私は妊婦の頃、つわりにとても苦しんで辛い日々を送りました。

吐きつわりだったため、何を食べてもリバース。
たまに体調が良い気がして外食しようものなら、会計前にレストランのトイレに駆け込むなんてことも多々ありました。

私は外でいつ吐き気が襲ってきても良いように、以前飛行機に乗った際にもらったエチケット袋をカバンに常備していたんですよね。
でもあれってなかなか手に入る物じゃないし、わざわざこの時期だけのために用意するのは勿体ない!

今回は、そんな私が見つけたおすすめの「エチケット袋」をご紹介しようと思います。

エチケット袋はおむつ替えで使うアレを用意!

私がおすすめのエチケット袋は「おむつの処理袋」です。
赤ちゃんが産まれる前は、まだピンと来ないかも知れませんね。

おむつの処理袋というのは、外で赤ちゃんのおむつ替えをした際に、使用済みのおむつを入れて持ち帰ってくるための袋なんです。

ママになると、外出中に赤ちゃんのおむつを替える機会って本当に多くあります。
そのため殆どのママはいずれ、この袋を買うことになりますよ。

この袋の特徴は、

・消臭効果が施されているものが多い
・中身が透けて見えにくい色味

なんです。

まず、おしっこやうんちの臭いが外に漏れないように、消臭機能がついています。

これは、おむつを捨てるゴミ箱が設置されていないトイレなどで替えた際、使用済みのおむつはリュックやバッグに入れて持ち帰ってこなければならないからです。

あとは使用済みのおむつが見えにくいよう、色がついていたり、透けにくい加工がされています。

これらの特徴があるので、嘔吐した際も普通のビニール袋を使うよりは安心なんですよ。

それにおむつの処理袋は、赤ちゃんが生まれてからの必須アイテム。
今から持っておいて、絶対に損はしません!

実際の袋はこんな感じです

それでは、実際に私が愛用しているおむつの処理袋をご紹介します。

サンシャインポリマーという会社から販売されている「ウィズベビー 紙オムツの処理袋」という製品です。

ピンク色の袋で、80枚入りです。

記憶が曖昧なのですが、価格は確か200~300円だったと思います。

薄さは一般的な透明ビニール袋と同じくらいで、小さく畳んで持ち運べます。

私が妊娠中に持っていたエチケット袋は、外側が厚手の紙で出来ていました。
そのため何度も折りたたむとかさばるし、バッグに入れているうちにボロボロになりやすかったんです。

その点、この袋はクシャクシャにしても平気。
小さいバッグにも詰め込んで持っていけるので、実用性が高いです。

少しだけ透け感があるので、嘔吐対策に使うなら2~3枚重ねて使うのがおすすめ。
液体を入れることを考えても、重ね使いの方が安心です。

購入できる場所は

どこで購入できるかというと、赤ちゃん用品を扱うお店ならほぼ確実に置いています。
トイレ関連の製品のコーナーで見つけることが多いですね。

私は近所の西松屋で購入しました。

枚数や袋の色味、サイズなどによって何種類か置いていることが多いので、好みのものを選んで下さい。

またネット通販でも買えますので、お店に行くのが大変なママは無理せずに、自宅でポチッとしましょうね。

つわりは人それぞれ

つわりって、人によって症状が違います。
吐き気が続く人、何かを口にしないと辛い人、殆ど症状がなくて元気な人…。

つわりが辛い時期は余裕が無くなって、自分が一番大変なんだと思ってしまうことも。

吐きつわりだった私は、正直に言うと、食べつわりで食欲を抑えるのが大変だと言っている友人を羨ましく思った時もありました。

でも、お腹で赤ちゃんを育てているママは、みんな大変なんです。
一見体調が悪くなさそうにしている隣のママも、腰痛など見えない不調に悩んでいるかも知れません。

知らず知らずのうちに他人をひがんだり、辛い辛いとマイナスな思考に陥ってしまわないように、気を付けて下さいね。

お腹にいる赤ちゃんにとっても、笑顔のママは嬉しいはずです。

マタニティライフが少しでも快適に、楽しく過ごせるよう、使えるアイテムはじゃんじゃん頼っていきましょう!

