こんにちは、matsuです。
妊娠、出産でもらえるお金について

パパに扶養されている主婦ママ
→ 【妊娠、出産でもらえるお金】主婦ママの場合
社保で育休予定のママ
社保で出産を機に会社を退職するママ
→ 【妊娠、出産でもらえるお金】社保で退職ママの場合
国保で出産を機に会社を退職するママ
→ 【妊娠、出産でもらえるお金】国保で退職ママの場合

の5タイプのママに分けてまとめています。

詳しくはこちらから  → 【妊娠、出産でもらえるお金】

では、社保で育休予定のママの場合をみてみましょう。

社保で育休予定のママの場合

出産まで会社で働いていて、産前産後休業、育児休業を経て産後仕事に復帰するママ。出産前から会社の社会保険に加入していて、育休中も社会保険に継続して加入している状態になります。妊娠してから出産、そして確定申告の時期の流れでもらえるお金や戻ってくるかもしれないお金についてまとめました。
妊娠確定でもらえる
母子手帳交付 赤ちゃんの心拍が確認されて産院の先生から母子手帳をもらってきてと言われてやっと母子手帳をもらえます。

 

妊婦健診費の助成 母子手帳と一緒に妊婦健診を14回分助成してもらえる用紙がもらえ、以降の妊婦健診の際に使用できます。

出産後にもらえる
出産育児一時金 健康保険に入っていれば、入院や分娩費として42万円がもらえます。妊娠中に手続きし直接産院に支払われる「直接支払制度」と、産院によっては産後に自分で申請し受け取れる「産後申請方式」があります。
書類を産院もしくは役所からもらい、健康保険組合に提出します。産後申請方式の場合は、出生証明が必要なので産院に記入をしてもらってから提出しましょう。 
出産手当金 産休の間はお給料がでない状態の会社がほとんどですが、その期間の生活をサポートしてくれるのが出産手当金です。産後に書類へ産院の署名をもらい在籍している会社へ郵送して、会社から健康保険に提出してもらいます。もらえる金額は産休の日数によって変わってしまうようです。申請は産休期間終了後(出産後)で、支給はさらに2ヶ月ほど後です。
ただし産休期間中に2/3以上のお給料が会社からもらえる場合には、この出産手当金はもらえません。 
育児休業給付金 出産手当金と同じように、育休期間中の生活のサポートをしてくれる育児休業給付金。育児休業が始まる産後57日目から180日間は月給の67%が、181日目以降は50%の金額がもらえます。
申請は産休に入る前に会社へ書類を提出するだけで済み、以降は毎回会社が手続きをしてくれます。給付は2ヶ月ごとにまとめて振り込まれます。ですが会社が毎回申請するタイミングによってその都度振り込まれる日も変わっていくようなので、前回はこれくらいの日にちで振り込まれたのに今回はなぜ振り込まれないの?!とならないようにご注意を。 
児童手当 年に3回支給される児童手当は中学生まで支給され、3歳未満だと月1万5千円の支給額になり3歳、中学生の段階で金額が変わります。将来のために養育費として貯蓄する人が多いようです。
役所に出生届を提出するタイミングで一緒に手続きすると◎ 
乳幼児の医療費助成 医療費を自治体が全額(または一部の助成場合も)助成してくれます。自治体によって内容や助成してくれる年齢が異なるようです。赤ちゃんの様子が心配な場合も医療費を助成してくれるのであれば安心して病院に向かえます。
社会保険の人は職場の窓口で、国民健康保険の人は出生届と一緒のタイミングで役所で手続きすると忘れずに済みます。 
高額医療費支給 出産の際に帝王切開を行った場合や、切迫流産、切迫早産の治療を受けた時の医療費に対し申請し、所得に対しての1ヶ月の自己負担限度額を超えた場合に受け取ることができるお金です。
帝王切開で出産する予定の場合は事前に「事前認定」を申請することができますが、緊急で帝王切開での出産の場合は産後の「事後申請」になります。どちらも産院の医師の署名を含む書類の提出が必要で、社会保険の人は職場の窓口で、国民健康保険の人は市区町村の窓口へ問い合わせ、約1〜3ヶ月で自己負担限度額を超えた分が振り込まれます。 
未熟児医療費制度 赤ちゃんが生まれた時の体重が2000g以下で、その後入院して養育を受ける必要があると医師が認めた場合に、指定の養育医療機関での入院費、治療費が原則無料になります。対象は1歳までで、居住地を管轄する保健所へ申請を行います。

