ママの日常にはネタがいっぱい!気付き・体験をコラムにする質問術
ママコラムを書くために必要なもの、それは文才ではなく《ママとしての気付き・体験》です!
親子の時間研究所内のコラムを読んで頂いてもわかるように、いろんなママコラムに書かれている内容は、それぞれのママが試行錯誤して得た子育て、普段の生活の中の「気付き」や「体験」です。
親子の時間研究所内には、思わず「分かる~!」「そうそう!」と読みいってしまう、ママコラムがいっぱいありますよね?
でも、そんな魅力的なママコラムも「気付き」や「体験」から生まれています。
「私なんて……」と思わないで! ママの日常には生活のヒントがいっぱい♪
- ・「他のママみたいに上手にコラムなんて書けない!」
- ・「私の毎日なんて代わり映えのないものばかりで……」
はじめてママコラムを書く時、アナタの心はきっと不安でいっぱいでしょう。
確かに親子の時間研究所のコラムの中には思わず「す、すごい!」と思ってしまうようなプロ顔負けのコラムもあります。
しかし、私たちが求めているのはプロ顔負けのコラムだけでなく、普通のママの”ママとしての生活”の気付き・体験なのです!
アナタからすれば子育てや家事は「同じことの繰り返し」かもしれません。
でも、子どもが生まれる前と生まれた後では生活が大きく変わったように、ママになる前の人、初めての子育てで悩んでいる人や同じ悩みを抱えるママにとっては、アナタの《生活の中での気付き・体験》は貴重な情報なのです。
アナタにとってちょっとした”工夫”だったり、辛かった過去の”体験”だったりしたことが、同じママの子育てを助けるアイデアになるのです。
さて、それでは自分の日常の中から、どうやって同じママを助ける《生活の中での気付き・体験》を見つければ良いのでしょうか?
◆ママの日常の気付き・体験をママコラムにする流れ
1.テーマについていくつか質問する
↓
2.その質問について回答する
↓
3.回答を整理する
↓
4.話を広げる
↓
5.コラムにまとめる
1.ママコラムのテーマから着想し《生活の中での気付き・体験》を思い出そう!
不思議なもので人間は質問をしないと、自分の考えや体験を思い出せません。
例えば漠然と「子育てのコツについて教えてください」と質問されても「えーっと……」と言葉につまってしまいますよね?
でも、それが「魔のイヤイヤ期を乗り越えるコツを教えてください」という質問だったら「あ~、それは……」と答えやすくなりますよね?
実はこの《自分への質問》というテクニックを利用することでママとしての自分が日常の中で培ってきた《生活の中での気付き・体験》を思い出しやすくなります!
2.テーマを使って自分に質問して回答!その方法は?
いざ書こうとすると「ママコラムって、何を書けば良いの?」となることもあるでしょう。
テーマの内容は、なんとなく分かるけれど何を書けば良いのか……という時には、テーマを使って自分に質問してみてください。
例えば「トイレトレーニング コツ」というテーマだった場合は、以下のように自分に質問してみると良いですよ!
◆質問例
- ・トイレトレーニングをする時に注意をしたことは、なんですか?
- ・トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?
このように「トイレトレーニング」というテーマを基軸に「注意点」や「失敗したこと」「工夫したこと」「楽になったオモチャ、アイテム」などが思い浮かびやすくなりませんか?
それでは、上記みたいに自分に対して質問してみてください。
◆質問と回答例
- [質問]トイレトレーニングをする時に注意をしたことは、なんですか?
[回答] 子どもを焦らせないように失敗しても寛大な心で接した - [質問]トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?
[回答]思わず叱ってしまい、一時期トイレが嫌いになってしまった
たったこれだけのことですが、アナタがママとしてお子さんと一緒にトイレトレーニングを頑張って得た気付きや体験を思い出しやすくなりますよ!
