親子の時間研究所

貸し借りが出来ない!?入園して初めてのトラブルは大きく成長できるチャンス

こんにちは。この春、4年保育の幼稚園に通い始めた2歳の娘がいる1児の母です。
少ない子育て経験ではありますが、少しでも参考にしていただけるところがありましたら幸いです。

入園して約2か月、だんだんと幼稚園に慣れてきたようで安心していたのですが、先日、入園して初のトラブルがありました。今回は、そのエピソードです。

遅れてきたイヤイヤ期?

娘は現在2歳9か月、夏には3歳になります。わりと早い時期から言葉が出ていた子で、1歳半前から2語文も話すようになりました。周りに自分の要求が伝わりやすかったのもあってか、駄々をこねたり何でも嫌がるということもなく「2歳前後からイヤイヤ期が始まる」と聞いていましたが、娘にはあまり当てはまりませんでした。

もちろん、全く嫌がらないというわけではなく「イヤ!」という時は娘にもありますが、“○○だからイヤなの。だから△△したい”と理由を言うので、意思疎通はわりとスムーズに出来ていたと思います。

つい最近まで人見知りをする子だったので、幼稚園でお友達が出来るかなという心配は少しありましたが、まさかイヤイヤで心配することになるとは思っていませんでした。

先日お迎えに行った際、先生から「ちょっといいですか?」と何やら深刻そうに話を切り出されました。
娘が、最近何かとイヤイヤしていて心穏やかではないというのです。

お友達が近くに来ると両手を伸ばして拒否、おもちゃの貸し借りも嫌がり、なかなかお友達に貸すことが出来ず貸してもらう事も苦戦しているとの事でした。
娘は1歳8か月でオムツが外れているので、幼稚園では先生がトイレの付き添いをしてくれているのですが、ここ最近声をかけても「行かない」の一点張りだったようです。

家庭で娘と話し合いをしてみる事にしました。
理由はなんだろう?娘にそれとなく切り出してみましたが、何やらハッキリしません。

それどころか、何か1つやっては泣き、また何か1つやっては泣き…すぐにシクシク泣きだし、ふとした瞬間に急に怒り出すという情緒不安定な状態になったのです。それが2,3日続きました。

娘にもイヤイヤ期がきたのか?今までとは違う娘の様子に困惑しました。
気分を変えるために散歩に連れ出して公園遊びをしたり、一緒に歌ったり踊ったり、色々とやってみましたが、効果はその一時だけですぐにまた情緒不安定…の繰り返しでした。

出来ない、ではなく、知らなかった

情緒不安定だったのは週末で幼稚園がない時だったので、1日中娘のイヤイヤに付き合いました。娘と一緒に過ごしていると、少しずつ見えてきた事がありました。

娘は今現在1人っ子、親戚内の子どもたちは男の子ばかりで女の子は娘1人だけ、最年少なのもありとても可愛がってもらっています。

何も言わなくても、親戚のお兄ちゃん達はおもちゃをどんどん貸してくれて遊んでくれるので、娘が自分から「貸して」とお願いする機会も「どうぞ」と貸してあげるタイミングもほぼありませんでした。

娘は、いくつかあるものを分けるのは出来るのです。“はんぶんこ”も大好きです。
2つ以上あるものは、相手に貸しても自分の手元にも同じ物があるので何の抵抗もないのでしょう。とっても小さなビスケット1枚でも半分に割って分けてくれる事もあります。

順番を守って遊ぶ事も知っています。某教育テレビのおかげで、赤ちゃん時代から“じゅんばんばん”とおまじないのように言って順番待ちをしながら遊んでいます。

しかし、娘は“1つしかない物を貸し借りする”という経験がほぼなかったのです。

家では自分専用のおもちゃで遊べて、親戚のお兄ちゃん達と会うと自分がアクションを起こさなくてもおもちゃで遊べる。
キッズスペースに行った事は何度もありますが、たくさんおもちゃがあるので1つのおもちゃを取り合ったり、貸し借りの経験はありませんでした。

娘は、貸し借りを「出来ない」のではなく、そもそもやり方を「知らなかった」のです。

こんなに大切な事を、親として今まで気付けなかった事をとても反省しました。

本当は、お友達と仲良く遊びたい!でも、貸し借りの仕方がわからず、先生やお友達に上手く気持ちを伝えられない…娘はイヤイヤしていたのではなく、必死に悩んでいたのです。

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少しずつ、少しずつ

週明けの登園日から、毎日少しずつ目標を決めてチャレンジしてみる事にしました。

チャレンジ初日は、お友達に「貸して」と伝えてみる事を目標にして見送りました。

「はじめから上手に出来なくても良いから、まずはお友達に伝える練習をしてみようね」と言って送り出しましたが、娘が保育中ずっと心配で仕方ありませんでした。

帰りには先生から「貸して~とキチンと言えていましたよ!」と嬉しい報告が聞けました。先生もとても喜んでくれて、娘も誇らしげでした。家に帰ってきてからも「キチンと言えたよ」と何度も嬉しそうに話していて、早速チャレンジの効果を実感しました。

次の日は、娘の方から「遊ぼうって言ってみる」と自ら目標を決めて教えてくれました。

最初は恐る恐る近づいてみたり離れたり…なかなかお友達を誘えなかったようなのですが、その後はじめてクラスのお友達数人と手を繋いで楽しくお散歩したそうで、先生もとても驚いていました。

それと同時に、トイレもまた普通に行くようになったようです。先生から声掛けしてもらう前に自分から「トイレに行きたい」と先生に伝えられるようになったと聞き一安心です。

あの情緒不安定だった週末が嘘のように、今はまた笑顔いっぱいの毎日を過ごしています。
最近「どうぞ」も無事に習得出来たようで、絵本やブロックなど色んなお友達に「どうぞ」と渡しているそうです。

「幼稚園楽しかったよ~!」から、お友達と遊んだ話や仲良く貸し借りしあえた事など、より詳しく話してくれるようになりました。
毎日お話の内容が充実していくのが親としてとても嬉しく感じています。

帰り道、お友達と「また明日ね」とハイタッチして帰る姿も見られ、とても微笑ましいです。

母親になって2年9か月、まだまだ経験不足だと実感しました。
これからも色々とあるでしょう。いや、これからの方がもっと悩む事がたくさんあると思います。でも、そのたびに娘と向き合いながら1つ1つクリアしていきたいと思っています。

失敗してもいい、間違ってもいい、でもチャレンジしてみよう!これからも、娘の背中を押してあげられる存在でありたいです。

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