うちの娘は2歳になってから、キャラクターものにこだわるようになりました。
これが着たい!とクローゼットから引っ張り出してくる洋服は、気に入ったキャラクターのものばかり。

そんな娘がある日突然、自分の布団で寝てくれなくなっちゃったんです。

困った私は、娘の好きなキャラクターの入っているワッペンでどうにかできないかと考えました。

布団を、お子さんが喜ぶようなキャラクターものに買い替えようと思っているママにも参考になると思いますよ。
コスパが良くて簡単にできる布団のアレンジ方法を、ご紹介しますね。

キャラクターワッペンを使ったきっかけ

そもそも我が家でキャラクターワッペンを使うことになったきっかけは、娘が布団で寝なくなったことでした。

2歳にもなって、赤ちゃんの頃に使っていたバウンサーに寝ると言い出して聞かなかったんです。
身長も伸びて脚が飛び出ているにも関わらず、約2週間も毎晩バウンサーで過ごしていました。

そのうち寝心地が悪いからと諦めるだろうと思っていたのですが、全く終わる気配がないことに困った私。

布団に寝かせる方法を考えた結果、『子どもが布団を使いたくなる環境にする=布団を可愛くすれば良いのでは?』という結論に達しました。

可愛くするためにまず最初に思い浮かんだのは、キャラクターものに買い替えること。
でも今使っている布団があるのに、わざわざお金をかけて買い替えるのはもったいないと思い直しました。

そしてたどり着いたのが、ワッペンで布団を飾ろうという案だったんです。

娘の当時のブームは、ディズニーのプリンセスもの。
なのでそのプリンセスが入っているワッペンを使いました。

そうしたら、見事大成功。

娘は目を輝かせて、布団に横になりながら「おひめさまと一緒にねんねできるね!」とワッペンを撫でていました。

それ以来、きちんと布団に寝てくれています。

では具体的にはどうやってやるのか、これからお話ししていきますね。

布団へのワッペンのつけ方

キャラクターワッペンでどのように飾るかというと、ズバリお子さんの布団にくっつけるだけです。

ワッペンは、手芸店で手に入れることができますよ。
ネット通販でも販売されていますので、都合の良い方法で購入して下さいね。

つける位置はよく見えるところに

ワッペンは何個も買うとお金がかかるので、ワンポイントの柄のようにして、効果的な位置に最低限の数をつけるのがおすすめです。

効果的な位置というのは、布団のなかでもお子さんからよく見える位置のこと。

例えば、つけるのが

・枕⇒横を向いた時に目に入る端っこ
・掛布団⇒寝ている時に視界に入ってくる手元周辺
・敷布団⇒枕の横

というように、寝ている体制でも見ることができる位置だと効果バツグンです。

我が家では敷布団のカバーにつけたのですが、枕の横の位置にしました。

これで満足してもらえなければ少しずつ数を増やしてみようと思っていましたが、大喜びだったので現在もワッペンはこの1つだけです。

縫い付けるのがおすすめ

ワッペンというとアイロンで接着できるものが多いんですが、私は手縫いで縫い付けるのをおすすめします。

ワッペンの外周を適当に縫うだけなので、そこまで時間はかかりませんよ。
布団は家族以外は殆ど見られないので、あまり丁寧にやる必要はないと開き直って大丈夫です。

手縫いをおすすめするのは、子どものブームが去ったあと、糸を切るだけで簡単にワッペンを除去できるから。
それと、もし下の子どもがそのキャラクター好きになったら、また使えるというメリットもあります。

キャラクター付きのネームシールも有り

ワッペンは小さい物なら300円位から販売されています。
でも見栄えの良い大きい物だと、800円以上する物もあるので予算とよく相談して選んで下さいね。

コスパ良く何個も欲しい場合は、キャラクターが端っこに印刷されている「ネームシール(ネームラベル)」を活用するのも有りです。
4枚入りなどで販売されており、値段も400円以下のものが多くてお財布に優しいですよ。

