名作クイズで遊ぼう
はじめに
緊急事態宣言と解除、東京アラート発令と解除という、非常に慌ただしい日々が落ち着いたと思ったら、感染者増加のニュースは今年後半まで続き、ストレスフルな毎日ですね。
おうちのなかで子どもと過ごす時間をもて余してしまっている方も多いのではないでしょうか。今回は、親子で楽しむことのできる、名作クイズ遊びを幾つかご紹介いたします。
初級編
まずは、初級者向けのクイズです。子どもの本棚には、「桃太郎」「白雪姫」「十五少年漂流記」などたくさんの昔話や名作の絵本があるのではないでしょうか。それらを使って、「白雪姫が食べた果物は何か」「桃太郎が持っていたおやつは何か」などのクイズを出し合うと、絵本の内容を楽しく覚えることができるものです。このような問題は、小学校受験でも出されることがあるため、お受験を考えているママにもおすすめです。
中級編
次は、少し上級者向けのクイズ遊びです。「日本昔話で、秋の果物が出てくる話はどれか」 「卵から生まれる生き物が出てくる話はどれか」など、本の内容と併せて植物や動物の知識を問うクイズです。これも、初級編と同様に小学校受験に役立つかもしれないばかりか、物語の背景に思いを馳せることで、情操にも良いです。
上級編
次は、小学校低学年の子どもとママのためのクイズです。小学校に入ると、自分で本を読むことも多くなり、読み聞かせを卒業していく子ども出てきます。手が離れてほっとする反面、淋しい思いをするママも多いのではないでしょうか。しかし、成長したからこそ一緒に楽しめる遊びがあることを忘れないでください。「あしながおじさん」「十五少年漂流記」などの、学童向けの名作を使って、少し難しいクイズを出してみてはいかがでしょうか。「『あしながおじさん』で主人公の過ごす農場の名前は何か」「『十五少年漂流記』で少年たちが過ごした洞窟の名前は何に由来するか」など、名作をしっかり読み込んでいなければ解けないような難問もお勧めです。読解力が身につくだけではなく、親子が同じ本に向き合うことで、家族の絆も深まるのではないでしょうか。
おわりに
これまで、親子で楽しめる名作クイズと出題のアイディアをご紹介してきました。普段、動物園や映画館に行っていたのがあまり行けなくなり、大人も子どもも、物足りない、息の詰まる思いは同じです。だからこそ、おうちの中で冒険に出かけてみることが大切なのです。本は、便利なアイテムです。読む時間と場所さえあれば、時間空間を超えて、自由な世界を探検することができるのです。想像力を羽ばたかせて、お子さんと一緒に、豊かな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。