◆おうちで簡単。手作りワッフル。

お店で売っているワッフルはとてもおいしいけど

おうちで作るなんて難しそう。と思う方もいるかもしれませんが、

道具と材料さえそろっていれば誰でも簡単に作ることができます。

基本作業は「まぜて焼く。」だったこれだけです。。

時間もかからず、お腹を空かせた子どもを待たせることなくすぐにできます。

   もちもちワッフル

 

◆ワッフルを作る前に

ワッフルを作るためには「ワッフルメーカー」が必要です。

ワッフルメーカーはサンドメーカーなどという名称でも販売されています。

各メーカーから、安いものだと2千円台から販売されているものもあります。

プレートが着脱式だと使用後に洗うことができるのでおススメです。

ワッフル型以外にも、たい焼き型、ドーナツ型のプレートもセットになっていて用途によって使い分けることができるものや、セットではないけど別売りで買い足すことができる商品もあります。

 

◆粉いろいろ

薄力粉、強力粉、ドライイースト、ベーキングパウダー、ホットケーキミックス粉、などを使って作ることができます。

 

◆ワッフルのメニュー

甘いデザート系のワッフルだけでなく、アレンジ次第で朝食、昼食、夕食にもなります。

食材を変えて上にのせたり、挟んだり。

ワッフルって見た目もとても可愛いので、手の込んだことをしなくても子どもたちも喜び大満足。

生地づくり

 

◆我が家の手抜き!ホットケーキミックス粉。

はかり出して来て、粉を計って、お砂糖も計って・・・というのがメンドウなので、

手早く済ませたいときはホットケーキミックス粉を使います。

ボウルに適当に粉を入れたら、卵を投入。生地の様子を見ながら牛乳または水を少しずつ入れていきます。

入れすぎると生地がダラダラになってしまうのでそこだけは注意が必要です。

ワッフルメーカー

 

◆やけどに気を付けて

ワッフルメーカーはスイッチを入れると熱くなります。小さなお子さんと作業される場合は十分気を付けてください。

プレートだけでなく本体も熱くなる商品もあるので、ワッフルメーカーには触らない。など、お子さんとルールを決めてから作業しましょう。

バターをトッピング

 

◆楽しいトッピング

我が家の娘は、バターを自分で切ってワッフルにトッピングしていました。子どもに包丁を使わせるのが心配な場合はフォークなどでも切れます。

ジャムや生クリーム、はちみつ、フルーツなどをのせると見た目も豪華です。

おうちでワッフル、アイデア次第で幅広くいろいろなメニューを作ることができます。

自分の家族だけのワッフル、ぜひ作ってみてください。

文字の読み書きは入学前までに?!

 

 

ひらがなは小学校1年生の授業で習います。

しかし、最近では、小学校入学前までに

ひらがなの読み書きだけでなく、カタカナも読み書きができる子が増えています。

お勉強系で力を入れている幼稚園などでは、小学校1、2年生で習う漢字まで教えている園もあるようです。

そういう話を聞いて「うちの子大丈夫かしら?」と不安や焦りを感じるパパ、ママも多いのではないでしょうか。

今回は、ひらがな読み書きの教え方について、ご紹介します。

 

いつまでにできればいいの?

 

子どもの心理、発達の先生に、ひらがなの読み書きはいつまでに出来たらいいか聞いてみました。

「ひらがなの読みについては、幼稚園、保育園の年中さんくらい。」

「ひらがなの書きについては、年長さんくらい。」とのことでした。

そのころまでに出来るようになっているかが1つの目安だそうです。

 

子どもが文字に興味を持った時がチャンスとも言えます。

周りが出来ているから、と慌てたり、焦らなくても大丈夫です。

子どもと楽しみながら遊びを通じて、ひらがなも覚えていけるといいと思います。

 

まずは読みからはじめよう

 

(写真 :  ひらがな おけいこぬりえ 、 サンノート株式会社)

 

