カラオケルームの利用のしかたは多目的~子育てパパやママの使い方~
カラオケルームと聞いたら歌う場所のイメージが強いですが、最近は歌わないカラオケの活用法が広がっています。
ここでは、子育て中のパパやママに役立つ利用方法を、私の体験や口コミをもとにお話ししたいと思います。
カラオケルームの利用目的
1.普通に歌う、踊る目的で利用します。
本来のカラオケルームの目的です。学生や独身の時によく歌う目的で利用していました。
一般的な使い方ですよね。
2.女子会・ママ会
カラオケの食事メニューはいまや居酒屋やレストランに負けないくらい充実しています。本格的なピザ、パンケーキなど豊富なメニューが揃っています。
完全個室ということで子ども連れでも、子どもが大声で叫ぼうが、泣こうがまわりに気をつかわなくてよくゆっくりランチができることでママ友のランチ会でよく使われます。
3.映画鑑賞
カラオケルームの大きなディスプレイと大迫力の音響でDVDやブルーレイを鑑賞すれば、家で鑑賞するのとは違った感覚で映像を楽しむことができます。
実際にこれを利用して、カラオケでは映画やライブ映像の鑑賞会をする人も多くいます。1人で見るのも良いですし、誰かを呼んで一緒に見るのも良いです。ホームシアターはコストがかかるから出来ないと悩んでいる人には特におすすめの楽しみ方です。
4.カラ勉(カラオケで勉強する)
学生の間でカラ勉が大流行しています。試験前に、友人とカラオケで勉強をする目的で利用します。家では漫画などで誘惑が多くなかなか勉強がはかどりません。カラオケルームにいけば完全個室、誘惑が少ない、お金がかからない、落ち着いて勉強ができるという理由で利用する学生さんが多いみたいです。
勉強の休憩に歌ってリフレッシュもできます。
5.カラオケ会議
個室でテーブルやソファーのあるカラオケルームは、誰かと何かの打ち合わせや集会をするのに最適な場所です。テーブルも広いですから、書類をたくさん広げても大丈夫です。お酒を会社の同僚と飲みながら仕事のお話をすることがあります。
外部に聞かれたくないような仕事の話をするなんて時も、完全個室のカラオケルームが重要な役割を果たします。
6.カラオケで仕事をする
会社の仕事を家に持ち帰ってしなければいけない場合があります。
しかし、家にいたら子どもや家族の声が邪魔になって仕事に集中できないので、完全個室でお金がかからない、小腹がすいたら食べ物を注文することができるなどでカラオケルームを利用して仕事を片付けるパパが多いそうです。
書類をたくさん広げなければいけない、周りの話し声などが気になり図書館やカフェでも落ち着いて仕事ができない人は特におすすめです。
このように、今やカラオケ店には会議室や映画館など代わりとして、さまざまな利用のされ方が見出されていたのです。
特に、スペース確保が困難と言われる都市部では「時間貸しの個室」と捉えられているようです。都市部への人口集中が進むと言われる昨今、歌以外の目的でのカラオケ利用はますます増えていくのかもしれません。
カラオケルームが歌う以外で利用されるようになったのは?
カラオケ業界が利用者獲得のため、主婦・子供連れやシニア層を割り引くケースも増えているからです。
カラオケ業界が最も利益を出した1996年でCDシングルのミリオンセラーが数十作品出ていた時期であり、カラオケとの好循環が生まれていた時代でした。しかしだんだんとCDの売り上げが低下とともに、カラオケルームの利用客が減少していきました。
カラオケでは一般的に料金は部屋代、飲食代の2つで構成されています。
そこでカラオケ業界は利用者獲得のため、主婦や子ども連れやシニア層をターゲットにし、飲食メニューを充実させ、売上げアップを狙う施設も多くなってきたからです。
部屋代は平日と休日、昼間と夜間で異なります。競争が激しい都心部では、平日昼間は300円といった低料金の施設もあります。
その他にも、観光バスや結婚式場などでもカラオケ機器が導入されており、規模は大きくはありませんが、安定した市場の形成に1役買っています。
カラオケルームに行こうと誘われたときの注意点
1.利用目的を確認しておきましょう
ママ友からカラオケに誘われ歌う気満々で行ったら、雰囲気が歌うのではなく周りに気をつかわずランチするためのカラオケルームの利用だったため歌いづらかったです。参加したママも歌うのではなくおしゃべりしかしてなかったので歌う目的できた人にとっては物足りないと感じたことがあるそうです。
ママ友にカラオケに誘われた場合は歌うのかランチ目的なのか確認しておきましょう。
2.歌う目的で行く場合は子どもの配慮を考えましょう
正直、子どもの知らない曲を歌うと子どもは退屈します。たとえ、子どもが好きなアンパンマンの曲を歌っても映像がアンパンマンでなければ駄々こねをすることがあります。歌う目的で行く場合は子どもを預けていくか、連れて行った場合は子どもにあわせて曲の選曲をするようにしましょう。
3.行くメンバーを確認
行く人がママ友、学生時代の同級生、会社の同僚かメンバーを確認しておきましょう。行く人によりカラオケルームの利用法が変ってきます。利用の仕方によっては子どもを預けなくてはいけない場合があります。
ママ友と行く場合はほぼランチ目的なので、子どもを連れて行った方が親子ともども楽しむことができますが、会社の同僚や学生の時の同級生と行く場合は、会議目的や歌う目的で、中には喫煙をする人もいます。退屈、衛生面を考えると子どもを預けて行った方が安全です。
カラオケルームは完全個室という魅力で使い方が多目的です。
上手に利用して日常生活を楽しくしてみませんか。