産後ケアサービスってどうなの?

最近、よく耳にする「産後ケアサービス」。
聞いたことはあるけど周りで利用した人がいないからよく分からない、利用してみたいけど一体どんなものなのか気になりますよね。
産院や役所でもらったチラシで知ってはいたけど、私も実際に利用するまで詳しくは知りませんでした。
金額や利用方法、どうして利用しようと思ったのか、など私が体験して感じたことをお伝えします。

3人目出産でもう限界!そうだ、産後ケアを利用しよう!

近くに頼れる人がいない中で、3人目を出産。もちろん夫も協力してくれていましたが、頼れるのは土日だけ。
上の子たちのお世話や毎日の家事で産後疲れがピークになり、「誰かたすけて!」と産後ケアサービスの利用を決意しました。
ワンオペでなくとも、親には頼りたくない!上の子の学校があるから自宅から離れられない!などいろんな事情がありますよね。
産後ケアサービスは訪問や日帰り、宿泊などのタイプがあり、今回は宿泊型を利用しました。

産後ケアサービスってなに?

産後ケアサービスとは、産後の体調不良や、育児不安、家族から十分な支援が得られない、など支援を必要としている人が受けられるサービスです。

赤ちゃんを預かってもらいゆっくり身体を休めたり、育児相談をして指導やアドバイスが受けられたり、専門的な知識を持つ助産師や民間資格者にサポートしてもらうことで、お母さんの心身の負担が減り安心して楽しい子育てをすることができるようになります。

実施しているのは、各自治体、産院などの医療機関、支援団体、民間資格を保有するケアリスト、などがあります。
ネットで「産後ケア」と検索すると、利用できる施設などがたくさん見つかります。

申し込み方法~利用日まで

栄養バランスの良い食事です

私が利用したのは宿泊型で、自分が住んでいる自治体が実施している提携先の病院に宿泊しました。
費用も個室で1泊3,000円(食事付き)とかなり安かったです。
民間の訪問型だとたとえば1時間3,000円~、産院でのデイケアは朝~夕方まで15,000円~、と施設によってタイプも費用もさまざまです。

利用できるのは「生後○ヶ月まで」、「1日~数日間」など一定の条件があり、申し込みも産前からできるところもあります。
民間を利用する場合でも自治体によっては補助が出るところもあります。
費用や申し込み方法などは、それぞれの施設や自治体に確認してみるといいですね。

利用するまでの流れ(私の場合)

1.一定の条件を満たすことを確認したうえで、自治体の保健福祉センターへ電話で申し込みます。
2.事前訪問で担当者から、利用希望理由、家庭状況、希望のケアの内容の聞き取りがあり、申請書類に記入します。それを基にケアプランを作成します。
3.申請書に基づき審査し、利用決定のお知らせがあります。
4.実際に希望日にサービスを利用します。(料金は施設で支払いました)
5.事後訪問で担当者から、サービス利用後に困っていることがないか、などの聞き取りがあります。

はじめの電話1本であとはスムーズに進んだので、思っていたよりも簡単でした。

利用日当日~退院まで

当日、赤ちゃんと自分の準備をして産後ケア施設の病院へ行きました。
看護師さんから部屋の説明や、退院までのスケジュール、入院中どういう風に過ごしたいか確認がありました。

部屋に訪問があるのは、朝晩の検温や赤ちゃんの様子を見に来たり掃除に入るくらいで、あとは自由に過ごせるので赤ちゃんと寝たり本を読んだりできました。

看護師さんからは困っていることがないか、授乳や普段の育児の状況など聞いてもらえるので相談することができますし、
疲れたときやシャワーを浴びるときは、ナースステーションで赤ちゃんを預かってもらえるのでとても安心でした。

個室にはベッド、ベビーベッド、洗面台、トイレ、シャワーなどがあり、食事は3食付きで入院中は快適に過ごすことができました。

産後ケアサービスを利用してみて思ったこと

おやつを食べながらゆったり過ごせます

私がこのサービスを利用するまでは、手続きが面倒、とか利用して本当に楽になるの?と思っていました。
でも実際に体験してみて思ったのは、「すごく気持ちが楽になった!」でした。

・赤ちゃんと二人っきりの時間を取れたこと
・自分の時間が取れたこと

これが一番よかったです。

食事の準備や家事、上の子たちのお世話に時間を取られることがなく、本当にゆっくり休むことが出来ました。
赤ちゃんが寝ている時間には、悩みを看護師さんに話したりお茶を飲みながら本を読んだり、日ごろ家ではゆっくり出来ないことをすることが出来ました。

そして、たった2泊3日でしたがリフレッシュすることができて笑顔で自宅に帰ることができました。
3日間、お留守番を頑張ってくれた子供たちとパパに感謝です。

一人で子育てをするにはやはり限界があるので、毎日子育てを頑張っているお母さんたちにはどんどん利用してほしいと思います!

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