 

国民年金保険料の支払免除 平成31年4月より施工された、国民年金に加入している人が産前産後の4ヶ月は保険料を納付済扱いとしてくれる新しい制度です。世帯所得にかかわらず免除対象となっているのがありがたいです。
申請は市区町村で行います。出産予定日の6ヶ月前から届出を提出することができるので、お腹が大きくなり動くのが大変になる臨月に入る前に届出を提出できると安心ですね。

戻ってくるかも
医療費控除 1年間で家族全員の医療費が10万円を超えた場合に確定申告を行うことで払いすぎた税金が戻ってくる場合があります。特に出産を行うと医療費が高額になるので、確定申告で医療費控除を行うことでお金が戻ってくるかもしれません。
出産がある年は必ず家族全員の医療費の領収書を残しておいて、確定申告を行いましょう。 
社会保険料の免除 3歳未満の子供を育てるための育児休業中は、健康保険、厚生年金保険の支払いが免除される制度です。会社が申請、手続きをしてくれるのでママが何かすることはありません。

申請はパパと協力して!

いかがでしたか?
以外ともらえるお金が多いですが、
その分申請等気にしなければならない事も増えてしまいますが、
流れが分かれば気をつけておく時期も絞られるので、
常に全部を頭に入れる必要も無くなります。
特に、産後は出生届と合わせて役所への手続きをパパにお願いしてしまいましょう。

こんにちは、matsuです。
妊娠、出産でもらえるお金について

パパに扶養されている主婦ママ
社保で出産を機に会社を退職するママ
→ 【妊娠、出産でもらえるお金】社保で退職ママの場合
国保で出産を機に会社を退職するママ
→ 【妊娠、出産でもらえるお金】国保で退職ママの場合

の5タイプのママに分けてまとめています。

まずはパパに扶養されている主婦ママの場合からみてみましょう。

パパに扶養されている主婦ママの場合

まずは、パパの扶養家族として専業主婦、もしくは自営業や自由業の仕事をしていたママの場合です。妊娠してから出産、そして確定申告の時期の流れでもらえるお金や戻ってくるかもしれないお金についてまとめました。
妊娠確定でもらえる
母子手帳交付 赤ちゃんの心拍が確認されて産院の先生から母子手帳をもらってきてと言われてやっと母子手帳をもらえます。

 

妊婦健診費の助成 母子手帳と一緒に妊婦健診を14回分助成してもらえる用紙がもらえ、以降の妊婦健診の際に使用できます。

出産後にもらえる
出産育児一時金 健康保険に入っていれば、入院や分娩費として42万円がもらえます
妊娠中に手続きし直接産院に支払われる「直接支払制度」と、産院によっては産後に自分で申請し受け取れる「産後申請方式」があります。 
児童手当 年に3回支給される児童手当は中学生まで支給され、3歳未満だと月1万5千円の支給額になり3歳、中学生の段階で金額が変わります。将来のために養育費として貯蓄する人が多いようです。
役所に出生届を提出するタイミングで一緒に手続きすると◎
乳幼児の医療費助成 医療費を自治体が全額(または一部の助成場合も)助成してくれます。自治体によって内容や助成してくれる年齢が異なるようです。赤ちゃんの様子が心配な場合も医療費を助成してくれるのであれば安心して病院に向かえます。
社会保険の人は職場の窓口で、国民健康保険の人は出生届と一緒のタイミングで役所で手続きすると忘れずに済みます。
高額医療費支給 出産の際に帝王切開を行った場合や、切迫流産、切迫早産の治療を受けた時の医療費に対し申請し、所得に対しての1ヶ月の自己負担限度額を超えた場合に受け取ることができるお金です。
帝王切開で出産する予定の場合は事前に「事前認定」を申請することができますが、緊急で帝王切開での出産の場合は産後の「事後申請」になります。どちらも産院の医師の署名を含む書類の提出が必要で、社会保険の人は職場の窓口で、国民健康保険の人は市区町村の窓口へ問い合わせ、約1〜3ヶ月で自己負担限度額を超えた分が振り込まれます。
未熟児医療費制度 赤ちゃんが生まれた時の体重が2000g以下で、その後入院して養育を受ける必要があると医師が認めた場合に、指定の養育医療機関での入院費、治療費が原則無料になります。対象は1歳までで、居住地を管轄する保健所へ申請を行います。
国民年金保険料の支払免除 平成31年4月より施工された、国民年金に加入している人が産前産後の4ヶ月は保険料を納付済扱いとしてくれる新しい制度です。世帯所得にかかわらず免除対象となっているのがありがたいです。

