『魔の2歳児』イヤイヤ期の特徴と対処法
子育てで多くのママがぶち当たるイヤイヤ期!自我が芽生え、言葉も少しずつ上手になってきた2歳がピークと言われています。何を言ってもイヤイヤ、泣き叫んだり、癇癪を起したり、毎日のことにストレスがたまって子育てに思い悩むこともあると思います。
そんなママの気持ちが少しでも楽になる2歳児との上手な接し方、イヤイヤ期の対処法を紹介します。
まずイヤイヤ期の特徴を理解しよう
第一次反抗期とも言われるイヤイヤ期、自己主張するようになり自分の思い通りにならないとイヤっと言っていうことを聞かなかったり、癇癪を起したりします。
言葉がまだ未熟な為、欲求が思いどうりに伝わらなかったり、自分の気持ちを上手くコントロールができません。
また、なんでもやりたがる時期でもあるので、やりたいことが上手に出来なかったりすると激しく泣いたり怒ったりすることもあるでしょう。
しかしこのイヤイヤ期って実は子供にとってとても大事な時期なんです!
子供は泣いたり怒ったりすることで自分の感情のバランスをとっています。自分の希望が通らないことがあることや、相手に伝える術をだんだんと学んでいきます。
イヤイヤ期の対処法
◆注意を他に向ける
泣いて嫌がる子に何を言っても届きません。余計に激しくなることも‥。まずは気持ちを切り替えるきっかけを作ってあげることが大切です。
お店の中の場合は一度外にでて景色を変えてみたり、抱っこしてお散歩したり気分を変えることで少しずつ落ち着いてくることも。まずは状況を変えることです。
◆次の提案をする
「ご飯食べたらお外遊ぼう」や「お風呂からでたら絵本読もうか」など、次にやる楽しいことを提案すると目の前の状況から意識が移るので、気持ちが切り替えやすくなります。
毎日ぐずるタイミングが決まっているのであれば、次の予定を先に言い聞かせておくと心の準備ができてスムーズに移行できるかもしれません。
◆本人に決めさせる、できる範囲自分でやらせる
まだ2歳だから出来ないだろうと思って親がやっていたことが、実は出来たりすることってよくあります。できる範囲でいいので自分でやらせてあげたり、自分で決めることを与えてあげることで、満足感や認めてもらえたという喜びになります。
例えば、朝ごはん作りを手伝うのも子供にとってはとても楽しいことです。パンにハムとチーズをのせてトースターに入れるだけでも子供は、新しいことが出来た達成感になります。
なんでもかんでもダメダメでは子供もストレスが溜まってしまいます。想像力を伸ばしてのびのびとすることも大切です。
◆危険なこと、他人を傷つける行為はダメなことだとしっかり伝える
叩いたり物を投げたりする行為はイヤイヤ期にはよくあります。家族に対してする場合は、甘えがほとんどなので、気持ちを受け止めてあげてから「叩くのは痛いからやめようね」と伝えましょう。
お友達や家族以外にする場合は、まずは行動を制御し落ち着いてから嫌だった気持ちや怒った気持ちを認めつつ、叩くことはいけないことを伝えましょう。
おもちゃを取られて怒った場合などは「やーめーて」って言えばいいんだよと言葉で伝える方法を提案します。
1番大事なのはママのリフレッシュ!
どんなに上手な対応をしても毎日のこと、とにかく根気と体力が必要です。
ストレスが溜まって当然です。周りに協力してもらったり、パパと交代して1人の時間を作るなど、リラックスできる時間を作りましょう。
イヤイヤ期はずっと続くものではありません。こんな大変な時もあったなぁと笑える時が絶対に来ます。心に余裕を持って上手に乗り切りましょう。
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