新型コロナウイルス感染症のせいで、私たちの生活は一変してしまいました。

そして、そのせいで子どもたちの繊細な心は人知れず傷ついています。

お子さんの行動について最近「え?」と思うようなこと、ありませんでしたか?

子どもが危険なことをするようになったら


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子どもたちの中にはストレスのあまり、自分から危険なことをしてしまう子どもも増えてきているようです。

例えば、道路に飛び出そうとしてみたり、火や包丁、ペットの餌を食べたがったり、と危ないことをしてしまう――など、これまででは考えられなかったような危険な行為をする子どもに、親としては正直ヒヤヒヤものですよね?

もちろん、危険がすぐに迫っている場合は「ダメ!」と大きな声で叱ることも大切です。

でも、危険なことをする素振りをするだけだった場合は「なんでそういうことをしようと思ったの?」と子どもが自分の気持ちを言いやすくなる”オープンマインド”な質問をしてあげるようにしてください。

子どもが危険なことを急にしたくなったのには、なにか理由があります。

そして、その理由を聞き出してあげて、その子どもの気持に寄り添ってあげること。
そうすることで子どもは「ママは僕の気持ちを理解してくれるんだ!」と安心して、危険なことも少しずつやらなくなっていきますよ。

乳幼児の中には再び母乳を欲しがる回数が増えるケースも

そろそろ離乳食かなと考えていたら、親のストレスを感じ取ってか子どもが母乳を欲しがる回数が増えるケースも報告されています。

これは単にお腹が空いたからではなく、赤ちゃんが「安心感」を求めているからです。

赤ちゃんにとっておっぱいは自分を安心させてくれる、いわば「安全基地」です。
その基地に触れるだけでも、赤ちゃんの心は安らかになります。

時間が経てばいずれ、赤ちゃんもおっぱいから必ず離れます。

だから今は「子どもが満足するのであればこたえよう」と考え、なるべく赤ちゃんを安心させてあげてくださいね。

コロナの影響を受ける子どもたち

日本だけでなく、国際社会全体に大きな影響を与えた、新型コロナウイルス。
そして、その影響を子どもたちもしっかりと受けてしまっています。

その子どもたちの不安を和らげてあげることは、やっぱり大人にしか出来ません。

大人も大変な時期ですが、自分のストレスケアもしつつ、子どものストレスにも少しずつで良いので向き合っていきましょうね。

[参考1]『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て

おっぱい離れもそろそろで、離乳食も食べるようになったお子さんに対して、離乳食だけでなく、足りない栄養を補うために「おやつ」も食べさせてあげる必要があります。

でも、いつ頃からおやつをあげれば良いのでしょうか?

離乳食が完了した頃からおやつを意識して!

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赤ちゃんに対して、おやつを食べさせるタイミングは離乳食の完了期(1歳ごろ)からと言われています。
もちろん、幼児期にちょっとしたものを食べさせられる、赤ちゃん向けのお菓子などは、外出中でご飯を食べさせてあげることが難しい――というときにオススメです。

しかし、離乳食完了前は、一時的なおやつにしましょう。

小さな子どもにとってのおやつは「足りないエネルギーの補給」です。

まだ離乳食に慣れておらず生活のリズムが整っていない0歳児の子どもにおやつを食べさせてあげることが日常になるのは、ちょっと早すぎるようです。

離乳食がそろそろ完了するかな、というとき。1回食、2回食だったものが3回食になって昼間の授乳回数が減ってきたら、おやつを始めてみると良いでしょう。

まずは基本の食事のリズムを作ることから

赤ちゃんにおやつを食べさせる前に、まず大事なことは「基本の食事のリズムを作る」ということです。

3回の食事の時間が決まっており、いつも決まった時間にちゃんと離乳食を食べる。
この食事のリズムを作ってあげることで、子どもは少しずつ時間の感覚を身に着け、親と同じような生活のリズムに慣れていきます。

食事を使って赤ちゃんの身体の中に生活のリズムを作ってあげること、これが赤ちゃんの健康を維持することにもつながります!