申請は市区町村で行います。出産予定日の6ヶ月前から届出を提出することができるので、お腹が大きくなり動くのが大変になる臨月に入る前に届出を提出できると安心ですね。

確定申告で戻ってくるかも
医療費控除 1年間で家族全員の医療費が10万円を超えた場合に確定申告を行うことで払いすぎた税金が戻ってくる場合があります。特に出産を行うと医療費が高額になるので、確定申告で医療費控除を行うことでお金が戻ってくるかもしれません。

出産がある年は必ず家族全員の医療費の領収書を残しておいて、確定申告を行いましょう。

 

次は社保で育休予定のママの場合についてまとめてみます。

2回に分けて不妊治療と不妊検査、不妊治療の助成金についてお話ししています。

前回は不妊治療ってどんなものがあるるの?
高額のイメージだけどどれくらいの費用がかかるの?
というお話しをしました。


今回は、高額のイメージがある不妊治療の助成金制度についてまとめたいと思います。

不妊治療には助成金がもらえる!


不妊治療といえば高額というイメージがあり、ネガティブな印象がありますが
実は不妊治療を行う上で、助成金がもらえます。

不妊検査、一般不妊治療の場合と、特定不妊治療の2種になり
助成期間は、一番初めの治療を開始した日から1年となります。
ですがそれぞれ女性の対象年齢が異なっていたり、
申請の期限があったりするので注意することはありますが
活用していくことで、不安な不妊治療を金銭面で一部サポートしてくれます。

不妊検査、一般不妊治療の助成金

不妊検査及び一般不妊治療の助成金を受けることができる年齢が
平成31年より妻の年齢が35歳から40歳未満へと変更となり、制限が緩和されました。
年齢が高くなるにつれて妊娠する力が低下していってしまいますが、
年齢緩和は赤ちゃんが欲しいけれど年齢で諦めかけていた人にとっても心強いですね。

要件備考
対象者女性の年齢が40歳未満※男性が単独で不妊検査、一般不妊治療を行った場合には申請ができません
対象治療詳しくはこちら→ 【不妊治療の助成金 1】不妊治療ってどれくらいかかるの?
助成金額上限5万円(調剤も含む)※※入院時の食事やベット代等の検査や治療に直接関係ない費用は対象外
助成対象期間検査開始日から1年妊娠した場合や特定不妊治療にステップアップした場合は1年以内であっても助成が終了します

夫婦がそれぞれ不妊検査や一般不妊治療を行った場合は、
どちらか早い開始日が開始日となります。

特定不妊治療の助成金

特定不妊治療の助成の支援を受けるには、夫婦合わせての所得合計が
制限内であることが条件となり、不妊治療とは対象内容も異なります。

要件備考
対象者女性の年齢が43歳未満の夫婦で、夫婦の所得合計が905万円以下(平成31年4月1日より治療を開始した場合)※平成31年3月31日以前に治療を開始した場合は、所得合計が730万円以下の夫婦が対象
対象治療体外受精及び顕微授精
助成金額1回の治療につき15万円まで
(初回の治療に限り30万円まで)
※凍結胚移植(採卵をともなわない)は7.5万円まで
※妻の年齢が39歳までは6回、40歳以上は3回まで
※精子を精巣また精巣上体から採取する手術の場合は、上記の他に1回15万円まで
申請期限助成対象となる1回の不妊治療が終了した日の年度末(3月31日)まで※妊娠が確認できた、もしくは医師の判断により止むを得ず治療を終了した日を終了日とする

地域によってもさらに自治体から助成金が?!

