共有型のしつけで語彙力が伸びる!
「しつけ」って、具体的にどうすれば良いのか悩んでしまいますよね。
厳しく言って聞かせるのが良いのか。子どもの成長を促すように、あえて何も言わないのか……。
今回は親子のコミュニケーションが潤滑になり、さらに語彙力も上がる「共有型のしつけ」についてご紹介します。
「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」
しつけには、大きくわけて「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」の2つがあります。
- ・共有型のしつけ……子どもと一緒に体験しながらしつける
- ・強制型のしつけ……大人の意見や主張を押し付けるしつけ
共有型のしつけと強制型のしつけの大きな違いは「子どもとのコミュニケーションを大切にするか」です。
共有型のしつけ
共有型のしつけは子どもと一緒に体験しながら、学びながら、子どもに考えさせるしつけの方法です。
例えば、子どもと一緒に楽しい時間をすごしたり、子どもが喜びそうなことを考えて、子どもの個性に合わせたコミュニケーションをしていくことが共有型のしつけです。
親子間でしっかりコミュニケーションを取ることによって、子どもは”自分で考える力”が伸びて、学習能力や語彙力が伸びていきます。
強制型のしつけ
共有型のしつけに対を成す、強制型のしつけは親が子どもの気持ちを無視して”大人の基準”でルールを作り。そのルールを子どもに押し付けるタイプのしつけです。
ルールを押し付けて、何度も子どもが言うことを聞くまで言い聞かせたり。さらに子どもがするべきことをするまで、何度でも同じ指示をする強制の型しつけでは、子どもが自分で考えるチャンスが減ってしまいます。
そして、強制型のしつけは子どもの考えるチャンスを結果的に奪ってしまうため、共有型のしつけに比べると、語彙力が上がらなくなってしまいます。
考えるチャンスがあれば、子どもは伸びる!
学習塾に行っているからといって、必ずしも子どもの語彙力が伸びるわけではありません。
子どもの能力が伸びるためには覚えることよりも「これは何だろう?」と考えるチャンスの方が大切です!
だからこそ、子どもが自分で考える「共有型しつけ」でなるべく子どもに”考える余地”をあげるようにしてくださいね。