幼児にとっておやつは「第4の食事」です!

離乳食が完了した頃になると、赤ちゃんの身体はすくすくと今まで以上に大きく成長していきます。

幼児期の赤ちゃんは身体の割に、必要なエネルギー量が多く。食事をしても3時間ぐらいしか、そのエネルギーが保たないそうなんです!

だから、離乳食完了後の赤ちゃんにとって、おやつは「第4の食事」です。

そして、おやつが「第4の食事」という位置だからこそ、3食をしっかり食べるようになってから、おやつを食べさせてあげるようにしてくださいね。

[参考1]『おやつの悩み』|すくすく子育て

ママだって人間です。「この子は、まだまだ小さいから……」とわかっていても、生意気なことを言われてしまうと、つい「イラッ!」としてしまうことありますよね。

なるべくいつでも、子どもに対してはニコニコしていたいし。怒りたくもない、でも怒りたくなるときもある。
そんなときにママは、どうやって子どもと接すれば良いのでしょうか?

ムキになる前に、まず子どもの気持ちを尊重して!


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例えばそろそろお風呂に入らなきゃいけないのに「まだテレビ見る!」や「まだまだ遊ぶ!」と言い張るお子さんは少なくありません。

そんなときにはどうしても「そんなことは後にすれば良いでしょ!!」とパパやママはイラッとするし、腹を立てがち。

でも、そんなときにフーっと一息吐いてから、今の子どもの気持ちを尊重してあげましょう。

例えばテレビを見ているのなら「テレビのどこが気になるのかな? 面白いよね、でもお風呂に入ってから続きをみようか」とお子さんの気持ちを汲み取ってあげましょう。

注意をしたら泣き出した……どうすれば?

子どもと言い合いをしてしまって、子どもが泣き出してしまった。
そんなときは――残念ながら、何を言ってもダメです!

もう時間が経つのを待つしかありません。
ただし、ここで注意してほしいのが「泣く≠抗議」だということです。

子どもは嫌で泣くのではなく、自分の気持ちをわかって欲しくって泣きます!

とりあえず、言い合いをして子どもが泣いたら、泣くまで待ってあげることしか親にはできないようです。

注意のバリエーションを変えてみると効果的かも?

大人だってそうですが、いつも同じような怒られ方をすると次第に言うことを聞きたくなくなってしまいます。
そこであえて「これをやらなきゃダメでしょ!」という注意の仕方や怒り方だけでなく、いろんなパターンで子どもに注意をしてみませんか?

例えば「お風呂に入りなさい」という言葉を「どうしてお風呂に入りたくないの~?」「誰とだったらお風呂に入りたい?」など、言い換えるだけでも効果が期待できますよ!

ママだって人間だけど、フーっと一呼吸して怒りをしずめてね!

なかなか言うことを聞かない子どもに対して、いつでもどんなときもニコニコ「そうだよね~」と子どもの気持ちを尊重するなんてことは出来ないときもありませんよね!

余裕があるときは、子どもの気持ちを尊重してあげる。
でも、ついカッとなってしまって言い過ぎたら、その時は素直に「ごめんね」と抱きしめてあげればOKです。

子どもだってママの失敗をちゃんと受け止めてくれるから安心してくださいね。

[参考]『大人げない? 幼児との親子ゲンカ』|NHK すくすく子育て より

急に子どもの機嫌が悪くなって、言うことを聞かなくなることってありますよね?
親からすると「いい加減にして!」と思ってしまいますが、感情的になってしまうとケンカをすることになるし……。

子どもの機嫌が悪くなったときにどう接すればよいのでしょうか?

子どもの機嫌が悪いときには冷静になって気持ちを受け止めてあげる


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子どもの機嫌が悪くなってしまったときは、まずは親子ともに落ち着くつことを意識しましょう。

親からすると、ちょっとしたことでぐずりだした、機嫌が悪くなったと思うかもしれませんが、子どもからすると重大事項なのかもしれません!