それと手芸店に買いに行く際は、お子さんが一緒の時はなるべく短時間でお買い物を済ませるのがおすすめです。

我が家では私がどれにするか迷っている間に、娘は色んなキャラクターや柄もののワッペンに沢山目移りしておりまして・・・。
予定外のものまでねだってきたので、上手いことなだめて店を後にするのが大変でした。

子どもに合わせた飾り付けを楽しもう

子どもって一度好きなキャラクターが見つかると、とことんそれ一色にしたがったり、強いこだわりを見せますよね。
親としては、時にはその強い意志にゲンナリしてしまうことも。

だけど子どもの好みってみんな違うから、面白いんです。
王道のキャラクターが好きな子もいれば、脇役の目立ちにくいキャラクターに注目する子もいます。

我が子が何を好きになるのか、成長していく間にどんなキャラクターを通過点としていくのかを笑顔で見守ってあげたいですね。

今回ご紹介した、ワッペンを使った布団アレンジはとっても簡単です。
大変身というわけではありませんが、ワッペン1つあるだけでも、お子さんにとってはすごく魅力的だと感じてくれるはず。

布団がお子さん好みに変わるのを、親子でぜひ楽しんで下さいね。

子どもが1歳を過ぎたあたりから、自分で洗面所に立たせて手を洗わせることが増えてきます。
でもまだ身体が小さいので、踏み台に立たせても手が蛇口まで届かないことがありますよね。

市販でそれを解消するための蛇口を延長させる製品も売っていますが、割高です。
それに、そんなものを買わなくても牛乳パック(紙パック)で自作できますよ。

用意するものは、牛乳パック1つとハサミがあればOK。
必要に応じてセロテープを使う場合もありますが、必要な物はたったこれだけです。

それでは、作り方をご紹介していきますね。

蛇口を延長する牛乳パックの作り方

上の写真が完成形です。
洗面所のお掃除をさぼっているのがバレバレな写真ですが、どうかお許しください。

蛇口を延ばす、といっても簡単な仕組みです。
牛乳パックを蛇口につなげて、水が出てくる場所を元の蛇口よりも手前にするだけ。

この牛乳パックの作り方を、順に説明していきますよ。

牛乳パック1つを用意

まずは、飲み終えた牛乳パックか紙パックが1つ必要です。
今回はジュースの紙パックで作っていきますが、入っていた飲料は何でも平気ですよ。

注ぎ口の部分は完全に開けずに、使っていた時と同じ状態にしておいて下さい。
そして、軽く洗っておいて下さいね。

あと、牛乳パックを切るためのハサミを1つ準備しましょう。

必要な長さを確認

出来上がりは、蛇口に牛乳パックを差し込んだ形になります。

このあと牛乳パックをハサミで切って、ちょうど良い長さに整えるという工程があるんです。
そのために、どのあたりを切ったら良いか、事前に位置を把握しておきましょう。

お子さんの手がどこまで届くかによって必要な長さが変わってくるので、お子さんに手を伸ばしてもらって確認すると確実です。

長めに切っておけば、後で修正がききますのでご安心を。
切る位置は大体の目安で平気ですよ。

ハサミで切っていく

それでは、いよいよ作っていきましょう。

先ほど確認した長さになるように、ハサミで切っていきます。

ガサツな私は、ザクザクと適当に切っていっちゃいます。

1周した最後の位置が綺麗に合わなくったって、無理やりつなげれば問題なし!