親は「教えよう!」とするのではなく、こどもが文字に興味を持つきっかけ作りを行っていけるといいと思います。

あいうえお表をお部屋に貼ったり、一緒に「かるた」で遊んだりしながら、子どもが文字に興味を持つタイミングを待ちます。

 

ドリルやワークブックを使ってみよう

 

読むのはすぐにできるようになったのに、書くのを嫌がる。というお子さんも多いようです。

まずは書くことに慣れることからスタートします。

本屋さんでは様々なドリルやワークブックが販売されています。

点から点をつないだり、なみなみの曲線をなぞったりするワークブックもあります。

迷路なども、鉛筆を持ち、文字を書く練習に繋がっていくので、お子さんが楽しく取り組めそうならおうちでやってみましょう。

 

子どもに文字を書かせてみると、

太枠1マスに1文字、ということが理解できなかったり、

書き順が違ったり・・・ということもあると思いますが、

最初のうちは出来るだけ親はうるさく言わないように、子どもが楽しく取り組めて書いていたらオッケーという気持ちで見守りましょう。

 

鉛筆はBか2B。持ちやすいものを。

 

 

(写真:くもんのこどもえんぴつ2B )

 

昭和の時代は鉛筆はHBが主流でしたが、

いまは小学校で「鉛筆はBか2B」と指定している学校が多いと聞きます。

筆圧が弱い子でもしっかりした字が書けるように、濃い鉛筆がよいとされているそうです。

シャープペンシルやコロコロ転がってしまうような丸い鉛筆も、持ちにくいので避けるようにしましょう。

 

親も一緒に楽しみながら。

 

最近はタブレットやスマホアプリなどでも、幼児向けのものが多数あり、

ひらがな学習に適したものもあります。

そういったものを上手に利用するのも1つの方法ですが、どんな物でも子どもに与えっぱなしではなく、親が付き添い見てあげることで親子のコミュニケーションが育ち、今後の学習意欲にも繋がっていくはずです。

短い時間でも大丈夫です。

子どもと向き合う時間を作るように心がけましょう。

 

 

 

アイロンビーズをご存知でしょうか?

ビーズを専用プレートに並べ模様や絵柄を作り、専用シートをのせその上を高温アイロンを当てることでビーズを熱で溶かし接着させ、1つのプレートにする玩具です。

アイロンビーズ

 

主に子ども用玩具として売られていることが多いですが、大人でも楽しめてとても凝った作品を作っている方もいらっしゃいます。

思い付きで簡単な作品もできますし、慣れてきたら自分で図案を考えて作ることもできます。

ビーズは小さいので小さなお子さんがいらっしゃる場合は取り扱いに注意してください。

 

アイロンビーズを始めよう~4つの道具が必要。

プレート

 

アイロンビーズで遊ぶために必要な道具は4つあります。

 

1、アイロンビーズ

はじめからプレートと図案とセットで販売されているものもありますが、

自由に作ってみたいなら、欲しい色のビーズを選んで購入しましょう。

・パーラービーズ(Perler Beads)

1995年アメリカ製のパーラービーズを、玩具メーカー「株式会社カワダ」が国内販売したことで、日本にアイロンビーズが広がりました。

・ハマビーズ(Hama Beads)

ヨーロッパ主流のアイロンビーズ。

 

日本ではパーラービーズとハマビーズが有名ですが、他にもたくさんの会社から発売されています。

会社によって、ビーズのサイズや品質なども違う場合があるので、いろいろ買って混ぜて使う場合はご注意ください。

 

2、プレート

プレートも種類がたくさんあります。

ハートの形や、ライオンを作るためのライオンの形のプレートなど。

まずは基本のプレートを購入するのがおススメです。

 

3、アイロンビーズ専用アイロンシート

シートはとても重要です。

アイロンをかけるときは必ずシートをします。

これを忘れて直接ビーズにアイロンをかけてしまうと、熱で溶けたビーズがアイロンに引っ付いてしまい取るのが困難になります。ご注意ください。

破れたり、なくなったりすることもあるので、予備のシートも用意して置くといいと思います。

 

