肉がついてきた――。

でも、それだけでは「情報の羅列」に過ぎません。
アナタが伝えたい情報を深掘りし、その情報に“アナタなりの感想”を加えることで、《アナタだけの読み応えのあるコラム》が完成します!

さぁ、最後の質問であり、これまでの質問のまとめとなります。
アナタはその体験を自分でしてみて、どう思いましたか?

【5】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • [「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった]
    • [毎日決まった時間に生活しないと子どもが不安になることがある]
    • どう思った? ➞ 時間と生活習慣を連動させることで、時間の概念だけでなく時間を守ることの大切さも教えることが出来た

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • [知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった]
    • [トランプは「13」までしか分からないので、もっと多い数を教えるためには、他のオモチャが必要になってしまった……]
    • どう思った? ➞ 子どもが楽しく数字と時計の読み方を覚えてくれて、私も嬉しかった!今後の教育にもこの方法が役に立ちそう♪

 

答えた内容を整理して、アナタだけのコラムを書いてみよう!

質問1~7の内容に答えたことで、なんとなくアナタの書きたいことがハッキリして来たことでしょう。

できれば今回の7つの質問の答えを紙に書いてみてください。
紙に書くことで、よりアナタがコラムにしたい内容はハッキリとしてくるハズ。

また、質問に答えた内容を整理し、一度さらっとコラムを書いてみましょう。

そして、以下のように書いては整え、書いては整えを繰り返すことで、アナタだけの面白いコラムが完成します!

質問の答えを紙に書く ➞ コラムにまとめる ➞ 書いたコラムを清書する ➞ 改めてコラムをまとめる ➞ 納得行くまで繰り返す

イチからコラムを書くのに比べれば、質問に答える形でコラムを作っていく方がコラム初心者にはオススメです!
ということで「私の体験を、どうママコラムにしたら良いかわからない……」という方は、今回の質問を参考にアナタなりのコラムを書いてみてくださいね♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

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