【育児あるある☆】リビング学習のメリット・デメリット

リビング学習①

リビング学習①

すぐに教えられる、リビング学習はどうなの?

メリットとデメリットとポイントをご紹介します。


新入学を控え、ランドセルの次は学習机を購入しようと計画している家族も多いと思います。机を購入する前にリビング学習について考えてみてください。

小学生になると自分だけの時間を楽しみたい、など独立心が芽生え始めてきます。親としても、ある程度は自立してもらわないと逆に困りますよね。でも、いきなり全部子どもに任せっきりにしてしまうのも心配だというご家庭にお勧めなのがリビング学習です。


リビング学習のメリット4つの効果


1、誘惑に負けずに勉強出来る。

くまと塗り絵

低学年のうちは、色々なものに興味が取られてしまい集中出来ないことがあります。宿題やテキストなど必要なものだけをリビングに用意して、集中して取り組む学習の方が効果的です。

2、安心感で安定した学習が出来る

安心感

おうちの人が近くにいるために『勉強しなきゃ!』と言う気持ちを持ちながらも安心する環境での学習が良いとされています。

3、直ぐに親が対応でき、子どもの理解力が把握できる

学習 親が対応できる子どもが何をしているか把握しやすく、家族のコミュニケーションがとりやすいというメリットがあります。夕食の支度をしながらでも宿題をみてあげられるので、忙しい時間帯に何度も子ども部屋に呼び出されることがなく、その場でやりとりができて助かり、子どもも質問しやすい環境がやる気を継続させます。

4、集中力が身に付きます。

OpenClipart-Vectors / Pixabay

多少の雑音があっても気にせずに集中力を養う訓練ができます。これは、集団で勉強する時や試験会場の時に役立ちます。


では、デメリットは?


家族構成によってはデメリットにもなります。

文字 デメリット

兄弟・姉妹がいるケースでは、必ずしもリビング学習がお勧めというわけではありません。あまり年齢差がない場合はそんなに気にすることもないかも知れませんが、年齢差がある場合はよく考えてあげたほうがよいでしょう。例えば、小学生のお姉ちゃんが遊びから帰ってきて夕飯までの時間にリビングで宿題をやる、となった場合。なかなか宿題が終わらず夕食の時間に食い込んでしまう、なんてことは容易に想像できますよね。大人は、宿題が終わるまで夕食を我慢することはできますが、まだ小さい下の子どもはそうはいきません。お互いが不都合や不満を感じながら生活することになるくらいならば、いっそのこと子ども部屋に学習机を準備してあげてそれぞれの空間を大事にしてあげることを考えてあげてもいいかも知れません。また、ルールを作ることをオススメします。

※わが家では夕食の時間を『○○だよ!』と帰ってからつたえます。その時間までに終わらない場合、一度中断し夕食後は子ども部屋に折り畳みの机を用意していますので、そこで残りをやることにしています。


リビング学習で効果をあげる4つのポイント


1、出来なくても絶対に怒らない

おこる
komposita / Pixabay

鉛筆が止まっているとついつい口出しをしてしまいいがちですよね。子どもなりに考えてたり、小休止をとっているので、少し待ちましょう。わからなくなれば自分から質問をしてきます。もし質問がなく固まった状態であれば、『どうしたの?』とだけ声をかけてみましょう。頭ごなしに『なぜ出来ないの?』などマイナスを言ってしまうとそこでやる気もなくなり、リビング学習のメリットがなくなってしまいます。

2、きちんと質問に答える。

kateikyoushi_woman_girl

家事が忙しいとつい、『後でね。自分で辞書で調べたの?』などいってしまいますよね。これはリビング学習ではNG×

たとえ忙しくても、質問してきたら手を止めて対応してあげましょう。子どもと一緒に考えてあげることで、子どもへの信頼とやる気を与えることに繋がってきます。

3、子どもの正面に座ってはいけません。

横に座る

これは、大人もそうですが正面に座られると『なにか、言われる。怒られる』と言う心情になってきます。威圧感を感じさせることがあるので、子どもの真正面には座らないであげましょう。

4、学習中の配慮を心がける。

study_wakaranai_girl

ある程度の雑音や気配は集中力を高めるには良いのですが、だからといって、大音量にしたり、子どもの視野にテレビが見えたりするのはNG。もし、子どもからテレビが見えるならパーテーションで隠すなどの配慮が必要でしょう。

※わが家では一人一人にこれを使わせています。

どこでも自習室どこでも自習室と検索してみてください。3000円前後でありますよ!(わが家はベルメゾンで購入)

まとめ

慌てて家具を購入する前に、自分の家庭にはどんなスタイルを選択するのがベストなのか話し合ってみてはいかがでしょうか。そして、家族みんなで一人一人の子どもの背中を見守りながらサポートし学習を身に付けられるようになればよいですね。参考までに。

この記事を書いた人

TOPICS