親子で一緒に歌っちゃおう!「おんがくれっしゃ しゅっぱつしんこう」

なかなか眠くならない時のお助けアイテム!

さぁ、寝る時間!となっても、なかなか寝ない我が家の三兄妹。4年生の長男はまだ動画を観ていたい!1年生の次男はアニメ、年中の娘は歌いながら縄跳びをしたりアクティブ・・・。年の差があると上の子の寝る時間に引っ張られて、小さい子達も寝るのが遅くなりがちなのが悩みです。

絵本を読んでいても、挿絵からストーリー以外のお話を考えだしたり、お話から思い出した出来事を話し出したり。3人ともそれぞれ思うことが違って、バラバラに話し出しててんやわんやに。

それはそれでとても楽しい時間なのですが、明日も学校や幼稚園があるし、早く寝させないと!と焦る私。「早く寝なさい!」なんて言わずに楽しい気持ちのまま眠りについてほしいけど、上手くいく日は少なく・・・。

あれやこれや試してみた中で、我が家にぴったりだったのがいろんな歌が出てくるおそらの絵本「おんがくれっしゃしゅぱつしんこう」のディスクです。娘は歌う事が大好きでいつも口ずさんでいるのですが、それは寝る前まで続きます。それを逆手にとって、ママと一緒に歌おう~と誘ってみると喜んで寝室に向かってくれました。娘が向かうと、お兄ちゃんたちも!作戦大成功です。

いろんな子が登場して盛り上がる!親子のコミュニケーションに!

このお話の中にはいろんな子が登場しますが、みんなちょっぴり悩み事があります。そんな子ども達に笑顔になれるヒントを歌で届けてくれるおんがくれっしゃ。シュッシュッシュッシュとやってきます。

「一緒にあそぼ」がなかなか言えない恥ずかしがりの子には、「大きな栗のきの下で」を届けます。歌詞の中の「なかよくあそびましょ♪」を勇気を出して言えたらいいねと背中を押します。「おもちゃどーぞ」が言えない泣きべそちゃんには「おもちゃのマーチ」で、次から言えるよ!と励まします。

怖くてトイレに一人で行けない子には「おにのパンツ」を。にこにこのおにさんと一緒に歌を歌っちゃえばもうトイレなんか怖くない!何が嫌だかわかないけどいやいやしちゃう子には「そっか いやだよね そうだよね」と寄り添います。タラッタラッタラッタと「うさぎのダンス」を歌って踊ったらいやだいやだも飛んでっちゃう。

そんな色んな子ども達が一緒に仲良く歌うのは「くつがなる」。おててつないで仲良しこよし。

最後におねむの子のところへおんがくれっしゃは向かいます。「ゆりかごのうた」をやさしい音で。伴奏もコーラス音のようで、ゆったり落ちつきます。最後のシュシュシュシュ・・・おんがくれっしゃの帰っていく効果音が眠りを誘います。

お話の中に出てくる歌は有名な童謡ばかりなので、ママも子どもも一緒に歌えますよ。ついさっきまで一緒に歌を歌って盛り上がっていた娘も最後の曲になったとたん瞼が重くなるようで、静かになっていきました。おんがくれっしゃが帰るころには、ゆっくりゆっくり夢の中へ。

我が家の三兄妹、怖がりやの長男も、一年生になったばかりでドキドキの次男も、甘えんぼで泣き虫末娘も、みんな揃っておやすみなさい。

きっと楽しい気持ちで眠っているだろう子ども達の寝顔にほっこり。私もつられてうとうとしてしまいます。

今日の終わりに明日へのウキウキを♪

絵本で読む昔話や童話とは一味違う、一日の終わりに親子でコミュニケーションをとるためにあるようなお話ディスク。いろんな子が登場する中で、今日あった嬉しい事や楽しかった事、明日幼稚園に行ったらお友達に言えなかったごめんねを言おうとか、今日できなかったけど明日は頑張れるかもとか。子ども達なりに感じるところがあるようで、普段なら話しそびれていたような気付きをお話してくれるきっかけになったりもしました。子どもの世界も大人と同じように毎日いろいろあるみたい。明日も楽しい一日になるといいね、と寝ている子ども達の頭をなでたくなる瞬間です。

みなさんのところにも、おんがくれっしゃの素敵な歌が届きますように。

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