ひらがなの練習の仕方 教え方のコツとは?

文字の読み書きは入学前までに?!

 

 

ひらがなは小学校1年生の授業で習います。

しかし、最近では、小学校入学前までに

ひらがなの読み書きだけでなく、カタカナも読み書きができる子が増えています。

お勉強系で力を入れている幼稚園などでは、小学校1、2年生で習う漢字まで教えている園もあるようです。

そういう話を聞いて「うちの子大丈夫かしら?」と不安や焦りを感じるパパ、ママも多いのではないでしょうか。

今回は、ひらがな読み書きの教え方について、ご紹介します。

 

いつまでにできればいいの?

 

子どもの心理、発達の先生に、ひらがなの読み書きはいつまでに出来たらいいか聞いてみました。

「ひらがなの読みについては、幼稚園、保育園の年中さんくらい。」

「ひらがなの書きについては、年長さんくらい。」とのことでした。

そのころまでに出来るようになっているかが1つの目安だそうです。

 

子どもが文字に興味を持った時がチャンスとも言えます。

周りが出来ているから、と慌てたり、焦らなくても大丈夫です。

子どもと楽しみながら遊びを通じて、ひらがなも覚えていけるといいと思います。

 

まずは読みからはじめよう

 

(写真 :  ひらがな おけいこぬりえ 、 サンノート株式会社)

 

親は「教えよう!」とするのではなく、こどもが文字に興味を持つきっかけ作りを行っていけるといいと思います。

あいうえお表をお部屋に貼ったり、一緒に「かるた」で遊んだりしながら、子どもが文字に興味を持つタイミングを待ちます。

 

ドリルやワークブックを使ってみよう

 

読むのはすぐにできるようになったのに、書くのを嫌がる。というお子さんも多いようです。

まずは書くことに慣れることからスタートします。

本屋さんでは様々なドリルやワークブックが販売されています。

点から点をつないだり、なみなみの曲線をなぞったりするワークブックもあります。

迷路なども、鉛筆を持ち、文字を書く練習に繋がっていくので、お子さんが楽しく取り組めそうならおうちでやってみましょう。

 

子どもに文字を書かせてみると、

太枠1マスに1文字、ということが理解できなかったり、

書き順が違ったり・・・ということもあると思いますが、

最初のうちは出来るだけ親はうるさく言わないように、子どもが楽しく取り組めて書いていたらオッケーという気持ちで見守りましょう。

 

鉛筆はBか2B。持ちやすいものを。

 

 

(写真:くもんのこどもえんぴつ2B )

 

昭和の時代は鉛筆はHBが主流でしたが、

いまは小学校で「鉛筆はBか2B」と指定している学校が多いと聞きます。

筆圧が弱い子でもしっかりした字が書けるように、濃い鉛筆がよいとされているそうです。

シャープペンシルやコロコロ転がってしまうような丸い鉛筆も、持ちにくいので避けるようにしましょう。

 

親も一緒に楽しみながら。

 

最近はタブレットやスマホアプリなどでも、幼児向けのものが多数あり、

ひらがな学習に適したものもあります。

そういったものを上手に利用するのも1つの方法ですが、どんな物でも子どもに与えっぱなしではなく、親が付き添い見てあげることで親子のコミュニケーションが育ち、今後の学習意欲にも繋がっていくはずです。

短い時間でも大丈夫です。

子どもと向き合う時間を作るように心がけましょう。

 

 

 

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