「ほぼ交通費」だけで楽しめる!消防博物館へ行ってきました

こんにちは。ただいま消防車にお熱な息子いっくんと共に、特殊車両に詳しくなりつつあるMASHIROです。
皆さん「消防博物館」ってご存じですか?こちらは東京消防庁が管轄している入館料無料の博物館です。大切なことなのでもう一度!「無料」なのです。
なかなか行く機会が無かったのですが、この度いっくんが消防車大好き少年の称号を得ましたので今回は「消防博物館」体験レポートをお送りしたいと思います!

はたらく自動車好きキッズにおすすめの穴場施設

博物館の場所は東京メトロ丸ノ内線、四谷三丁目駅直結です。雨の日でも濡れずに移動できるのが良いですね。
エントランスを入るとお出迎えしてくれるのが昭和57年まで現役だったという消防ヘリコプターです。全然ヘリにくわしくなくても、その迫力におぉ〜っとなります。と、母が感動しているさなか、いっくんはベビーカーですやすや。起きてよーっ(泣)と、思いつつ焦っても仕方ありません。ひとまず10階の展望休憩室でひとやすみすることに。こちらは飲食物持ち込み自由なので、持ってきたお弁当を広げて楽しむ家族でにぎわっていました。授乳室やオムツ替えスペースもありますよ。

各階の展示ラインナップ

展示のメインとなるのは3Fから5Fと地下1Fです。6Fは企画展示と映像室、7Fは図書室になっています。
各階ごとに見どころをご紹介しましょう。

3F「現代の消防」ゾーン

キッズたちに一番人気なのがこちらのゾーン。消防服を着てポンプ車の模型に乗ったり、消防ヘリコプター「ちどり」の操縦席にさわれたりします。消防車の模型に乗って消火活動を体験できるゲームもあり、このエリアだけはパパママの「じゅんばんばんだよ!」が響き渡っておりました(笑)。いっくんはじゅんばんばん!に耐えられず体験ブースへ突進…もう少し大きくなってからリベンジしようと思います…。ほかには消防のしくみが学べるジオラマを使ったショーステージなどがありました。
ちなみに、いっくんがとても食いついたのが消防車の模型展示。はしご車が動くしかけもあって、ずーっと眺めては「カンカン!」を連呼していました。

ポンプ車は人気の撮影スポット

いっくんは消防車も救急車もパトカーも電車も全部「カンカン」と呼びます 笑

4F「消防の変遷」ゾーン

明治から昭和初期の消防の歴史が学べるゾーンです。明治時代の消防車など貴重な資料がたくさんあり、とっても勉強になるし大人も楽しめる展示でした。

むかしの消化活動を再現したジオラマがたくさんあります。いっくん釘付け!

5F「江戸の火消」ゾーン/屋外ヘリコプター

江戸時代の消火活動をジオラマで紹介していて、浄瑠璃で聴くことができます。武家・町方の火消し装束や道具の展示もありますよ。消防に歴史あり…と感じさせてくれるゾーンです。
ここには屋外に展示されている消防ヘリコプターがあり、実際に操縦席に座ることができます。(私たちが行った時は台風の接近で残念ながら閉鎖中でした。)

地下1F「消防自動車の変遷」ゾーン

このフロアには大正時代から平成にかけて活躍した消防車の実物8台が展示されています。
さらに月1回「消防自動車乗車撮影会」がひらかれ、消防車や救急車に乗って記念撮影することができます。博物館のスタッフさんがデジタルカメラで撮影した写真をポストカードにして無料でプレゼントしてくれますよ!ちなみに撮影対象の車両は毎月変わるので、ホームページでイベント情報をチェックしてみてくださいね。撮影会は人気なので、開始時間前に行って列に並んでおくのがベストです。

ちょっとレトロなデザインがかっこいい昭和のはしご車

この日はちょうど撮影会の日 トヨタ救急自動車に乗ってパチリ!

さいごに

行ってきた感想は、これで本当に入館料無料なの!?というくらい見ごたえ充分な施設でした。消防の歴史は資料展示が多くて大人でも興味深かったですし、子どもは体験型のコーナーに大はしゃぎ。夏休み明け最初の日曜日だったのもあり、さほど混雑もなくて心地よく過ごすことができました。
そして丸ノ内線ホームに直結している出入り口からさぁ帰ろうか、というその目前に小さなミュージアムショップがあります。いっくんも眼光鋭くショーケースに並んだトミカをロックオン。一歩も引かずに、つい今しがた乗った救急車を見て「こりぇ!こりぇ!」と大騒ぎです。せっかく来たし、たまにならいいか…と、ついつい財布のひもが緩む母。「ほぼ交通費」だけで楽しめるとはこういうオチなのでした(笑)。ぜひまたリピートしたいと思います。

消防博物館

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html

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