イライラした時は空を見上げて深呼吸
子育てをしているとついイライラしてしまうことはありませんか?
そんな時は空を見上げて気分転換してみませんか。
なぜ、空を見上げることが気分転換によいのでしょうか?本日は空を見上げると良いことについてお話したいと思います。
空を見上げるメリットとは
1.リラックス、いやしをもたらします。
快晴の空は、水色や青色をしています。水色の心理的な作用は、思いやり、気配り、謙虚、青色の心理的な作用は、冷静、信用です。
明るい空の水色、青色は副交感神経に作用して、脈拍や血圧を下げます。その結果体温も下げる効果があり、安定した状態に導いてくれます。
夕日は、オレンジ系の色で、挑戦、社交性、やる気などを表しています。
空は常に水色や青色、オレンジ色など鮮やかな色をしているのではなく、どんよりとねずみ色、黒色をしているときもあります。
空を見ることでそれぞれ、抱く色彩効果の印象があり、あなたなりに無意識の心が何か感じていることでしょう。
2.目の疲れをとります。
遠くの空、雲、星など遠くを見ることで目の筋肉が緩みます。
日常生活ではパソコン、スマホ、テレビゲームなどで、近くを見ることが多くなって、視野が狭くなりがちです。
近くを見ると、どんどん視野が狭くなり目の筋肉が緊張して凝り固まった状態です。
逆に、空を見る、眺めて遠くを見ることで目の筋肉がリラックスするので、目の疲れが取れる効果もあります。
3.見上げることで背筋が伸び、深呼吸ができます。
疲れている時やイライラしている時は、首や肩に力が入って凝り固まったり、背筋が丸まって、姿勢が悪くなったりしがちです。そんな時こそ、空を見上げることで気分転換してみましょう。
見上げる動作で、自然と深呼吸できることにもメリットがあります。緊張していたり、不安があったりして血圧があがってしまう時も、深呼吸することで体に新鮮な空気が取り込まれ、血圧を下げる物質が作られます。
4.幸せホルモンやビタミンDが増えます。
空を見上げる時は窓の中からではなく、ぜひ外へ出て日の光を浴びながら見上げるようにしましょう。日光に当たることによって、体内で神経伝達物質「セロトニン」が生成されるためです。セロトニンとは精神の安定に関わる物質で、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
実は、セロトニンが増えることで、睡眠にもいい影響があるのです。日中に分泌されるセロトニンは、夜間に分泌される神経伝達物質「メラトニン」の材料です。メラトニンは「睡眠ホルモン」「快眠ホルモン」とも呼ばれている物質で、体を休息・回復させる「副交感神経」を活性化させ、自然な眠気を生み出す作用を持っています。
空は1日1日、場所それぞれで違います。
空はいつも同じように見られるとは限りません。季節、時間や場所などで変わってきます。その季節、その時間、その場所でしか見られない空の色や雲の形があります。
下記の動画は、私が実際に見た空を動画にしました。場所は、家の窓、外国、日本国内のさまざまな場所で見た空です。空の変化を楽しみながらご覧ください。
実際に空を見てみよう。
みなさんは最近空を見ていますか。日常生活に追われそんな時間がないと思う人が多いかもしれません。子育てをしていると、自分の子どもが良くできてほしい、周りの視線ばかり気にしてしまい、心に余裕がなくなる、慢性的にイライラしてしまうことが多いのではないでしょうか?私もその1人です。
そんなとき空を見上げて心を落ち着かせてみませんか。空を見上げるとさっきまでイライラしていたことが吹っ飛んでいくように感じたことが何度も今まであったような気がします。つい先ほどまで私は目を向けていたことが、いかに視野が狭いことか思い知らされることがよくあります。
さぁ空を見上げて深呼吸して、イライラする気持ちを落ち着かせてみませんか?