遊んで楽しく日本地図、世界地図を覚えよう。
小学4年生までには覚えておきたい日本地図。
小学4年生になると学校で地図帳の配布があります。
小学5年生になれば都道府県名、県庁所在地、地図上の位置などを覚えなくてはなりません。
「勉強」「覚えなくてはならない」という形になると、ハードルが高く感じ、子ども自身も負担に感じるようになっていきます。
今回は子どもが楽しく遊びながら取り組める日本地図、世界地図の覚え方をご紹介します。
3歳ごろからおススメ、日本地図パズル。
スマホのアプリなどでも日本地図が覚えられるクイズ形式のものなどが多数ありますが、幼児の場合は必ず親が付き添い一緒に遊ぶことが大切です。
おススメなのは、パズル式の日本地図です。各メーカーからいろいろな日本地図パズルが販売されています。
幼児はもちろんですが、小学校のお子さんにも「覚えなさい」と与えるだけでなく、親や兄弟など誰かと一緒に覚えたほうが効果的です。
ぜひ親子で一緒に取り組んでほしいと思います。
Gakkenの日本地図パズル
我が家は最初に、Gakkenの日本地図パズルを購入しました。
パズルの表には都道府県名、裏には県庁所在地名が書かれています。
この地図のよいところは、特産物や世界遺産などの情報が分かりやすく記載されている点です。イラストで描かれているので小さな子でも興味を持ち、覚えやすくなっています。
都道府県名、県庁所在地名と合わせて「静岡県は お茶、ピアノ、富士山」などと関連付けて一緒に覚えることができます。
1000円以下で購入できるのでお財布にも大変優しいです。
ただ、厚紙で出来ているので繰り返し使用するうちに、ピースの表面の紙が剥がれてきたり、細長い石川県などが折れて切れそうになるので、その都度補修が必要になりました。
くもんの日本地図パズル。
次に我が家が購入したのは「くもん 日本地図パズル」。
こちらはプラスチック製なので耐久性も抜群です。
ピースは立体で厚みがあるので、小さな子でも持ちやすい作りになっています。
パズル台は折り畳み式、折りたたむと中にピースを収納することができるので、お片づけも楽です。
色分けされた基本ピース47個のほかに、発展ピースも47個ついています。発展ピースは全部同じ色(白)です。
基本ピースである程度遊んで日本地図を覚えたら、発展ピースで遊んでみましょう。
他にも目隠しシールも入っているので、慣れてきたら発展ピースに書かれている都道府県名の上に目隠しシールを張って、ピースの形だけで都道府県名を当てるクイズなども楽しめます。
くもんの世界地図パズル。
くもん から、世界地図パズルも販売されています。
どういう国があるのか、どこにあるのか、など知っておくだけで子どもの世界は広がります。
うちの娘は2歳後半で日本地図を全部覚えたので、この世界地図パズルも購入してみました。
日本地図よりもピースが小さくて数も多いのですが
繰り返し遊ぶことで自然に覚えていきました。
そして3歳になる前に、くもんの世界地図パズルにある国はだいたい覚えました。
自由帳に「これはニジェール(ニジェール共和国)だよ」と国の形を描いて見せたりするようになりました。
これは決して娘が特別できるわけではありません。どんな子も興味を持てば遊びながらすぐに覚えることだと思います。(興味がない、嫌がるようなら無理にさせないようにしましょう。)
ポイントは「親が必ず一緒に遊ぶ」ことです。
幼児期は親との関わりが大変重要です。おもちゃ、教材も買い与えるだけでなく、親が一緒に関わること、声掛けしたり遊んだりすることで、子どもはどんどん伸びていきます。
仕事している。忙しい。そんなにいつも丁寧に子どもの相手なんてできない。とあきらめてしまわずに
寝る前の少しの時間でもいいので、子どもと向き合い過ごす時間を作ってみてはどうでしょうか。
幼児のうちから遊びながら、関心、興味を少しずつ広げてあげることができたらよいと思います。