子どもの習い事、大丈夫?

まだまだ成長過程の乳幼児の子どもたちにとって、習い事は遊びの延長線上のもの。

ただ、子どもにはそれぞれ個性があり。みんながみんな同じ習い事に適正があるワケではありません!

子どもの習い事に関する疑問や悩み事について、お話します。

「3歳までに」は1つの目安


画像出典:PhotoACより

CMや育児本などには「3歳までに脳が育つ」と言いますが、この言葉は正しくもあり、間違っています。

子どもの脳は、たしかに3歳にごろになると大人の脳の80%くらいの重さに成長します。
ただ、これは脳の基盤ができるということであり。学ぶための準備ができるということ。

たった3歳で脳の機能や働きが完成するというワケではありません!

だから、あまり「3歳までに」という言葉に振り回されないようにしてください。

習い事は週1でも大丈夫!

大人の基準で考えると「習い事はなるべくいっぱいしなければ!」と考えてしまがちですが、乳幼児は大人が思っている以上に疲れています。

子どもからすると、保育園などでの集団生活は体力を使うし。頭も使っています。

だから「休む」ということも大切です。
週1の習い事でも、そのお子さんにとっては結構な重労働になっているのかも?

しっかり休んで、親子でゆったりとした時間を過ごすことも、子どもの成長のために必要なことです。

習い事を期待しすぎは禁物!

「この習い事をさせているから、将来安泰だ!」と、ついつい考えてしまいがちですが、習い事の結果がでるのはかなり成長してからです。

それよりも親の「習い事を頑張らせなきゃ!」という苛立ちが子どもに悪影響を与えてしまうことがあります。

こうなってしまうと、子どもは頑張りすぎて無理をしてしまうことも……!

親の関係をちょうど良い状態で維持するためにも、あまり子どもの習い事に期待しすぎないようにしましょう。

子どもの行動を見ることで、習い事を続けられるかもわかります!

習い事をしている途中に、子どもたちは「壁」にぶち当たることがあります。
この時、子どもがどういう行動をするかで子どもの習い事が続くかどうかも決まっていきます。

例えば気がむいた時にでも、習い事に関係することを頑張ろうとするのであれば、その習い事を子どもが「やりたい!」と思っていることです。

逆に「難しいからやらない」と習い事に対して、完全に興味を失っている場合は、その習い事はやめさせてしまうのも1つの手かも……?

[参考]『乳幼児期の習いごと』|NHK すくすく子育て より

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