ぐるっと1周切れたら、完了です。

左側の、注ぎ口がついている方を使いますよ。

右側は今回は不要ですが、お子さんのオモチャ作りや絵の具の水差しなどに活用しても良いですね。

パックの注ぎ口を蛇口にかぶせる

それでは蛇口にセッティングしていきましょう。

牛乳パックの注ぎ口を、ゆっくり蛇口の先端にかぶせていきます。

もし蛇口が大きくて入りにくい場合は、牛乳パックの注ぎ口を少しずつ開いて調節して下さい。

逆に蛇口が細くて固定しにくい時は、注ぎ口をセロテープなどで留めて小さくしましょう。

そのまま、落ちてこないところまで押し込んでいきます。
ただかぶせるようにして入れただけなので、強い力は全く要りません。

向きはこのような感じがベストです。

これでセットできました。

もしも長すぎると感じたら、一旦取り外してハサミで切ってから、またセットして下さいね。

正面から見ると、こんな感じになりますよ。

試しに水を出してみましょう。

チョロチョロと水が出てきたら大成功!
簡単なので失敗する人はあまりいないと思いますが、水が出てくると妙に嬉しくなります。
子どもの横で作っていると、水が出た瞬間に「わぁ、出てきたー!」とみんなで盛り上がりますよ。

うまく水が前方に流れ出てくるように、パックを差し込む角度などは微調整して下さいね。

水量はお好みでどうぞ。
この画像ではかなり少なめに出していますが、最初の画像のように多めに水を出すことももちろん可能です。

使い終えたらつるして保管

牛乳パックは紙でできているので、使い終えて濡れたまま洗面台の上に置いておくとカビが生えたり、劣化しやすくなります。
効率よく乾燥させたいので、我が家では洗面台の上の棚からつるして保管していますよ。

挟むのに利用しているのは、100均で買ったピンチです。
つるしておけば場所もとらないので、おすすめです。

それでも、何度も使ううちに汚れたり、パックの切り口がふにゃっとしてきます。
そうなった時には、新しいものを作って交換して下さい。

種類を変えて作ると子どもが大喜び

牛乳パックって、メーカーによって絵柄や色合いが違いますよね。
ジュースの紙パックも中身によって色が異なり、印象がだいぶ変わります。

だからもし古くなって新たなものを作る際には、是非とも前のと違うパックで作ってみて下さい。
「今度はブドウの絵が書いてある!」とか、子どもも面白がってくれるはず。

市販の蛇口延長の製品だと、1度買ったら同じものを使い続けることになります。
でも、牛乳パックなら定期的に違う絵柄に変わるので、その都度新鮮な気持ちで洗面所に立てますよ。

汚れても手軽に新しい物に変えられるので、いつでも清潔な状態で使えるのも一押しポイントです。

蛇口にお子さんの手が届かなくて不便だと思っている方は、ぜひ作ってみて下さいね。

寝ているばかりだった赤ちゃんがハイハイをし出して、たくさん動くようになってくると嬉しいですよね。
しかし喜びもつかの間、次第におむつ替えでじっとしていてくれないという問題に悩まされるように。
実際に私も、ウンチしたおむつを替える際、拭いている途中でジタバタされてロンパースの裾が汚れてしまったことがありました。

でもそんな問題を解決するために役に立ったのが、洗濯バサミなんです。
これを使えば、洋服を汚さずにおむつ替えができちゃいます。
どこの家庭にもある洗濯バサミ、どうやって活躍させるのかご紹介しますね。

洗濯バサミの便利な使い方2つ

まず、使う洗濯バサミは挟む足の本数が多い方がおすすめです。
なぜなら、動き回る子どもの洋服をこれで固定するから。
挟む力がしっかりしているものを選んで下さいね。

服を背後でまとめる

・おむつ替えをしようと寝かせたのに、途中でゴロンと起き上がってしまってロンパースや肌着の裾がお尻にくっついちゃった。
・立ったままじゃないとおむつを替えさせてくれなくなって、トップスや肌着の裾がお尻にかかって邪魔。

といった場合、このように洗濯バサミを背中側に使いましょう。

背中側の裾をまくり上げ、首下の適当な場所で洗濯バサミを使って服を留めるだけです。
前側の裾も持ってくるイメージで、背中側になるべく布を集めるのがコツ。
そうすれば前側の裾も一緒に上にくるので、邪魔になりません。