4、アイロン

アイロンは家庭用のもので大丈夫です。

高温なので、やけどなど事故のないように取り扱いに注意しましょう。

 

作ってみよう。

アイロンビーズをお店で買うと、無料で図案をくれるところもあります。

ネットで検索すると動物やキャラクターの図案などもたくさん見つかるので、そういったものを参考に作るのもいいと思います。

 

作品

ハウジングセンターの無料イベントでアイロンビーズで遊べるコーナーがあったり、

他にもアイロンビーズを売っているお店で有料体験会などを開いているところもあるようです。

最初はそういうところで体験してみてもよいと思います。

 

子どもの集中力を高めるアイロンビーズ

小さなビーズを手に取り、作業していくことは、子どもの集中力を高める効果もあります。

手先を使う作業は脳の発達にも影響するので、子どもの遊びにアイロンビーズはとてもおススメです。

どちらかというと女の子に人気のアイロンビーズですが、女の子の遊び、男の子の遊び、と決めつけてしまわずに、いろいろな体験をさせてあげることで子どもの可能性は無限に広がっていきます。

ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください。

アイロンビーズ関連で他にこんな記事もあります。

運動神経は経験と環境で決まる。

 

ねっと

 

「うちの子、運動神経悪いです」という声を聞いたことがあります。

「親が運動神経悪いから、子どもに遺伝した」とか、似たような話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

そもそも運動神経とはなんでしょうか?

よく言われているのが「運動神経=運動を巧みにこなす能力」です。

それは生まれつき持っているものではなく、大部分は環境と経験で決まってきます。

大切なのは、日々どれくらい運動しているか、外遊びしているか、運動することスポーツすることに慣れているかで、それで大部分の運動能力は決まります。

幼児期にたくさん外遊びをしたり、体を使う運動をしてきた子は、運動能力も発達していき、初めてのスポーツでも感覚的にコツを掴み、上手にこなせる能力が身につきやすいです。

反対に室内遊びが多く、あまり運動しないで幼児期を過ごした子は、体の動かし方や運動の経験が少ないはずです。

 

こうえん

 

最近の子どもたちの運動能力が下がっている原因の1つとして、幼児期に外遊びや体を使った遊びをする時間が平均的に下がっていることが挙げられてます。

「わたし運動神経悪いの」というママの場合、お子さんとの一日の過ごし方も室内遊びがメインのことが多いです。

たくさん歩いて体を動かすことで、体力もついていくのですが

普段の移動も車を利用することが多く、歩かない、歩く時間が少ない子どもたちが増えています。

出来るだけ普段から意識して、日々の生活の中に運動を取り入れることが大切です。

できるだけ、さまざまな体を使った遊びを取り入れることが理想ですが、まずは無理をせずに、継続することを心がけるといいと思います。

 

苦手意識を持つ前に。

 

うんてい

 

小学校に入ると、周りの子と比べて「自分はできない」という現実にぶつかる機会が増えていきます。体育の授業でもボールを使ったり、鉄棒、マット運動、かけっこなど、さまざまな運動を行っていき、それらは通知表などで評価されます。

小学生になるころには子ども同士も容赦なく、うまく出来ない子に対しては「〇〇くん、ヘタクソ!」と指摘されたり、休み時間にサッカーなどする際も、うまくできない子は仲間にも入れてもらえない・・・という事態も実際にあります。

これは運動だけの事ではないのですが、

「自分は他人よりも出来ない子なんだ」と子ども自身が思ってしまったとき、それは苦手に変わります。

みんなよりヘタだから運動は苦手、自分はうまく出来ないから運動は嫌い・・・ということに繋がってしまいます。

残念なことに子ども自身がそう思ってしまった時点で、その子のその後は一気に伸びなくなります。

子ども自身が「運動苦手」と思う前に、幼児期のうちに親は出来る限りのことをしてあげてほしいと思います。

子どもの運動神経は遺伝では決まりません。

そのことを忘れずに、子どもと一緒にたくさん外遊びをして体を動かして、運動好きな子どもに育てていきましょう。

みなさんのおうちはどうですか?