「また機嫌が悪くなった」と腹をたてるのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添うようにしてあげましょう。

子どもの機嫌が悪くなって、泣き出したり、噛み付いたりしてきても冷静になって、子どものことを抱きしめてあげて、子どもの気持ちを受け止めてあげてくださいね。

機嫌が悪いときには、あえて雰囲気を変えてみるのも大事かも?

機嫌が悪くなってしまった子どもに対してできることには、どんなことがあるのでしょうか?

まずは親子の雰囲気を変えてあげることが重要だと言われています。

子どもの機嫌が悪いときに、寄り添ってあげることはなかなか難しいことですが、外を見せたり、二人でちょっと違うところへ足を運んだりして、二人のシチュエーションを変えて雰囲気を変えてあげると自然に子どもの機嫌も良くなるかも。

聞く耳を持たないときには何を言っても無駄かも……?

子どもの機嫌が悪くなってしまい、何を言っても言うことを聞かないときってありますよね。

でも、そんなときにやっぱり何を言っても無駄なんです!

子どもが冷静になるまでまって、そのときに「あのとき、なんであんな風に怒っちゃったの?」と話題に出して、次に子どもの機嫌が悪くならないようにしてあげてくださいね。

子どもの機嫌が悪いときにほど、感情的にならないように我慢しましょう

子どもの機嫌が悪いときに、ついイライラして感情的になってしまうことってありますよね。

ぐずるだけなら良いですが、攻撃的になってしまうこともある――だけど、そんなときにも感情的にならず、なるべく子どもの気持ちを受け止めてあげてくださいね。

なかなか難しいことかもしれませんが感情的になりそうなときは、あえて何も言わずに抱きしめてあげてくださいね。

[参考1]『大人げない? 幼児との親子ゲンカ』|NHK すくすく子育て より

[参考2]『外出先などで子どもがご機嫌になってくれるあやし方は?』|NHK すくすく子育て より

誰だって、自分の可愛い子どもとはケンカはしたくないですよね。
でも、ケンカしたくないのに結果的にケンカしまったときに親としては、どうすれば良いのでしょうか?

子どもとケンカをしたときにどうすれば良いのか。子どもとのケンカをするときの心構えをお話します。

ケンカするほど親子も仲が良い?


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「ケンカするほど仲が良い」と言いますが、これは親子間にも言えることです。
親子とは言っても互いに人間ですから、毎日顔を突き合わせていればケンカの一つや2つはするものです。

お互いに感情的になってぶつかったり、言い訳したり、言い返したりすることは、表面上は良くないことのように思えますが一種のスポーツみたいなものだと思ってくださいね。

子どもだからこそケンカの仕方にも気をつけて

ケンカをしているときに、ついつい「アナタなんて産まなければよかった!」「こんな子はいらない!」と、子どものすべてを否定してしまうようなことを言ってしまいたくなることもあるかもしれません。

しかし、そういった子どものすべてを否定する言葉は、後々の親子の関係に傷を残します。

ケンカをするときは「●●ちゃんのことは好きだけどこの行為はダメ!」と子どものすべてではなく、一部だけを否定するようにしましょう。

ケンカ以外の時間を充実させることも大切です!

毎日のようにケンカをしてしまうこともあるかもしれませんが、大切なことは「ケンカをしない時間をどう過ごすか」です。

ケンカをしているときには、なるべく自分の気持ちを優先するのではなく「ケンカをどう収めるか」ということを考え、ケンカが終わったらお互いに「さっきはケンカしてごめんね」と抱きしめてあげる。

そういったケンカ以外のコミュニケーションを充実させることで、自然と親子の仲は良い方向へと進んでいきます。

口喧嘩するほど親子の仲は良い証拠!

専門家によると口ゲンカが多い親子の方が、親子関係がある程度うまくいっているというデータがあるそうです。

親子でケンカしてしまうと「またケンカしてしまった……」と否定的に考えてしまうかもしれませんが、ケンカを”スポーツ”として捉えるぐらいに考えた方が気が楽になるかもしれません。

ケンカの中ですら、子どもは少しずつ成長していきます。
口に出す言葉には気をつけるべきですが、ある程度お互いに言うべきことを言う方が健全な親子関係を築きやすくなりますよ!