実は最初の頃は、裾をベローンとまくって首の部分に引っかけていたんですよね。

でもこれだとたまに裾が落ちてきちゃうことがあって、おむつ替えに集中できませんでした。
やはり、しっかり洗濯バサミで固定した方が安心です。

嫌がった時の気をそらすオモチャとして利用

洗濯バサミも集団ともなれば、オブジェのような作品が作れちゃいます。
おむつ替えを嫌がって逃げる時には、複数の洗濯バサミを渡してみましょう。
「どうなってるの?」と興味を持ってくれたら、気をそらしておむつ替えするチャンスです。

長くつなげてみたり、1個の周りに何個もつけて不思議な物体を作ってみたりと、やり方は自由。
まだお子さんが自力で開閉できないうちは、ママが組み合わせて作ってあげた物を渡してもいいですね。

リアルに作れなくても「ほら、洗濯バサミの車だよ~」とか「あらなんて可愛いリボン!」なんて言いながら、興味を持ってくれそうなアイテムに見立てて目の前に登場させてみて下さい。
なんとも不思議なオブジェに、お子さんの目はくぎ付けになるはず。
組み合わせ方によって形が簡単に変えられるので、飽きずに何度も使えますよ。

収納はおしりふきに挟んでおけばOK

おむつ替えで頼りになる洗濯バサミ、我が家ではおしり拭きとセットにして置いています。
ただ、おしり拭きのパッケージにガバッと挟んでおくだけです。

でも、子どもがいたずらして取ってしまい、行方不明になってしまうことも。
そんな時のために予備で、手の届きにくい家具の取っ手などにも挟んであります。

おむつ替えしようと思った時にすぐ見つからないとイライラしちゃうので、我が家は部屋のあちこちに洗濯バサミがぶら下がっています。

ちょっと見た目は悪いですが、育児中の部屋はなんといっても効率重視。
お客様が来る直前にだけ、回収しています。

もしおむつ替えをする定位置が窓の近くなら、カーテンに挟んでおくと自然ですよ。

コスパも最強の洗濯バサミは本当におすすめ

洗濯バサミはどの家庭にもあるし、足りなくても100均で数個まとめて買えちゃうコスパの良さ。
おむつ替えに使わなくなったら、本来の目的であるお洗濯に使えば良いので、持っていて無駄になりません。
古くなってきたり、あまりにも汚れてしまったりしたら新しい物と気軽に交換できるのも魅力です。

おむつ替え中にもしウンチがくっついてしまっても、水や石鹸でささっと水洗いすれば簡単に綺麗になりますよ。
日光消毒をしたければ、洗濯物干しに挟んで外に置いておけばOK。

おむつ替えの苦労を、洗濯バサミで簡単に解決しちゃいましょう!

天気の悪い日が続いていた時、部屋で大人しく遊ぶのに飽きてきた私と娘(2歳)は、ベランダである遊びを発見しました。

それは、ベランダに設置してあった室外機から出てくる水を使った、本当に単純な遊び方です。

ベランダに出る時に履いてきたサンダルや靴のままで、何も準備する物もなくできちゃうこの遊び。
室外機から水が出ている部屋にお住まいの親子は、ぜひやってみて下さい!

ベランダの室外機でどうやって遊ぶの

先程も少し触れましたが、ベランダにあるエアコンの室外機で遊ぶには、ある条件を満たしていることが重要です。

それは「室外機から水が出ていること」。
つまり、エアコンを使っている(いた)という状況であることが必須となります。

夏や冬はエアコンを使っていると、室外機から水が沢山流れ出てきますよね。

通常であればこの水は、排水溝へ向かって一直線なだけの「不要な水」。
これを利用して、子どもと遊べちゃうんです。

具体的なやり方は後半で説明しますが、履いているサンダルか靴と、歩く元気さえあればそれだけでできますよ。

春や秋はエアコンを使う機会が少ないので、この遊びは夏か冬に思う存分楽しんで下さいね。

室外機で水遊びするメリットは

室外機でのプチ水遊びについてですが、3つのメリットがあるんです。
実際の我が家での遊び方をご紹介する前に、簡単に説明しておきますね。

お金がかからない

1つ目のメリットは、なんといってもお金がかからないことです。
ベランダでビニールプールをやるのと違い、水道代がかかりません。

子どもに毎日ビニールプールをやりたいと言われると、ちょっと躊躇してしまいますよね。
エアコンの室外機から出る水であれば、もともとある水を使っているだけなので「ご自由にどうぞ!」って心から言えますよ。