 

ぼーる

 

子育てしていると日々の生活に追われがち。

家の中がいつも散らかっている、なかなか片付かない・・・という方もいらっしゃると思います。

自分のおうちの中を思い浮かべてください。

おうちの中は片付いていますか?

ダイニングテーブルの上は物で散らかっていませんか?

床などに出しっぱなしのカバンや服がいつも置かれていませんか?

シンプルライフ生活を目指しているのに、物が多すぎてどうにもならない・・・というママも多いのではないでしょうか。

今回はお片づけの基本を見直して、ママの生活を楽にする暮らしについて考えていきます。

 

 

片づけることのメリット!

お片づけをすることで、ママが楽になるメリットがたくさんあります。

 

はな

 

 

1. 時間短縮。

家の中が片付いていないと、どこに何があるかわからない。わかっていても取り出しにくい・・・という場合が多いです。

あれこれ探す時間がなくなれば時間短縮だけでなく、とても暮らしやすくもなります。

 

2.経済面でも効果あり。

日々片付けていることで、家に何が必要なのか把握でき、余分なものを買うことが減ります。

 

3.心のゆとりができる。

すっきりした部屋で暮らすことで、落ち着いた気分で暮らすことができます。

 

 

片づかない理由、物が増える理由を考えてみる。

 

どうして物はどんどん増えていくのでしょうか?

物が増える原因は主に2つあります。

1つは買い物です。

安いから買う。みんなが持っているから買う。

買い物でストレスを発散している・・・という人もいます。

買えば買っただけ、確実に物が増えていくということを意識しましょう。

 

もう1つは誰かからもらった物です。

頂き物なので処分するわけにもいかず、とりあえず家に置いてある・・・というモノがみなさんのおうちにもあるのではないでしょうか?。

頂いた物についての考え方ですが、

シンプル生活を目指す側としては、受け取った時点でその物の役割は終わった。と考えることが1つの方法です。

(ただし、すごく高価なプレゼントや貴重な物などの場合は、あとになって贈った側から「見せてほしい」「返してほしい」など申し出があり、対応しなくてはならないケースもあるので、取り扱いには十分気を付けてください。)

 

 

かたづけ

 

お店でもらう化粧品サンプルや、粗品でもらった企業名入りのボールペンなど「いつか使うから」と大量にため込んでいませんか?

物が増えても、適切に消費したり、捨てたり、手放していく能力があれば大丈夫ですが、それが出来ない人も多いです。

物を捨てることに対して罪悪感を覚える、という人もいると思いますが「物を捨てること=物を大切にしない」ではありません。

不要なものは処分する。捨てることでなくても、必要としている人に渡したり、リサイクルに出したり、ネットオークションなどで販売することもよいと思います。

そして本当に必要な物以外は買わないようにする。

それが暮らしやすい生活への第一歩です。

 

いきなり実践することは難しいと思いますが、意識をすることからスタートしてみることをおススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビと乳幼児について。

 

こども

 

みなさんのおうちは1日どれくらいの時間、テレビをつけているでしょうか?

「長時間のテレビはよくない」、パパママ世代の人たちが子どものころから繰り返し言われていることなので、テレビは子どもによくないんだろうな・・・ということを知っている方も多いと思います。

一体、テレビの何が悪いのでしょうか?

今回は、子育て家族のテレビとの付き合い方を考えていきたいと思います。

 

テレビが及ぼす影響とは。

 

日本小児科学会では乳幼児のテレビ視聴の発達への影響を調べるため、1歳半の幼児を対象に調査を行いました。(3地域1900名)

その結果、長時間のテレビ視聴は幼児の言葉の発達に影響があることが分かっています。毎日のテレビ視聴時に親子の会話が少ない場合も言葉が遅れる確率が高くなるそうです。

テレビだけでなく、スマホ、ゲーム、インターネットなどを利用する家庭が増え、社会的に家庭内での会話が少なくなっている傾向があるようです。

みなさんのおうちは大丈夫でしょうか?