ただこのままでは「質問」と「回答」だけで終わってしまいます。この「質問」と「回答」をコラムにするためにはより質問を重ね、回答を整理しなければなりません。
3.質問の回答を「起承転結」の流れに整理する
テーマにそった質問を行い、ママとしての気付きや体験が、いくつか思い出せたあなた。
複数の「質問」と「回答」をコラムにするために、それぞれを箇条書きにして整理して行きましょう。
ママコラムも作文や論文と同じように「起承転結」の流れで文章を作らなければなりません。
トイレトレーニングのコツという回答内容を踏まえて、起承転結の流れに整理すると以下のようになります。
[テーマ]トイレトレーニング コツ
- ・起:何歳からトイレトレーニングをしましたか?
→ 我が家は2歳からはじめました - ・承:トイレトレーニングをする時に注意したことはなんですか?
→ 寛大な心で子どものトイレトレーニングに付き合った - ・転:トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?
→ 失敗した時に怒ってしまい、一時期トイレが嫌いに…… - ・結:子どものトイレトレーニングについて、どう思いましたか?
→ 子どものトイレトレーニングには親の心の余裕と準備が大切だと思った
こうやって起承転結にそって、質問と回答を整理していくとママコラムのアウトライン(コラムにおける目次、章立て)が完成します!
後はこのアウトラインにそってコラムを書くだけですが、その方法としてオススメなのが次の章「話を広げる」です。
4.「起承転結」を元に話を広げる
『3.質問の回答を「起承転結」の流れに整理する』で、質問と回答が整理され、ママコラムのアウトラインが完成しました。
しかし、コレだけでは、ただの”箇条書き”です。次に必要なステップは「起承転結」の順に書かれたそれぞれの「回答」を広げること。
でも《ママとしての気付き・体験》を思い出すだけでも一苦労だったのに、その話を広げるのはコラム初心者にとっては結構難しいですよねぇ……。
そんな方は箇条書きの質問をもとに”自分自身に質問”をしてみてください!
◆話を広げるための質問一覧
- いつ?
- どうして?
- なんで?
- どうやって?
- どんな風に?
起承転結の順に箇条書きにした「回答」に対し、さらに上記の「質問」を使って、話を広げて行きましょう。
例えば……
起:何歳からトイレトレーニングをしましたか?
→ 我が家は2歳からはじめました
- ・いつ? → ちょうど2歳になった時から
- ・どうして? → パパと相談したら、そろそろ~
- ・なんで? → 周りのママ友もトイレトレーニングをしていて~
このように、ママコラムにするにはなかなか話が広がらないな~という時には「話を広げるための質問」を使って、質問に質問を重ねてみてください。
たったコレだけの事ですが起承転結の順に質問を重ねることで、”話のネタ”が広がり、コラムの内容が充実していきますよ!
5.1~4を繰り返しながら、コラムの内容をまとめる
『4.「起承転結」を元に話を広げる』まで進んだら、アナタのコラムはほぼ完成です。
ただ「なんだかボリュームが足りないぞ?」と文章の量や自分が書いた内容に納得が行かない場合は1~4を繰り返し、文章を足したり、引いたりしてみてください。
その後「よし!」と納得できるレベルになったら、後は全体のバランスを見ながら「ここはいらないな」「ここはもっと補足しよう」と、さらに内容を調整し、最後にコラムの内容のまとめを行うと……ママコラムの完成です!
ママコラムのヒントは意外な所に転がっている? ネタを見つけるためにまずは質問だ!
ママコラムを書くために必要な《ママとしての気付き・体験》は、アナタが思っている以上にいろんな所に転がっています。
肝心なのは”コラムのネタ”にどれだけ気がつけるか!
そして、今回ご紹介したように質問をすることでテーマにぴったりなネタが見つかり、さらに質問に質問を重ね、話を広げることでいつの間にかコラムが出来上がっています。
もちろん、最初のうちは失敗もするかもしれませんが何事もトライ・アンド・エラーが大事。
「こんなネタしかないけど大丈夫かな?」という方も親子の時間研究所の編集スタッフがしっかりフォローするので、とりあえずコラムを書くことから始めてみてくださいね~!
ママサポーターになってコラムを書いてみよう!