地域によっては、国の定める助成制度とは別に
自治体からも助成金の支援を受けることができる場合があります。
地域によって異なりますので、不妊治療が始まったもしくは始めようとしている場合は
ぜひ一度確認をしてみてください。

忘れないで!医療費控除


忘れがちですが、不妊治療も高額医療費控除制度の対象となります。
高額医療費控除は、所得が200万円以上の人であれば
1年間で医療費の自己負担が10万円を超えた場合に
医療費の還付が受けられます。

この医療費の概要ですが
不妊治療の検査代や治療代に加え、調剤、や不妊治療の為のマッサージ、鍼治療
そして病院へ通院するための往復の交通費も対象となるのです。
交通費は利用した日時や交通手段、利用駅、運賃などをしっかりとメモしておくと
申請の際に便利です。

不妊治療は高額になりがち。
不妊治療だけで大変なのに、他にも面倒なことがたくさん!
と思ってしまうこともあるかもしれませんが、もうひと頑張りです!
年度末にしっかりと申請しぜひ還付を受けましょう。
還付を受けた時には、次の治療へのサポートにもなりますが
頑張った自分へのご褒美もしてあげてくださいね!!

 

初産の妊婦さんであるプレママさんなら、一度は頭をよぎるはず。
母子手帳を役所などの行政から受け取った時に説明される「パパママ学級」。
地域によって、パパママクラス、母親学級、プレママ教室など様々な呼び方があるようです。

行政では、「出産後のあれこれが教われる場です。」と説明されますが、「これって本当に行ったほうがいいの?」と疑問に思いませんでしたか?
私も妊娠中は仕事をしていたこともあり、正直悩みました。

それもそのはず、基本平日の開催がほどんどで土日祝日も行われているものの、回数が決して多いわけではありません。
まして、まだお仕事をされている初産の妊婦さんにとっては「果たして有給を取ってまで行くべきなのか?」と悩んでしまう方は少なくないと思います。

ここでは、実際に私がパパママ学級に参加した体験と、参加するか悩んでいた事についてをまとめてみたいと思います。

実際何をどこまでするの?

内容に関しては、各自治体や主催者によって異なりますが、ほぼほぼ下記の様な内容です。
▪️沐浴体験
▪️オムツ変え体験
▪️妊婦体験(パパ参加の場合)
に30分ほど出産や育児についてのお話があったりします。

私の場合は、パパママの両親が参加できるタイプだったので2人で体験できたのですが、この中で特に役立ったと思うのが沐浴体験と着替えです。

予想以上に戸惑った沐浴体験

もちろん初めて聞く注意点もたくさんありました。
ガーゼも2種類あったほうがいいこと。
ベビーバスは硬い素材の方が、自分の腕が楽だということなど。

本やサイトで洗い方の手順はいくらでも調べられると思っていて、沐浴を簡単に考えていたのですが、赤ちゃんの人形を元に体験をしてみると重いし、顔にかからないように気をつけないといけないし
実際は動くことを考えると、一度でも体験しておいてよかったというのが本音です。
沐浴に関しては産院でも教えてもらえる事が多いと思うので、その際に学ぶというのも良いと思うのですが事前に体験しておくことで、流れがわかるので慌てなそうだしベビーバス、沐浴セット、ボディーソープ等を出産前に準備する上で、イメージがつきやすく助かりました。

そして何よりの収穫が、パパも体験できること。

決して器用ではない主人は、教えてくださった先生に応援されながらも(笑)不器用ながらに何とか沐浴させることができていました。
何より本人が「事前に練習できてよかった」と満足。
一緒に参加していた先輩ママさんも、体験することで「出産後にパパにお願いしやすいから、参加してよかった」と言っていました。

オムツ替え体験で気づいたこと

赤ちゃんの人形を使ったオムツ替え体験も、主人はガチガチになりながら先生にアドバイスをいただき、なんとか体験していました。
いくら手順を知っていても、実際に行ってみるとやっぱり違うものなのですね。

私も体験できたことで少し安心できましたが、何より主人の方が不安を少しだけ解消できたようでした。
出産後に何をしていいか、右も左もわからないという状態は免れそうです。

そしてもう一つ。
オムツ替え体験を通して、オムツを替える環境を整える必要があるなと感じました。
よく聞く話が、床で行うと腰が痛くなったりすること。
確かにチェンジングボードのように、ある程度高さがある場所で交換したほうが負担にならないなと思いました。
私にとっては、この体験が「いらないかな〜」と悩んでいたチェンジングボードを購入する後押しになったのです。