日本の小児科医団体は「乳幼児の長時間テレビ視聴はよくない」とし、

「2歳以下の子どもにテレビ、ビデオを長時間見せないようにしましょう」と呼びかけています。

内容によらず、言語発達が遅れる危険性が高まる、としています。

アメリカの小児科医団体からも1999年「2歳まではテレビをみせるべきではない」と警告が出ているそうです。

 

問題はメディア自体ではなく、使い方にあるとも言えます。

「テレビを見せておけば静かだから」と長時間テレビに子守りをさせていませんか?

乳幼児期は子どもにとって、大人のコミュニケーションがとても重要な時期でもあります。親子が顔を合わせて遊んだり、会話から生まれるコミュニケーションが、発達面から見てもとても重要です。

 

 

頭ではわかっているのだけどなかなか実践できない、ついテレビに頼ってしまう、そんな方も多いかもしれません。

テレビを見ない生活なんてできない、という人もいると思います。

できる人は実践してほしいですが、

どうしてもテレビは必要という人は、テレビをつけることに対して意識を持ってほしいと思います。

 

ビデオ

 

1、テレビ番組の内容には気をつけよう。

大人にとっては見慣れている番組でも、乳幼児にとっては大きな刺激となる場合もあります。音や映像に気を付けるようにしましょう。

 

2、つけっぱなしにしない!

見たい番組が終わったら消すようにしましょう。

 

3、1人で見せない!

長時間、子ども1人だけでテレビを見続けさせるのはやめましょう。

見るときは大人も付き添い、一緒に会話したり、子どもが何か質問した答えてあげるように心がけましょう。

 

4、授乳中や食事のときはテレビはつけない。

テレビを見ながらでは、何を食べてるのかもよくわからないのではないでしょうか?

食事は楽しく会話しながら行いましょう。

 

出来ることから始めよう。

 

ゲーム

 

上記のことを実践するには、家族の協力が必要な場合もあります。

パパは仕事から帰ってくると、いつも見てなくてもとりあえずテレビをつける。

・・・というおうちもあるのでは?と思います。

また、上におにいちゃん、おねえちゃんがいる場合なども、それぞれ見たい番組が異なるため、結局、ずっとテレビがついた状態になっている・・・なんてことも。

 

でもあきらめてはいけません。

まずは意識することからスタートしてみてはいかがでしょうか?

見てないときは消す。次の見たい番組まであと10分くらい・・・という短時間でも消す。

消している間はテレビの画面に「おやすみ中」の札を貼っておくのも分かりやすいのでおススメです。

そしてテレビを見過ぎてしまったな・・・と思ったときは、その後、お子さんとたくさん会話するなどし、意識してコミュニケーションをとることも大切だと思います。

 

 

 

 

ワーキングメモリとは

 

はさみ

 

みなさんはワーキングメモリ(作業記憶)という言葉をご存知でしょうか?

簡単に言うと、作業のための記憶。

なんらかの知的な作業を行う際に、情報や記憶を短時間、保持しておき処理すること。

つまり、脳のメモ帳のような役割を行うのが「ワーキングメモリ」です。

長く覚えておく必要はなく、作業が終わったら忘れてもいい記憶のことです。

生活していく中で、誰もが日常的に使っている能力でもあります。

読み書き、学習、運動などにも大きくかかわっています。

 

ワーキングメモリの力は人それぞれと言われています。

発達障害などの方の場合は、サイズが小さい場合もあるようです。

集中力が弱い、忘れ物が多い、気持ちと行動の切り替えが苦手、読み書きが苦手、計算が苦手・・・などの場合は、ワーキングメモリのサイズが小さいことが関係している場合もあるようです。

また年齢と共にワーキングメモリの力が落ちていくということもわかってきています。大きなストレスなどを受けた場合も低下するようです。

 

ワーキングメモリを鍛えよう

 

文房具

 

ワーキングメモリは脳の前頭葉の「前頭前野」の働きが大きく関わっていると言われています。

脳トレアプリなどもありますが、今回は子どもと一緒に、遊びを通して出来るワーイングメモリの鍛え方をご紹介します。

 

