疲れが貯まる季節に変わり目に。体を温める鍋レシピのコツ

猛暑、大雨、毎日使うエアコンの風。過酷な夏を過ごして秋を向かえるころ、体は気温や湿度に適応するためにすっかり疲れてしまっています。

こんなときはあったかい鍋料理で体を温めていきましょう。
お鍋が温まるのはよく知られているところですが、今回は特に効率的のいい食材の選び方のコツを紹介します。

普段とちょっと違った味わいになるので、マンネリ化しがちなお鍋を変化させることが出来ますよ。

体を温める食品はこれ!選ぶときのポイント3つ紹介

冷えの改善は漢方や食養生の視点で考えてみましょう。
古来から、体を温める陽の食べ物と体をひやすい陰の食べ物があるとされていました。

詳細はとてもむずかしいので省きますが、いくつかポイントを押さえておくと、体を温めやすい食材が簡単に探せます。
では、具体的に見ていきましょう。

発酵食品

味噌、酒粕、甘酒などの発酵食品は血液をサラサラにする効果が期待できます。

結構が改善すると、エネルギーの細胞への伝達が上手く行くようになり代謝がアップして体温が上がるからです。

酒粕や味噌をお鍋に加えるときは、酵素を減らさないために火を通しすぎないのがコツ。生きた酵素が腸に届くことで、腸内細菌のバランスがよくなります。
すると、食べ物を消化吸収する働きが活発になり、これも体温上昇に繋がります。

根菜

土の下で育つ野菜も体を温めます。

大根、蓮根、玉ねぎ、人参などですね。こうした野菜には、ビタミンEや鉄分などのミネラルが多く含まれています。
これらの栄養素は、タンパク質を作る手伝いをしてくれます。筋肉を増やし、代謝を活発にしてくれる食べ物なのです。

寒い地域で食べられている肉や魚

鮭、タラ、羊のように、寒地域で取れるものやよく食べられているものも、体を温めると言われます。

寒い地域で生きていく動物も、自分が生きていくために体温の維持をしています。
筋肉質になっているので、良質なタンパク質を含み、根菜同様筋肉量を増やす効果があります。

体を温める食材を使って作る鍋料理

発酵食品、根菜類、寒いところの肉魚を使って、アレンジ鍋を作りましょう。

お子さんでも食べやすい味付けえ、栄養をしっかり採ることができますよ。

鮭の甘酒味噌鍋

材料
鮭切り身 3切れ
もやし ひと袋
ニラ ひと束
玉ねぎ 半分
昆布だし 300cc(顆粒出汁でもよい)
味噌、甘酒 各大さじ1

作り方
1、鮭は一口大、ニラは5センチ幅、玉ねぎは半月切りにする
2、昆布出汁で野菜を煮込み、火が通ったら鮭を入れて煮崩れしない程度に煮込む
3、味噌と甘酒で味を整える

根菜と肉団子のカレーポトフ

材料
大根、蓮根、人参などお好みの根菜をどっさり
肉団子 200グラム(市販のもので手軽に)
にんにく、生姜 チューブで2センチ程度
カレー粉 適量
コンソメ顆粒 大さじ1

作り方
1、大きな鍋に水500cc、コンソメを入れて、乱切りにした根菜を煮込む
2、野菜に火が通ってきたら、肉団子を加える
3、にんにく、生姜を加え、カレー粉で味を整える

栄養をしっかり取って疲れを撃退しよう

体を温める食品を選ぶことで、自然と栄養バランスも整っていきます。

疲れると免疫力が下がって、体調が崩れて大きな病気につながることも。
温かい料理で汗をかき、ビタミン、ミネラル、タンパク質で肉体改善していきましょう。

もちろん、成長期のお子さんにもおすすめです。

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