[参考]『大人げない? 幼児との親子ゲンカ』|NHK すくすく子育て より

言うことを聞かない小さな子どもに対して、どうすればいいのか悩んでしまうことありませんか?
ママの言うことを聞かないし、周りの目も気にせず騒ぐ我が子に対して「いい加減にして!」と内心怒鳴りたくなったことは一度や二度ではないはず。

なかなか言うことを聞いてくれない子どもへの対応をケースごとにお話したいと思います!

「これ買う!」とおもちゃやお菓子を買うのを諦めない


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スーパーで食材の買い物をしていると、子どもが「これ買う!」と勝手におもちゃやお菓子をかごの中に入れてしまうことってありますよね。

そして、なかなか言うことを聞いてくれない。親子で「買う!」「買わない!」のやり取りをしていることがありますが、このときに態度として「買わないよ!」とだけ言って、迫力をもって伝えてみてください。

ダメなものはダメだと、子ども自身に体感してもらうことで、少しずつママやパパの言うことを聞いてくれるようになります。

そして、このときに自分の感情を伝えることを恐れないでくださいね。

子どもがお風呂に入ってくれない!

「お風呂に入るよ!」と言っても、子どもが言うことを聞いてくれない。それどころか「お風呂キライ!」と断固お風呂に入ることを拒否する始末。

そんなときは、あえて「お風呂に入らなくっても良いよ」という和やかな雰囲気で子どもに接すると子どもの気持ちも落ち着いて、お風呂に入ろうとしてくれるかもしれません。

またママとしては嫌かもしれませんが「入りたくないなら入らなくっても良いよ!」と子どもがお風呂に入りたくなるまで待つ――という戦略も効果的だと専門家は言っています。

子どもの「買ってほしい!」「●●は嫌!」という自己主張と成長の現れ!

ついこの間まで、素直にママやパパの言うことを聞いてくれたのに、最近ではあれもこれも嫌と反抗するし、ママにはママの都合があるのに子どもに振り回されてイライラしてしまうことありますよね。

でも、ここで視点を変えて「反抗は自己主張しようとする子どもの成長の現れ」と考えてみるのはいかがでしょうか?

もちろん、すぐに気持ちを切り替えることは難しいかもしれませんが、視点を変えることで少しはママやパパの気持ちも落ち着きやすくなるかもしれませんよ!

[参考]『大人げない? 幼児との親子ゲンカ』|NHK すくすく子育て より

小さな子どもは、一年一年で、大きく成長し。友だちとの関係もその都度変わって行きます。
大人が考えるような「友だち」と子どもたちが思う「友だち」には、微妙にずれがあるみたい。

年齢ごとの友だちとの関わり方を1歳ずつご紹介します。

0歳 友だちよりもママやパパ、保育士さんとの関係が大事


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0歳の子どもは、友だちと遊ぶことはほとんどありません。
むしろ、それぞれバラバラに興味があることで遊びます。

0歳代は、ママやパパ、保育士さんなどの大人と信頼関係を築き。友だちを作る土台を作ります。

1歳 少しずつ友だちと関わるようになる

1歳もまだまだバラバラで遊ぶことが多いですが、少しずつ「友だちと遊ぶ」ということを意識仕出します。

面白そうなことは友だちのマネをしたり、友だちの姿を見て楽しんだり……。

ただ、この時期から友だちと場所やおもちゃを取り合うようになります。

2歳 友だち関係が見栄えてくる

まだまだ自分中心で遊ぶ年齢ですが、少しずつ他の子どもたちと喧嘩ややり取りをしながら、遊んだり、ルールを学んだりして行きます。

子どもたちはそれぞれの好きな遊びを通して、友だち関係が芽生えていきますが大人が考えるような友だち関係では、まだまだありません。

3歳 友だちの気持ちを考えるようになる

他者に興味を持ち始め、友だちの気持ちを少しずつ考えられるようになります。
大人が思うような友だち関係の一歩手前!