1.  後出しジャンケン

 

子どもとジャンケンをします。

子どもには「後出しで、必ず勝つように出してね!」と伝えて行います。

 

慣れてきて、簡単になったら

今度は「後出しで、必ず負けるように出してね!」と伝えて行いましょう。

 

人間の脳は優れているので、何回も行っているとすぐに慣れて簡単になってきてしまいます。

慣れるまでの間、脳の前頭葉はものすごく活発に働いているのです。慣れてしまうと、前頭葉の働きは鎮静化してしまうそうです。

脳が活発に働いてそのあと鎮静化していく、これを繰り返すことで脳の働きはどんどんよくなっていきます。

 

2.逆さ言葉あそび

 

子どものときに、自分の名前を逆さまから読んだことがある、というパパ、ママも多いのではないでしょうか。

言葉を逆さまから読むことも、ワーキングメモリを鍛える遊びの1つです。

最初は、短い単語からスタートします。

大人が「りんご」など、単語を言ったあとに、子どもが逆さま言葉で「ごんり」と言います。

3文字の単語が簡単なら、4文字、5文字と増やしていきましょう。

また、慣れてきたら、逆さま言葉で会話にも挑戦してみましょう。

 

 

難しい長い言葉を、逆さま言葉で言える人が優秀、ということではありません。ワーキングメモリを鍛える遊びで、ちょっと難しいけど頑張ったらできそうだな、ということを行うのが「脳トレ」になるのです。

大人は子どもに出来るようになることを求めがちで、結果がでればそれでよし、と終ってしまいがちです。しかし、出来ないな、と一生懸命取り組んでいる時が一番脳が活性化されている瞬間です。そのことを忘れないように、親子で楽しく取り組めるといいと思います。

キネティックサンドとは

 

砂1

 

キネティックサンド、ご存知でしょうか?

数年前に話題になり、テレビ番組などでも多数取り上げられました。

スウェーデン生まれの「動く砂」キネティックサンドは、98%が純粋な砂で出来ていて動きの秘密は2%の特許技術によるものだそうです。

触ってみても、普通の砂場の砂と違い、手が全然汚れません。

アメリカ・ヨーロッパでの安全基準合格 している商品です。

2015年キッズデザイン賞をはじめ、いろいろな賞も受賞しています。

 

室内で砂遊びができる!

 

砂2

 

類似品が100均でも売られているそうです。

何を選択するかはご家庭の考えでよいと思いますが、子どもが直接触って遊ぶものはできるだけ安全、安心のものがいいかなとも思います。

キネティックサンドは、種類もいろいろ発売されています。

カラーも数種類あるようなので、混ぜて遊ぶのも楽しそうです。

ゴールド、シルバーなども発売されています。

「混ぜてほしくない!」と親が思う場合は、購入する際は1色にしておいたほうがいいと思います。

 

今回は、スタンダードなキネティックサンド「キネティックサンド2LB」を購入してみました。定価1800円(税抜き)です。

箱の中に910gの砂が入っていました。

サラサラしていて、とても触り心地がよい砂です。

この砂、とても不思議で、バラバラになっても簡単にまとまります。

子どもは夢中になって遊びますが、大人も虜になります。

 

砂3

 

容器などに入れて固めて、

おもちゃの包丁で切ると、砂と思えないくらい、ものすごくスッパリとキレイに切れます。

不思議な感触に癒されます。

水は厳禁ですので、お子さんが、うっかり水をかけないように気をつけましょう。

 

普通の砂と違い、汚れにくいので室内遊びもOKです。

保存も簡単で、ビニール袋に入れておけば繰り返し遊ぶことができます。

タッパーなど容器で保存するのもおススメです。

 

 

