子どもの習い事~かきかた、お習字編。
人気の習い事「かきかた、お習字」
大人になってからも字がキレイに書ける人は、それだけで知的に見えたり、仕事がしっかりできる人のように見えます。
子どものうちに、しっかり正しい鉛筆の持ち方で、キレイな字を書けるように指導してもらいたい。そんな思いから習わせるパパ、ママが多いようです。
何才から通わせる?
幼稚園、保育園児でも受け入れている教室はあります。
しかし、習字教室は文字を教える教室ではありません。
わたしが通っていた習字教室の先生も「幼稚園児の親からよく問い合わせが来るけど、文字も知らないような子には教えられない。平仮名が書けるようになってからじゃないとね」と話していました。
園児を受け入れている教室であっても習いに行くのは、平仮名を覚えて書けるようになってからがいいと思います。
小学1年生から受け入れている教室、通い始める子も多いと思います。
書道会がいろいろある。
書道の世界にはいろいろな会派があるようです。
書道教室の先生の多くはどこかの会派に属している方が多いと思います。
どこの会派にも属していない、という先生も最近はいるかもしれません。
教室の先生が所属している会派に、生徒も入る形になる場合が多いようです。
お習字の級や段はその会派の中だけのもの。
書道には多くの場合、級とか段とかありますが、
級も段も、その所属している会派の中でだけのものです。
例えば、引越しなどで通っていた習字教室を辞めることになり、
新しい土地で別の習字教室に通うことになったとき、会派が違う場合は、級や段の引継ぎはできず、一番最初の10級からまた順番に受けてください。と言われる場合が多いと思います。
転勤などでお引越しされる可能性のある方で、継続してお習字をやっていきたい場合は注意が必要です。大きな書道会の場合は本部があり、引っ越し先の最寄りの教室を紹介してくれることもあります。先生にぜひご相談されるとよいと思います。
公立小学校では3年生から習字授業スタート。
公立小学校では1、2年生は鉛筆(かきかた)の授業。
3年生から毛筆(習字)の授業がスタートします。
習字かばんは学校で販売がある場合が多いようです。
娘の小学校も2年生3学期にカタログチラシの配布があり、その中から好きなものを注文できました。
かばんとお道具一式セットで4000~5000円のものが主流のようでした。
娘は、かばんだけ単品購入をして、中身のお道具は、娘が通う習字教室の先生に選んでいただきました。
学校のセットではなく自分で気に入ったものを選びたい。と思われる方は、ぜひインターネットや街の書道専門店などチェックしてみてください。
お道具は100均でも売られていますが、筆だけは少しよいものを選択したほうがいいと思います。書きやすさだったり、線を1本引いただけでもきれいな線か否か違いが出てきます。
ぜひ継続してほしい習い事
1年習ったからもうやめさせます。前より字が上手になったしもう十分。・・・そんなママさんも稀にいますが、お習字はぜひ継続してほしい習い事の1つでもあります。
大人になってもキレイな字を書ける子は、小学校6年生まで通った子の中でもしっかりと先生のいうことを聞いて書けるようになった子だけです。
そして中学、高校まで通った子の多くは、特待や師範をとり、大人になってもキレイな字を書ける子が多いです。
高学年になるほど、塾や部活動などで忙しくなり、辞めてしまいがちな習い事ですが、いままでせっかく習って来たことを生かすためにも出来るだけ継続して通えるといいと思います。
字が上手になるだけでなく、継続することで、それが特技となり本人の自信にもつながります。そしてその分だけ確実に人生も豊かなものになるはずです。