もう少しすると気の合う子どもや友だち関係が構築されて行きますよ。

年齢ごとに友だちとの関わり方は違います!無理に友だちを作ろうとしなくて大丈夫

大人が思うような「友だち関係」が生まれるのは、4歳半以降からと言われています。

だから全く友だちがいらないというわけではありませんが、まだまだ小さいうちは無理に友だちを作らせようとママやパパの方で躍起にならなくっても大丈夫ですよ!

[参考1]『はじめての友達』|すくすく子育て

これから幼稚園に初めて通園する子どもたちにとって、保育園や幼稚園は未知の世界です。
そして、ママたちが心配するのは「上手く友だちができるかな?」ということではないでしょうか?

今回はそんな「小さな子どもと友だち」にフォーカスを当ててお話したいと思います。

幼稚園に早く行かせた方がコミュニケーションが伸びる?


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親からすると1歳から保育園に行く子どもと、3歳から幼稚園に行く子どもだと「1歳から保育園に行く子ども」の方がコミュニケーション能力が高くなりそうな気がします。

しかし、実際のところ1歳から保育園に行かせた子ども、3歳から幼稚園に行かせた子どもの間で、社会性に大きな差がないことがデータで判明しています。

そもそも幼稚園が3歳からスタートする理由は、3歳ごろから子どもは「友だちと遊ぼう!」と友だちと遊ぶことを求め出すからです。

もちろん、1歳から友だちを作ることも大切ですが、0~2歳からの子どもたちが必ず友だち要なよりも、身近な親しい人間との関係性です。

0~2歳の子どもに必要なのは親しい人との関係性が重要!

0~2歳頃の子どもたちは、この時期に「どんなことがあっても自分を守ってくれる人がいる」という安心できる人が側にいるということを理解する必要があるからです。

この時期に子どもは好きなように遊んで、それを守ってくれる人がいる。何かあったときにも「大丈夫」と言ってくれる大人がいる、という「安心できる関係性」が自分の身近にあることを理解し。

「世の中は安全・安心なんだ。僕は守られているんだ」という感覚をしっかり身につけることができれば、自分に自信を持って友だちや大人と関わることができるようになります。

つまり、0~2歳の間は「他者と関わるための準備をしている段階」で、必要以上に友だちを作らせようと躍起になる必要はない、ということ。

むしろパパやママなどの身近な大人が子どもに安心感を与えてあげることの方が大切であり「友だちと関わらせなきゃ!」と気にしすぎる必要はありません。

パパやママとの信頼できる人との関係が友だち作りの土台に!

生まれたばかりの子どもに、いきなり友だちを作ることができる能力が備わっているわけではありません。

「友だちを作る」ということは、本能ではなく。後天的に身につく”スキル”と言っても良いのかもしれません。
だから0~2歳ぐらいの間は、無理に友だちを作らせるのではなく。友だち作りの土台を構築するためにも、まず身近な人との信頼関係をしっかり築くことから始めましょう。

そうすることで、子どもたちは自然に友だちを作る能力を身に着けていきますよ!

[参考1]『はじめての友達』|すくすく子育て

小さな子どもは、大人と違ってすぐに友だちになります。
「でも、うちのこ引っ込み思案だから心配で……」というママは多いはず。

今回は初めて幼稚園や保育園に行くときに、うまく友だちができるかどうか今回はそんな子どもと友だちの関係に関して、お話します。

子どもに友だちができるか心配……


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引っ込み思案の子どもだと、うまく友だちができるかママとしては不安に思ってしまうことがありますよね。

いきなり友だちは出来ないし。意外に思われるかもしれませんが幼稚園で子ども同士がすぐに仲良くなることって、実は珍しいことなのです。

なぜなら子どもたちは一人ひとりが幼稚園での生活に慣れることにいっぱいいっぱいだから。

だから幼稚園や保育園に行ってすぐ友だちが出来なかったとしても、あまり心配しないでくださいね。

また少しずつ時間が経てば、子どももママのいない生活に慣れて来て、自然と友だちもできるようになりますよ!

