親子の時間研究所

《連載コラム》ふわふわ宙に浮いてる!?静電気でクラゲを操ろう!

この記事は約3分で読めます。

こんにちは!サイエンスコミュニケータのくもMです。

奈良県を中心に身近な科学を通じて、皆様の学びを遊びに変えていくため、サイエンスショーや実験教室を各地で開催しています。

この記事を通じて学ぶ楽しさを感じていただければ嬉しいです。

連載させていただいて5記事目となる今回のテーマは『静電気』。

静電気と言えばドアノブを触ったり、人と触れ合ったりする時にばちっときて痛い思いをしたことがある人も多いはずです。

しかし、今回は痛くない静電気を使うみんなを驚かすことができるような楽しい実験を伝授しましょう!

準備するもの

準備するものは以下の通りです。

・PPひも
・塩ビパイプ
・キッチンペーパー
・(ビニール手袋)

塩ビパイプは長風船でも代用することができますが、塩ビパイプの方が上手く浮かばせることができるのでおすすめです。ホームセンターなどに行けば安く手に入れることができます。

長すぎたり太すぎたりすると持ちにくいので大きさは重要です。

長すぎる場合はカットしましょう。

また、キッチンペーパーは擦って静電気を溜める用なので、無くても服で擦ったりすることで代用は可能です。いろいろなもので試してみるのも面白いと思いますよ。

どんなものを使えば静電気が溜まるかな?

※うまくいかない時はビニール手袋をつけて試してみましょう。静電気が手から逃げてしまうのを防いでくれます。

クラゲを作っていこう

①ますはPPひもを適度な長さでカットします。写真では約40 cm。もっと長くしても大丈夫です。好きな長さで挑戦しましょう。長くすればするほど大きいクラゲができるよ。

②カットしたPPひもをちょうど真ん中でくくりましょう。バランスが大事です。

↑写真のようにしっかりとくくってくださいね。

③次はくくったPPパイプを両側から割いていきましょう。できるだけ細かく裂く方が上手く飛ぶし綺麗に見えますよ!

この時に髪のくしを使ったりするとすぐにできますが、手で頑張って割いた方が綺麗です。

↑これくらい割くことができれば、十分です。では、このクラゲを浮かしてみましょう。


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クラゲを浮かしてみよう

早速クラゲを浮かしてみましょう。浮かす方法は簡単です。

まずはクラゲを↓の写真のように束にしてからしっかりと擦っていきます。

しっかり擦って静電気を溜めていきましょう!

しっかりと擦ることができたらクラゲの準備はOKです。

うまく静電気が溜まっているとクラゲはふわっと開いてくれます。

次は塩ビパイプもしっかりと擦ります。

クラゲと塩ビパイプを擦れば準備はOK。

あとは空中でクラゲを放ち、塩ビパイプを近づけてみましょう。

クラゲが手に引っ付いてくるのでうまく空中に放ってくださいね。

このように空中にクラゲが浮いてくれます!大きいものを作ればすごい迫力。

みんなはうまく操ることができるかな?やってみましょう。

どうしてクラゲは浮くの?

うまくクラゲを浮かせることはできましたか?

では、どうしてクラゲはふわふわと浮いてくれたのでしょうか?

それは静電気のおかげなんです。

では、静電気って何なのかを説明していきましょう。

静電気

このように下敷きを使って髪の毛を持ち上げた経験は誰しもがあると思います。

これこそ静電気が関係しています。なぜ髪の毛が持ち上がるのかを考えれば、クラゲが浮く理由も見えてきますよ。考えていきましょう。

私たち人間もそうですし、下敷きなどすべての物質はプラスとマイナスの電気を両方持っています。

では、下敷きで頭を擦ってみましょう。

すると、マイナスの電気が下敷きの方に溜まっていくことになります。この溜まった電気こそが静電気です。

下敷きにはマイナスがたくさんあるので、マイナスよりになっていますよね。

しかし、髪の毛の方はどうでしょう?プラスの方が多くなっているではないですか。

その結果、マイナスとプラスで引き合い髪の毛が下敷きで持ち上げられることになるのです。

クラゲが浮く理由

では、どうしてクラゲが浮いたのでしょうか?

クラゲを浮かせるにはクラゲと塩ビパイプの両方に静電気を溜めましたよね。

つまり、どちらもマイナスになるので、マイナスとマイナス、反発し浮くということなのです。

冬場は乾燥して特に静電気が発生しやすく、厄介なものだとばかり思っている方も多いかもしれません。

しかし、使い方を身につければ、楽しく学べる道具に早変わりするんですよ!

ぜひ、皆様も静電気クラゲマスターになって下さい。

※この実験は湿度に大きく左右されます。湿度が高い時には部屋を除湿したり、湿度が低い時期を見計らって挑戦しましょう。

 

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