参加を通して、私以上に、主人の方が出産後の育児について安心できた気がします。

はじめは参加することに悩んでいましたが、なんとか都合がつく日程に参加することができて良かったです。

ちなみに、参加して「ママ友ができた!」というお話を見ますが、私の参加したところでは全くそんな雰囲気はなく、各自一通り体験したら解散な感じでした。
偶然にも、私たちはその会でお話できたある1組のご夫婦と今でも仲良くさせていただいていますが、地域や主催者などによって違うみたいです。

もしママ友をお探しの方であれば、できれば早めに積極的に話しかけてみてください!

もしかして不妊かも…と思いながらも
高額な印象だったり、どんなことをするのかわからない不安などで
未だに不妊治療を行うことができないでいる方も少なくないと思います。

ここでは、
不妊治療ってどんなものがあるのか?
高額な費用がかかるけれど、どれくらいかかるものなの?
そして気になる不妊治療の助成金について、2回に分けてお話ししていきます。

これって不妊?治療を始めた方がいいのかな…

自然と赤ちゃんができると何の疑いもなく思っていたのに
妊娠ってなかなか大変だった!?と気づく人も少なくないはず。
他人事と思っていた「不妊」なのかもしれない…
また、1人目の時は困らなかったのに
2人目だとなかなか妊娠できない「2人目不妊」という場合もあるのです。

不妊とは「1年以内に妊娠しない状態」であると
日本産婦人科学科とWHOが定めています。

赤ちゃんを望んでから1年経っても妊娠しない時は
不妊治療の選択についてぜひ2人で話し合ってみてください。

不妊治療ってどんなことするの?

不妊治療といえば高額な治療であると漠然としたイメージがあると思います。
だからこそなかなか不妊治療に切り替えることができないのも
一つの要因なのではないでしょうか?

不妊治療は、不妊に対する検査を行い
タイミング法など自然妊娠できるようなサポートを先生に受けながら治療を進めていきます。
それでも妊娠が難しい場合に、一般的にイメージするような
体外受精や顕微授精を行うことが多いとされています。

まずは不妊検査


ホルモンの分泌よって様々な状態がわかることが多いこともあり
不妊検査は女性の月経周期に合わせて行われることが多いとされています。
また、検査も女性が受けるイメージが強いですが男性が受ける検査ももちろんあります。

  女性が受ける検査        
血液検査
生理のタイミングで採血検査を行うことでと黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどを検査して
卵巣機能の状態や排卵障害についてなどを調べます。

子宮卵管造影
子宮内の状態や卵管がちゃんと通っているかどうかなどを調べる検査です。

エコー検査(超音波検査)
卵胞の大きさを見たり、排卵しているかどうかや排卵のタイミング、
子宮内膜が着床しやすい状態かどうかをみることができます。

フーナーテスト(性交後検査)
排卵のタイミングに合わせて夫婦生活をし、子宮頸管粘液に精子がいるかどうかを確認します。

  男性が受ける検査        
精液検査
精液中の精子の数や状態を確認します。

染色体検査
血液の中にあるリンパ球を検査して、染色体異常を確認します。
妊娠の可能性と、体外受精や顕微授精などの治療への情報を得ることができます。

遺伝子検査
採血を行い、染色体に存在する精子形成に関係のある遺伝子を調べます。
染色体検査では確認できなかった情報を得られることもあります。

一般不妊治療

一般不妊治療では、不妊検査等の情報を元に妊娠に向けての治療を実際に行っていきます。
自然妊娠できることを目標とし、通院して妊娠に向けて治療を進めます。

タイミング法(待機療法)
基礎体温をはじめ、血液検査やエコー検査などの情報を元に排卵日を予測して
「妊娠しやすいタイミング」の指示を受けて妊娠に望む方法です。
最も自然な妊娠に近く、一般不妊治療を始めたらまずはじめに行うことが多いようです。
場合によっては排卵誘発剤を使って排卵を促すことがあります。
半年ほど治療を行っても妊娠できない、女性の年齢が35歳以上の場合は
人工授精の治療へと進むことがあるとされています。

