子育て中のママにおすすめ!育児本の名作
なんでもスマホで検索できる時代ですが、本ならではの心に響く言葉がたくさん詰まっています。
子育てに悩んだときは、ぜひ手に取ってみてください。
1.おさなごを発見せよ
日本初の女性新聞記者で、のちに自由学園を開いた羽仁もと子氏の教育エッセイ集。
わがままへの対応、兄妹喧嘩、友達同士の物の取り合いなど、育児に関する普遍的な内容がたくさん書かれています。
100年以上も前に書かれた文章も載っていますが、現在にも通じる考えが詰まっています。
美智子皇后と紀子さまがご実家のお母様から贈られたことでも有名な一冊です。
著者の母としての豊かな経験と、思いにあふれたことばから、教育の原点が見えてきます。子どもの人格を尊重して育てる大切さを伝えます。
2.赤ちゃんのいる暮らし
小児科医をしていた毛利 子来氏による子育てエッセイ集。もともとは新聞連載を加筆し書籍化されたものです。
2017年に亡くなってしまいましたが、未だにファンが多い著者の1人。
子ども健康雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」の編集代表も務め、ファンからは「たぬき先生」と呼ばれ親しまれていたそうです。
障害児教育や教育問題について発信・講演などもされていました。
初めての赤ちゃんと暮らす知恵と方法がいっぱいつまった本。
赤ちゃんの個性に即した育児を、と呼びかける「新しい育児書」です。医学の最新情報を収めました。
3.子どもへのまなざし
児童精神科医として患者をみながら、保育園や学校、児童相談所などで親子のケアを行ってきた佐々木 正美氏の著書。
300ページを超える長編で、乳幼児期の大切さ、育児の不安に悩む親へのアドバイスなど、子育ての心得があたたかいまなざしで書かれています。
子どもにとっての乳幼児期は、人間の基礎をつくるもっとも重要な時期です。児童精神科医の著者が、臨床経験をふまえて乳幼児期の育児の大切さを語る、育児に関わる人の必読書です。
いかがでしたか?
育児の合間に手に取ってみると、すっと心に響く言葉がたくさん詰まっています。
時代が変わっても、世代を超えて長年愛されてきた育児書も。
気になる物があれば、ぜひ一度手に取って読んでみてください。