問題点、注意が必要なこと。

比較的、汚れにくいキネティックサンドなのですが、子どもが夢中になって遊ぶといろいろなところに砂が落ちて散らばっていきます。

机にビニールシートを敷いて「ここの上だけで遊んでね」と約束して、子どもも気を付けて遊んでいても、いつの間にか床にパラパラと落ちる。

それを踏んで歩いて、部屋中が砂だらけ。

砂が服についてるのに気が付かず、トイレへ歩いていき、あちこちに砂が落ちる。

・・・ということが続きました。

遊び終えたらその都度、掃除機をかければOKなのですが、

細かい砂がフローリングの間に挟まり取れない、ということもありました。

結局、最近はベランダで遊ぶようになりました。

ベランダなら、砂がおちても、あとでホウキで掃くだけで済みますし、

服についた砂もきれいに落としてから部屋に入れば大丈夫です。

ベランダで遊ぶ際は、必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。

机やいすなどを出す場合は、子どもが踏み台にしてベランダ柵を超えて転落事故が起きる可能性もあります。十分気を付けてください。

また特にマンションなどの集合住宅の場合、ベランダで遊ぶ際は周囲に迷惑にならないように気をつけましょう。

 

不思議な砂、キネティックサンド。

お子さんと一緒に遊んでみてくださいね。

 

 

キネティックサンド公式サイト公式認定日本輸入総代理店ラングスジャパン )

http://www.rangsjapan.co.jp/kineticsand/index.html

風呂敷の歴史

 

風呂敷の歴史は古く、奈良時代には正倉院の宝物を包むのに布は使われていました。

物を包む布として奈良時代には収納用として利用されていたことがわかっています。

当時は「つつみ」と呼ばれていました。

室町時代にはいったころから、この布はお風呂で使われるようになり、

そこから「風呂敷」と呼ばれるようになった説もあります。

江戸時代になると生活に合わせて、風呂敷は様々な使われ方をするようになり、大きな荷物も小さな荷物も風呂敷に包んで運ぶなど、人々の生活の中に溶け込み、なくてはならない道具の1つとなっていたようです。

しかし明治時代以降、海外から「かばん」などが入ってきて、徐々に風呂敷は衰退していきます。

決定的だったのが高度成長期を経てやってきた消費社会でした。

使い捨てが当たり前の時代になり、お店で買い物をすれば、どこでもビニールのレジ袋や紙袋で商品を入れてくれます。

街中で風呂敷を持って歩く人の姿を見ることもほとんどなくなりました。

 

再注目!環境にも優しい風呂敷。

 

ふろしき

 

2000年に入ってから「レジ袋削減」という言葉をよく聞くようになりました。

環境問題の面から、レジ袋使用をやめることで二酸化炭素とゴミの量を減らそう!という取り組みです。

2005年の愛・地球博を境に東海地方の多くのスーパーやドラッグストアではレジ袋が有料化となりました。

レジ袋の大きいサイズは1枚、3円~5円。としているお店が多いです。

マイバック、エコバック、マイかご、などを利用する人が格段に増えました。

1人1人が心がけることで、すこしでも地球温暖化防止につながるといいと思います。

わたしもお買い物に行くときは、エコバックを持っていきます。ナイロン製のエコバックはどこかの景品で頂いたものです。

大きなバックなのですが、お店で安売りしていた時など、考えていた以上につい買い過ぎてしまったとき、持参のエコバックに入りきらない。ということがたびたびありました。

マイバック自体もかさばるので、複数持ち歩くのも嫌でした。

そこで取り入れたのが「風呂敷」です。

風呂敷は1枚の布なので、使わないときはとてもコンパクトに折りたたむことができます。

マイバックに入りきらない分は、風呂敷に包めばOKです。

とてもスマートで、おしゃれで機能的!カバンに1枚入れておくことをおススメします。

 

使い方いろいろ!おしゃれ風呂敷!