費用は数千円のことが多く、保険適用されます。

人工授精
タイミング法は精液が子宮入り口の手前まで入りますが
人工授精は子宮の内部まで精子を直接届ける方法なので、より妊娠の可能性が期待できます。
タイミング法と比べても精液を届ける方法が異なるくらいで、自然妊娠に近いとされています。

人工授精は保険適用がとされ、費用も1回1〜3万円となります。

高額な特定不妊治療


一般不妊治療を続けていたけれどなかなか妊娠できない場合や
妊娠しにくい状態の場合に行われる治療で、妊娠の可能性が高まりますが費用も高額になります。

体外受精
卵子を摘出しシャーレの中で精子と受精させて、
胚盤胞という受精から5〜6日ほどの段階まで成長させてから子宮へ戻し着床を促す方法です。

保険が適用されず、1回20〜60万円と費用も高額になります。

顕微授精
なるべく状態の良い精子を選び、顕微鏡で細い針を使って卵子に直接精子を注入し
受精させる方法で、不妊治療としてはじめにイメージする治療かもしれません。

体外受精と同様、保険が適用されず1回20〜60万円と費用が高額です。

不妊治療の助成金って?


不妊治療と一言で言っても、治療内容や費用が様々あることがわかりましたが、
不妊検査はさらに種類があり、
また内容や年齢等にもよりますが、不妊治療にはだいたい2年半ほどの期間が必要だそうです。

そこで心配になるのが「いったいいくらかかってしまうのだろうか?」ということ。

実は不妊治療には助成金がもらえる制度がありますが
この助成金を申請するには年齢制限があるのです。
不妊治療に悩んでいる方にはぜひ知ってもらいたい、助成金についてお話ししたいと思います。

こんにちは、1歳の息子を育児中のmatsuです。

初産は早く産まれるって聞いたことありませんか?
私もちょうど1年前に息子を出産したのですが、私よりも予定日が早かった初産のママ友も
予定日より1週間ほど早く出産したので、私もそうなるのでは?!とドキドキしていました。
予定日間近になりNSTの検査を初めて受けた時に
「いよいよカウントダウンなんだ!」と感じたのを覚えています。
少しでも出産時の何かに役立てればと思い、初産と予定日についてまとめてみました。

ついに NST!お腹の赤ちゃんはいつ産まれるのか?

妊娠後期の出産直前に行われることが多いノンストレステスト(胎児心拍モニタリング)、
通称NSTは陣痛前にお腹の張りがない状態で約40分ほど赤ちゃんの心拍の様子と胎動の変化を見て、赤ちゃんの状態を確認する検査です。

今まで、なんとなくお腹の赤ちゃんが寝ているかな?起きているかな?と思っていたけれど
実際にモニターで寝ているか起きているかがわかるので、
赤ちゃんもお腹の中で元気でいてくれていると感じる瞬間でもあります。
お腹の張りや陣痛が見られる場合もあり、先生に後日改めて再度検査をと言われると、
「いよいよ生まれてくるのかな?」とドキドキしてしまいます。

予定日に産まれるのは20人に1人?!

出産予定日は最後の月経日から計算し280日目(妊娠40週0日)に当たる日とされ
妊娠37週より前の出産を早産、37〜42週を正常な出産時期として正期産、42週以降を過期産と呼ばれています。
中でも予定日に産まれるのはわずか20人に1人の割合とか!
意外と予定日通りには生まれないようです。
特に初産は早く産まれるといわれているので不安に感じる人も多いはず。
早めに生まれるかもしれない…と思ってせめて予定日の1週間前には出産の準備を終わらせておくことで、
ドタバタせずに準備ができて忘れ物等も防ぐことができますよ。

NSTが始まったらいつでも入院できるように

検診の際にノンストレステストの検査を受けるということは、
もう少しで出産の可能性が高くなっているという証拠です。
同時に入院する日も近づいているということ。
入院バッグはいつまでに揃えようかな?と悩んでいる人はNSTが始まったタイミングですぐに入院できるように準備を済ませておきましょう。

妊婦がよく動くと早く産まれるって本当?!

