スライム×お絵描きで宝探しゲーム

こんにちは!アートと工作が大好きなライター・浜田夏実です。

もうすぐ4歳になる娘も工作が好きなのですが、特にお気に入りなのはスライム作り。
自宅で簡単にできるので、やったことがある方も多いと思います。

娘とスライムを作っていた時、ふと「感触を楽しむ以外にも遊ぶ方法はないかな?」と考えました。
そこで思いついたのが「スライム宝探しゲーム」です!

タフボックスという透明のケースを宝箱に見立て、中にスライムと宝物を入れます。
そして、スライムを触りながらお宝を探します。

遊び終わったらフタを閉じて保管すれば良いので、片付けの手間が減るのも嬉しいポイントです!

親子で制作したところ、娘は大喜びで1時間ほど遊んでくれました。
遊び方は色々とアレンジできますので、幅広い年齢のお子さんと楽しめますよ。

オリジナルのスライムと宝物を作ろう!

制作は、スライム作りと宝物作りのパートに分けて進めます。
宝物はクリアファイルに描くので、お絵描きが好きなお子さんにもおすすめです。

必要な材料は、以下の通りです。ほとんどのアイテムが100円ショップで揃いますよ。

《準備するもの》
▼スライム作り
①洗濯のり
②ホウ砂
③発泡スチロールのどんぶり
※紙製のどんぶりを使う場合は、コーティング加工がされているとスライムが付着しにくいのでおすすめです
④プラスチックスプーン
⑤水彩えのぐ
※スライム作りの道具は、ドラッグストアと100円ショップで購入しました。

▼宝物作り
⑥タフボックス
⑦クリアホルダー
⑧油性ペン(黒、カラー)
⑨マスキングテープ ※お好みでご使用ください
⑩セロテープ
⑪ハサミ
※⑥〜⑨は100円ショップで購入しました。

始める前に、テーブルにゴミ袋やビニールシートを敷いておくと汚れにくいです。

STEP
油性ペンで宝物を描く

油性ペンを使って、クリアファイルに絵を描きます。
3〜4センチの大きさにすると、スライムの中に隠しやすいですよ。

STEP
 宝物をカットする

宝物が完成したら、絵の周りをハサミでカットします。 この時、クリアファイルの両面を合わせて切って、同じ形を2枚作るのがポイントです。

STEP
宝物をセロテープで貼り合わせる

カットしたら、絵を描いた面の上に、何も描いていないもう一枚を重ねます。
こうすると、宝物をスライムの中に入れた際、色が落ちてしまうのを防げます。

2枚を重ねたら、周りをセロテープで貼ってください。
セロテープがはみ出しているところは、写真の点線のようにハサミでカットするときれいに仕上がりますよ。
また、セロテープの代わりにマスキングテープを使ってデコレーションするのも楽しいです。

STEP
スライム作り 洗濯のりと水彩えのぐを混ぜる

洗濯のり200gを発泡どんぶりに注ぎます。
水彩えのぐは、チューブから5mm程度出すとちょうど良いです。
娘は「ピンクにしたいから、赤と白にする」と言って、2色使っていました。

※洗濯のりを100グラムずつ分けて、2種類のスライムを作ってもOKです。
その場合は、水彩えのぐの量を少し減らしてみてください。

STEP
ホウ砂を混ぜる

ホウ砂を容器に8g出し、そこにお湯を100ml程度加え、スプーンでかき混ぜてください。
(洗濯のりを100グラムずつ作る場合は、ホウ砂4gにお湯50mlを加えてください)

できたホウ砂水は、洗濯のりに少しずつ加えていきます。
ホウ砂水が全体に行き渡るよう、スプーンでよく混ぜましょう。
粘り気が出て固まったら、スライムの完成です。
スライムにはホウ砂がついているので、水道で軽くすすいでからお子さんに触ってもらうと安心です。

※お子さんが誤ってホウ砂を口に入れたり、手につけたりしないよう、十分ご注意ください。遊んだ後は必ず手を洗いましょう。
また、わが家では、ホウ砂水を作る際は紙コップを使用し、使い終わったらすぐに捨てています。

STEP
タフボックスにスライムを入れる

スライムができたら、タフボックスに入れて完成です!

親子でわくわく宝探しゲーム

娘は「早く宝探ししたい!」と待ちきれない様子で、完成するとすぐにお宝を隠していました。

スライムを少しずつ避けていくと……。
「あ、何か見えてきた!」と目を輝かせています。

隠れていたのはリボンのアクセサリー。
娘は「かわいいリボンを見つけたよ!」と喜び、何度も隠してはまた見つけ出していました。

ママパパが隠した宝物をお子さんに見つけてもらったり、今度はお子さんが隠したり……と色々な遊び方ができます。

お子さんの好みに合わせて自由に工作

作り方の手順では私が作った宝物を紹介しましたが、娘も楽しみながら制作しました。
上の写真は、カラー油性ペンを使って、絵を描いている様子です。
クリアファイルにお絵描きするのは初めてで、紙とは違う感覚が新鮮だったようです。
宝物作りとは別に、クリアファイルに大きく絵を描いて楽しんでいました。
また、ペンのキャップが開けづらい時はいつも大人に頼っていましたが、「早く描きたい!」と自らキャップを開け、何色も使っていました。
普段は大人に「やって」と甘える場面があるものの、娘が前のめりに取り組んでいる姿を見て、「好きなことは一人でできるようになったなあ」と成長を実感しています。

また、宝石やアクセサリーに限らず、様々なアイテムがあると宝探しのイメージが膨らむので面白いです!
小さいお子さんも自由に描けるので、宝物の形にこだわりすぎずに作ってみてください。
お子さんがビー玉やスーパーボールが好きという場合は、お絵描きではなく興味があるアイテムを宝物に見立てるのも良いでしょう。

なお、先にスライム作りから始めてもOKです。
そうすると、お子さんが遊んでいる間に、ママパパが宝物を準備できます。
お子さんの興味に合わせて手順を入れ替えられるので、柔軟に対応しやすいのもおすすめポイントです。

いつもの遊びに新しいアイデアを取り入れると、バリエーションが広がります。
作ったスライムは1ヶ月ほど使えるので、くり返し遊びながら、お気に入りの遊び方を見つけてみてくださいね。

この記事を書いた人

TOPICS