事前に準備する物はゼロ

遊ぶためには、子どもも自分もベランダ用のサンダル(あるいは靴)に履き替えて、ベランダに出てくるだけでOKです。

子どもと遊ぶ前に用意する物があると、準備に待ちきれない子どもがイライラすることも。
その心配をせずに、スムーズに遊び始めることができますよ。

親としても、手ぶらで始められて片付けも無いので楽チンなことこの上なしです。

ベランダなら思い切りジャンプできる

この後ご紹介する我が家での遊び方の中では、ベランダでジャンプするという場面があるんです。

マンションなどの集合住宅に住んでいる場合、階下へ響く足音は本当に気を遣いますよね。
子どもが部屋の中で連続でジャンプなんてしようものなら、反射的に眉をひそめてしまいます。

でもベランダなら、部屋の中ほど足音を気にしなくて大丈夫。
あまりにも大声で長時間はしゃいだりするのはNGですが、ある程度の足音ならそこまで迷惑になることはないでしょう。

たとえ狭いベランダだとしても、部屋よりは伸び伸びと動けて子供もリフレッシュできますよ。

我が家での実際の遊び方

それでは、我が家で実際にどうやって遊んでいるのかをご紹介します。

本当に単純なんですが…室外機から出ている水を踏んで、足跡をつけるだけです。
(汚いベランダですみません)

それだけ?って思ったかも知れませんね。

でも足跡って、つけ方によってちょっと変化するので意外と面白いんですよ!

例えば、普通に歩いて来てついた足跡はコチラです。

これだけでも、子どもは「おっ、模様が出来てる~!」と喜びます。

しかし、これだけでは終わりません。
うちの娘は、水を踏んだら思いっきりジャンプ!!

遠くまで飛べたでしょ、と得意げにニンマリ。

そうしてついた足跡は、こうなります。

着地の勢いで、火花が散ったみたいなトゲのある足跡になっています。

この時は水量が少なめだったので迫力がありませんが、サンダルにもっと水がついていたらトゲももっと多くて賑やかな形になりますよ。

普段の生活でも靴の足跡って見ていると思うんですが、こんな風に普通の歩き方ではつかない形になると、子供は喜びです。

うちの娘は、初めて見た時には目を丸くしていました。
そしてその後、面白がって何度もジャンプしていました。

ただし、もしお子さんがジャンプする際は、怪我をしないように注意して下さい。
滑って転倒したり、置いてある物にぶつかったりということがないよう、必ず側で様子を見守ってあげて下さいね。

親子ともストレスの少ない遊びをしよう

雨天や外に思うように出られない日は、何かとストレスが溜まりがちです。
イライラして不必要な親子喧嘩をしないためにも、自宅で簡単にできる遊びで楽しい時間を過ごして下さいね。

今回ご紹介した室外機の水を使った遊び方は、エアコンを使っている時だけという条件にはなりますが、それさえクリアできれば簡単にできちゃいます。

親子だけじゃなく環境にも優しい、排水を再利用した水遊び。
楽しんでいただけたら嬉しいです。

初めての出産でお世話になった産院が、ソフロロジーという方法を取り入れている所でした。

痛みが少なく、母子の身体にも優しいというソフロロジー。
普通の分娩よりも少しは楽に進むのかなぁと期待していましたが、やはり現実はそう甘くはありませんでした。
でも結果的には、やって良かったと思っていますよ。

