子どもはお手伝いが大好き!

我が家の長女も次女もお手伝いが大好きで、姉妹で競い合いながらお手伝いをしようとしてくれます。

今回は私が気をつけている点をご紹介します。

褒めない

え?褒めないの?とびっくりする方もいらっしゃるかもしれませんね。
子どもは褒められるのはとっても大好きですが、小さい子だと、「褒められるからやる」ものになってしまいます。
お手伝いは仕事ではありませんが、家族のために働くことに意味があります。
それは「家族の一員」だからです。

お手伝いを強要しない

私が自分で何でもやりたい性格ということもあり、あまり私から「やって」とはお願いしませんが、料理が大好きな長女は、私が台所に立つと「今日は卵料理にするね〜」と意気揚々とやって来ます。
彼女は卵焼きとスクランブルエッグの絶妙な柔らかさを習得しました。
本当に美味しくて、次女もお姉ちゃんが作る卵料理が大好き。
料理を写真に撮り、「美味しそうに出来たね〜」とみんなで大盛り上がり。
自信に満ち溢れた長女は、調子に乗って「私が作るとお母さんの作るやつより美味しいんよなぁ〜なんでだろう〜」ってマウントを取ってきて、たまにイラッときますが(笑)

失敗した時は「でも、美味しそうだよ」と励ますのではなく、「今回より今度はもっと上手になってるかもよ〜楽しみ〜」って言って、失敗体験も笑って済ますようにしています。

子どもたちがするすべてのことは、未来のためになっているということを頭において、一日一日を過ごしています。

やりたいことから色んな仕事へ

私は昭和的な考え方だったので、家事はすべて母親がするものだと思い込んでいました。

そしてストレスで鬱になり、一時ではありますが家事をすることが難しくなりました。
6歳の長女に「なんで困ってるのに言ってくれないの?」と言われて初めて気づきました。
今まで「お母さんがするからいい」と言って、子どもの力を見くびり否定していたのです。
存在そのものを突き放していますよね。
なので今では「やりたい」と言ったらさせるようにしています。

お手伝いをと言っても子どもからしたらすべてお遊びです。
お遊びが悪いのではなく、遊びから学ぶのが自然です。

好きな分野で自信がつけば、その次はそうしてみようと様々なアイデアが浮かぶので、好きなお手伝いをさせるのはおすすめです。

お手伝いをする意味とは

簡単なお手伝いは1歳児からお願いできます。

物を運ぶ
机を拭く
とっても簡単なことでいいのです。

子どもには完璧なんてありえませんが、お遊びだと思ったらイライラもしませんよね。
「ありがとう」とお礼を言うと、手をパチパチと叩いて喜びます。

人の役に立って、感謝される喜びを知ると言うことはとても大切なことです。

家庭の中でも役割を持って家のお手伝いをすることで外では気の利くいい人になると思います。
気の利く人っていいですよね。

ペンを落としたのに無視して拾ってくれない人より、拾ってくれる人の方が気持ちいいですし、何も言わないのにさっと掃除してくれたり、そういうさりげないことができるようになることがお手伝いから得られる意味ではないでしょうか。
私はそんな子に育って欲しいと願っています。

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