子どもの性格によって友だちの出来やすさも違います!

子どもは一人ひとり個性があるし、子どもの個性は千差万別!
ママが不安に思っていても、本人は意外とケロッとしているのかも。

小さな子どもの場合、他の子どもが遊んでいるのを見ているだけでも「自分も友だちと一緒に遊んでいる」と感じることがあり、楽しそうに友だちと遊んでいなかったとしても、必要以上に不安になる必要はありませんよ。

また子どもの中には人見知りする子もいます。無理に「友だちと遊びなさい!」と行ってしまうと、子どもにとってプレッシャーになってしまうし。子どもの性格がすぐに変わることはありません。

ママとしてはモヤモヤするかもしれませんが、その子なりの成長を待っていてあげてくださいね。
(もちろん、時には助け舟を出してあげることも必要かもしれませんが)

時間が経てば自然と友だちと仲良くできているかもしれませんよ?

大人ですら、新しい職場やコミュニティにいきなり、ぽんと放り出されて友だちを作るのはかんたんなことではありません。

ましてや、大人以上に人生経験が少ない子どもたちが「同じ幼稚園、保育園にいるから」というだけで友だちになるのは、難しいことでしょう。

でも、そんな子どもたちも1日が経ち、1週間、1ヶ月がすぎると自然と友だちが出来ているもの。

親としては何かと心配かもしれませんが「この子はきっと大丈夫」と友だちと仲良くできると信じて、今はやきもきしながらもやさしく見守ってあげてくださいね。

[参考1]『はじめての友達』|すくすく子育てS

新型コロナウイルスのせいで、私たちの生活は一変しました。

そして、子どもたちの生活だけでなく、子どもたちの心も変化しています。

これからの子どもたちの健やかな成長のためにも、子どもたちの心を守るために、パパとママは子どもにどう接すれば良いのでしょうか?

子どもたちの環境は変化しているけれど、唯一変わらないのは「親」という環境


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世界は一変し、子どもたちは台風や災害でもないのに外に出ることが出来ません。

大人は「コロナウイルスのせいで外に出ることが出来ない」と頭で理解出来ます。

しかし、子どもたちは新型コロナウイルスの怖さや外に出ることが出来ないことを漠然としか理解出来ていません。 特に乳幼児の場合は「どうして、外に出られないの?」と不思議に思っているし、ストレスも溜まっているかもしれません。

子どもたちは「コロナ禍」という環境に振り回され、ストレスを感じています。

しかし、このコロナ渦の状況であっても、変わらないものが唯一あります。
それが「パパとママがいる」という環境です。

子どもたちはパパとママがいることを喜んでいるのかも?

「パパとママが家にいる」という環境は、子どもたちの精神の衛生には不可欠なことです。

なかなか外に出られなかったとしても、小さい子どもたちにとっては「近所を散歩する」というだけでも十分外出した気分になります。

だから、パパとママが子どもたちと少し近所を歩く、公園に足を運んでみる、これだけでも子どもたちにとっては嬉しい出来事なのかもしれません。

また最新の研究では、子どもが新型コロナウイルスに感染したとしても発症しないか、軽症であることが多いとされています。

「手洗い」「うがい」などの基本的なコロナ予防をしていれば、子どもたちの命を十分守ることができるでしょう。

親の影響をダイレクトに受ける子どもたち、親はなるべく元気な姿を見せてあげて!

外出できない状態での子どもたちの心の動きは、親の心理状態に大きな影響を受けやすいことが研究論文で発表されています。

子どもの不安やうつの気分は、親の気分やうつを反映していることが多く。親が楽しくふるまっていると小さい子どもはそれほどストレスを感じていないとされています。

この状況化でパパもママも不安かもしれませんが、頑張って子どもたちの前だけでも明るく振るまうことで、子どもたちの心を守ってあげてくださいね。

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(3)「子どもを守らなくては」と心配するパパ・ママへ』|NHK すくすく子育て より