ソフロロジーを取り入れた分娩をお考えの方、私の体験が参考になれば幸いです。

ソフロロジーを産院で初めて知る

私は産院を選ぶ時、実家の近くにあって評判が良いという条件で決めました。
ソフロロジー出産という方法は、産院で教わるまでは全く知らなかったんです。

そのソフロロジー出産というのは、普通分娩のなかで行うものです。
麻酔を使ったり、特別な器具を使うようなことはしません。

以下の3つの点を意識することによって、心身共にリラックスした状態で分娩を行う、というものなんです。

・呼吸法
・イメージトレーニング
・ストレッチ

呼吸は分娩の段階に合わせて、長く息を吐いたり、吸って少し息を止めたりといくつかバリエーションがあります。
イメージトレーニングは目をつぶり、身体の緊張を解いた状態で楽しい場面を想像するといったもの。
ストレッチは、分娩時に使う身体の部位がスムーズに動かせるようにと考えられた、妊娠中から行うプログラムです。

リラックスできるといわれている、指定のBGMもあるんですよ。
細部までこだわりのある方法だなぁと感じました。

私の産院では、事前にソフロロジーについての説明会の参加が必須でした。
院長がソフロロジーの良さを語ったあと、実際にBGMをかけて目をつぶってのイメージトレーニングもやりましたよ。

そして、呼吸法やイメージトレーニング、ストレッチのやり方について書かれた本を貰って自宅練習もしました。
ここまでやっていると、陣痛の痛みにそこまで苦しまずに、出産ができそうだと思い始めました。

出産までの道のり

ソフロロジー方式に従って、真面目に事前準備をしてきた私。
果たしてその効果はどれくらいあったのか。

これから、実際の出産までの体験をお話ししますね。

夜中に破水

予定日を超過しても、まったく陣痛の気配がなかった私の身体。
とうとうお医者さんから、「あと数日このままなら、入院してバルーンを入れましょう」という提案が。

結局、入院予定日の前日まで何も変化はありませんでした。

夜に入院の支度をして、いつものように寝ていたら、突然チョロッと何か水が出たような・・・?
目を覚まして慌ててナプキンを確認すると、やはり少し濡れていました。

破水かもしれないと親を起こし、産院に電話して向かったのが夜中の2時過ぎ。
産院で着替えている途中にドバドバと破水し、出産へのカウントダウンがいよいよ始まったと覚悟を決めました。

産院では着いてそのまま陣痛室に案内され、そこで様子を見ることに。
慌てて自宅から駆け付けた主人は、まだまだ時間がかかるからと一旦家に帰されました。

陣痛室ではずっと、ソフロロジーのBGMがリピート再生で流れていました。
まだ陣痛はほとんどわからない状態で、わりと普段通りの体調。
まだ呼吸やイメージトレーニングなどは出番ナシでした。

看護師さんからは「今のうちに寝ておいた方がいいですよ」とアドバイスが。
でも初出産にドキドキしていて、ちっとも寝られませんでしたね。

朝食を食べながら陣痛に気付く

午前8時、産院から出された朝食を食べながら、時々お腹のあたりがギューッとなる感覚に気付きました。

陣痛とは、これか。

ちょっとだけ痛くて、食べる手がピタリと止まりました。
ソフロロジーの呼吸を思い出し、静かにフーッと息を吐きだして痛みがおさまるのを待ちます。

でもあまり辛くはなかったので、朝食は痛みの合間にあっという間に平らげました。

その後、午前中のうちにだんだん痛みが増していき、昼食のあたりにはそこそこな痛みに。
昼食は痛みに耐えながら、朝からやっているソフロロジーの呼吸法で乗り切りました。
とはいえ、昼食もまだ完食できる元気がありましたよ。

夕方からは辛すぎて大変

夕方になってくると、陣痛の痛みがかなりつらくなってきました。
痛みの波が来ると、握りしめた拳が強く震えるほど。

肝心のソフロロジーの呼吸ですが、私は頑張ってやっているつもりなんですが、痛すぎて理想の呼吸にならず。
静かに長く息を吐いて下さいと言われても、痛すぎて勝手にハァハァいっちゃいます。