出産が間近だと思うと日々そわそわしてしまうものですよね。
よく子宮口が開いて入院したけれど、なかなか開ききらなくて産院を歩き回ったというのを聞くことがありますが、医師から勧められる軽い運動は自然な陣痛促進になるようです。

出産予定日より出産が遅れてしまうことが不安だから予定日まで毎日軽いウォーキングをしていたという人もいますが、日頃から軽い運動をすることで赤ちゃんが下りてくるとされていてるので、出産予定日が近づいてくたら意識をしながら自分の体調に無理のない範囲で適度な運動をすることもオススメです。

いざ陣痛が始まると夜中だろうと朝方だろうと関係ないですし、長引く場合もあるので
いつお産が始まってもいいように、予定日が近くなったら
日々睡眠と食事をしっかりととるよう心がけてくださいね。

予定日を過ぎた場合はどうなるの?

予定日が過ぎても生まれない理由はそれぞれありますが、
子宮口が硬いことと運動不足による原因ということもあります。
特に子宮口が硬い場合は初産に多いとされ、運動不足などで体力が落ちていたりすることで陣痛が起きにくい場合もあるようです。

42週を過ぎてしまうと赤ちゃんが鎖骨骨折や呼吸障害を引き起こしてしまうリスクも考えられるので、場合によって帝王切開での出産の可能性も高くなります。

軽い運動で自然に陣痛促進

先生からウォーキングを指示される場合であれば、
妊婦ができる範囲の運動で経過を確認する状態なので
先生の指示に従いつつ、まずは考えすぎずにリラックスして過ごすことがいちばんです。
お腹の赤ちゃんと一緒にいることができる時間をぜひ満喫してください。

促進剤で人工的に陣痛

予定日を大きく過ぎた場合のほかに、破水したのに陣痛がこない時や、
子宮が開ききらない、陣痛が弱くて出産が長引く場合に
出産を促すために人工的に陣痛を起こさせる促進剤を使う場合があります。
促進剤は子宮収縮作用があり、子宮の収縮を発生させて陣痛を人工的に起こさせます。
投薬前には必ず先生からの説明があるので、しっかりと聞いて確認しましょう。

帝王切開での出産

予定日を過ぎると赤ちゃんがお腹の中で大きく成長して産道を通ることができない場合があり、
経膣分娩ではなく帝王切開による出産になることがあります。
また赤ちゃんの頭が見えているが子宮口が開聞きるのに時間がかかり
赤ちゃんの心拍が低下してしまった場合や、
赤ちゃんが胎便や羊水を飲み込んでしまう胎便吸引症候群の場合も同様です。

事前に帝王切開で出産をする予定の場合と、
分娩台に上がっていたけれど子宮口が開ききらなくて帝王切開になることもありますが、
どちらも促進剤の場合同様に先生から必ず説明があります。
急遽帝王切開になった場合お腹を切ることに抵抗がある人も多いと思いますが、
赤ちゃんも頑張っているので早くに苦しい状態から解放してあげれるといいですね。

実は私も帝王切開で息子を出産しています。
無痛分娩の予定だったのですが、分娩台に上がって10時間以上経っても子宮口が開ききらずに、促進剤を使っても進まなくて最後は頭がはまった状態で、胎便吸引症候群になりかけて心拍が弱くなってしまいやむなく緊急帝王切開となりました。

早い段階で、帝王切開にしてくださいと気持ちが切り替えられたらよかったのですが
正直帝王切開はすごく怖かったですし、ずっと震えが止まらなかったのですが、
それ以上に赤ちゃんにずっと苦しい思いをさせてしまったことが辛かったです。

帝王切開だけは避けたかったので、体重管理も気をつけて7〜8kgの増加で
おさえていたのですが小柄な女性は子宮口がなかなか開かないことがあると、
後から先生に教えられ。
出産って本当に最後までどうなるかわからないものなんだ…と実感しました。

いつお産が始まってもいいように


NSTの検査をするようになったらいつお産が始まっても良いように、
入院中についてや、お産が始まった場合のそれぞれの両親への連絡についてなどを
パパと再度話し合っておきましょう。
入院バッグも、万が一パパが持ってくることになっても良いように
置く場所を共有して置くとスムーズです。

初産は初めての事ばかりで大変だと思いますが、生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしながら
プレママとプレパパ二人で力を合わせて初出産を乗り切ってくださいね!

 

 

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