 

風呂敷は包むだけでなく、さまざまな使い方ができます。

子どもと公園でお弁当を食べるときも、可愛い風呂敷をさっと広げたら、より一層楽しいランチタイムになります。

たとえ汚れても、風呂敷は布1枚なのでお洗濯もラクラク。

 

てもち

 

包み方を知っておけば、さらに使い方や楽しみ方も増えます。

外出先でペットボトル飲料を買ったときも、風呂敷で包めば持ち歩きやすくなります。

近年はプレゼントのラッピングのかわりとして風呂敷が使われることも増えてきました。

つつむ物の大小にとらわれず自由に包むことができることも利点です。

 

プレゼント

 

「風呂敷リュック」という包み方もあり、風呂敷1枚がリュックにもなります。

(2枚で作る方法もあります。慣れるまでは2枚で作ったものの方が背負いやすいです)

重たいペットボトルなども、風呂敷リュックで包んで背負うことができます。

風呂敷は災害時などにも役立つと思います。

興味がある方はぜひいろいろな包み方を調べて習得してみてくださいね。

風呂敷、子育て世代に役立つ道具の1つですので、ぜひ今日からカバンに1枚入れて使ってみて欲しいと思います。

 

 

 

 

ボードゲームといえば「人生ゲーム」

ボードゲームの定番「人生ゲーム」(The Game of Life)。

1960年にアメリカのMilton Bradley社から発売されたボードゲームです。

日本では1968年に株式会社タカラ(現在のタカラトミー)から発売されており、2018年には日本発売50周年を迎えます。

人生ゲームシリーズの販売累計数は1300万個以上とも言われていて、いまも多くの人から愛され続けている人気ゲームです。

年代に合わせて新しくリニューアル版が発売され、企業やキャラクターなどとのタイアップ版も数多く発売していて、さまざまな「人生ゲーム」があります。

ボードゲーム以外にもカードゲームやコンピューターゲーム、携帯アプリなどでも数多くバリエーションがあるようです。

今回はボードゲーム版「人生ゲーム」をご紹介したいと思います。

 

遊べる!学べる!!人生ゲーム。

箱

人生ゲームには、みんなでワイワイ楽しめる「通常版」と、持ち運びに便利な「ポケット版」の2種類あります。

今回は「通常版」サイズの「人生ゲーム ダイナミックドリーム」(定価3,800円税別)で遊んでみました。

ダイナミックドリームは、盤面が通常の1.5倍もあります。

ワイドなダイナミックサイズです。

2~6人まで遊べます。6歳以上向きと記載がありました。

また「3歳未満のお子様には絶対に与えないでください」とも書かれていました。

家、自動車コマ、旗など、小さい部品が多くあるので、ご家庭に小さなお子さんがいる場合は誤飲事故等ないよう、くれぐれもお気を付けください。

 

実際に遊んでみて子ども達が学んだこと

今回は9歳と5歳の子どもと遊んでみました。

ゲーム自体はルーレットを回してコマを進めゴールを目指す、勝敗は運による力が大きいのですが、繰り返し遊ぶことで、子どもには知識と知恵がついていきます。

お金

  • お金の知識

紙幣のやり取りをしていく中で、例えば1000ドルが5枚あると、5000ドル札が1枚と「両替」できること、など自然に学んでいきます。

  • 職業を知る

職業カードからは、いろいろな職業があるということを知ることもできます

  • 数字や文字を覚える

数字を読んだり、マスに書かれた難しい文字を読んでいくことで楽しみながら言葉や字を覚えていき、学習へのキッカケにも繋がっていきます。

 

小さな子。ゲームが上手に楽しめない時。

こども

子どもが3歳になったばかりのころは、ルーレットを回す順番を待てなかったり、ゲーム上で自分に不利なことが起きたりゲームに負けそうになると怒って泣いて大変に・・・といろいろトラブルもありました。

そんなときは無理して続けなくても大丈夫。

楽しめなかったら、その日は切り上げて終了。そして、時期をみて、またやってみてはいかがでしょうか?

子どもが「やりたい」と言い出したときは、ゲームの前に「みんなで楽しむために、順番を守ろうね」とお約束をしてもいいと思います。

 

まとめ

大人も子どももみんなで楽しめる「人生ゲーム」。

実際に「生きていく為の力」を基礎から楽しく学べるおすすめアイテムです!

 

タカラトミー「人生ゲーム」

http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/index.html
人生ゲーム(2016年ver.)