「フゥ~~、、ハァ(すぐ吸っちゃう)、フハァ、フハフハ!」
文章にすると非常に伝わりづらいと思いますが、実際こんな感じでした。

もっと長くゆっくり呼吸して下さい、と看護師さんから何度も言われました。

頭ではわかってはいるんですけど、どうやったら実際にそんな冷静に息ができるのか。
『これはもはや、超人レベルの技術だ』と当時は思うくらい、実行するのが大変でした。

主人は昼頃から来てくれて、最初は笑って会話もできていたんです。

それがこの頃にはまともな会話もできず、ただ震える手を握って励ましてもらうので精一杯でした。

そして子宮口は驚くほどゆっくりしか開かず、何度も押し寄せる痛みにそのまま6時間くらい耐えることに。

ソフロロジーであれだけみっちり練習したイメージトレーニングに関しては、もはや忘却の彼方。
呼吸法だけは必死にこなそうとしていましたが、痛すぎてそれすら満足に出来ませんでした。

「フーハーフーハー、、(呼吸法を意識することを思い出す)フゥ~~~~~ゥゥゥ、ハァァ!」
フーとハーの言い過ぎで唇がカラカラだったことだけは、鮮明に覚えています。

そして、私は途中で何度も主人に泣き言を言ってしまいました。
「つらい」「どうしたら良いの」「もう辞めたい」「なんでこんな我慢しなきゃダメなの」など・・・。

後半ではあまりの事の進まなさに怒りも入り、「もう帝王切開にして早く産みたい!」と言ってしまいました。
帝王切開で出産する方に対してとても失礼な発言だったと、反省しております。

「ここまで頑張ってきたんだから、あと少し頑張ろうよ」と主人が冷静になだめてくれたことで、その言葉は1度きりでした。
しかし当時の私は、一刻も早く陣痛の痛みから解放されたくて頭がおかしくなりそうでした。

そして、陣痛室に入ってからもうすぐ24時間になるなぁという、日付が変わった深夜1時。
やっと子宮口が開ききって分娩室へ行けることになったんです。

分娩室では張り切って産みました

陣痛室の次のステージである分娩室に入れたのは、産院に到着してから丸1日後でした。

前日からの緊張と予想以上の痛みでクタクタでしたが、あとは力を入れて産むだけだと急に元気を取り戻した私。
さっきまでの弱気もどこへやらで、事前のトイレもサクッと済ませて(看護師さんに「もう終わったの?」と驚かれました)分娩室に向かいました。

先程までは効力に実感が湧かなかったソフロロジーの呼吸でしたが、分娩時のやり方に変えて、少しづつ息を吐き出していきました。

これがお腹に力を入れやすくて、予想以上に良かったです。
この時になってやっと、冷静な自分を取り戻せました。

そのおかげで、スムーズに出口に向かってきてくれた赤ちゃん。
分娩室に入ってからは1時間で順調に出産できました。

呼吸法をしっかりやって酸素が十分に行き届いていたおかげか、赤ちゃんも元気そのものでした。

3600グラムと大きめだったので、初めて抱いた時の感想は「わ、重たい~!」。
赤ちゃんって、もっとヘニョヘニョで軽いと想像していたので、ずっしり腕にのっかった我が子はなかなかの存在感でした。

痛かったがソフロロジーには感謝

正直に言うと『ソフロロジーで少しでも痛みを少なく出産できる』と期待していたほどの楽さはありませんでした。
でもひたすら耐えているだけの出産よりは、絶対に良かったと思っています。

妊娠中から行っていたストレッチやイメージトレーニングは、やっていれば大丈夫、という安心感をもたらしてくれました。

本番での呼吸法は、教わった通りやれる人がいるのかと疑問を抱くくらい、再現が難しかった~!
でも必死に行おうとすることで、陣痛の痛みから気をそらせることができたのは確かです。

なによりも良かったのは、実際に生まれてきた赤ちゃんが元気だったこと。
母子共に、ソフロロジーの力を借りて健康的な出産ができたことを感謝しています。

主人は陣痛室に流れ続けていたBGMについて「飽きるほど聞かされたから、出産が終わっても暫く耳から離れなかった」と漏らしていましたが。

ソフロロジーをもってしても、出産はやはり大変でした。
でも、出産前から本番までずっと心の支えになってくれたので、やって良かったです。

ソフロロジーをお考えの方は、ぜひ前向きに検討してみて下さいね。