息子には台所仕事ができる大人になってもらいたい。時々夕食を代わりに作ってもらいたい。
世のお母さんはそんな願望をお持ちではないですか?私もその一人です。

お母さん外出するからお米を研いでおいて~
お母さん帰るの遅いから自分でご飯作って食べておいて~

そんな電話を大きくなった息子にかける、という夢があります。
さて、息子に料理をさせるにはどうしたらよいのか。
ここでは我が家の息子(5歳)へのアプローチの仕方をご紹介します。

パパがまずお手本を見せる

男性であるパパが台所にいる姿を普通と感じるくらい、パパには台所にいてもらうようにします。
我が家のパパはおつまみを作るのが好きなので、良く台所に出没しています。これはまずクリア。

しかし料理をしないパパもいると思います。
そんな時は、とても簡単な料理で台所に立つ機会を作ってあげると良いでしょう。
子どもと一緒に作れれば、なお良しです。

以下に、お料理が得意ではないパパのために簡単クッキングを2つご紹介します。

まるで理科の実験のような、カッテージチーズ作り

材料は少ないです。

牛乳
レモン汁
コーヒードリッパー
コーヒーフィルター

の4点です。

ミルクパンに牛乳を200ml入れ、フチに泡が立つくらいに温めます。
火を止め、大さじ一杯のレモン汁を入れかき回します。
するとすぐに液体と固形物に分離してきます。ぐるぐる10分くらいを目安に回し続けてください。

 

こんな感じに分離します。

分離したら、コーヒーフィルターで濾します。
仕上がりは、こんな感じ。

クラッカーにつけて、ジャムやハチミツと一緒に食べれば、パパにはお酒のお供に、子どもにはおやつになりますよ。

また、濾した後の液体の方も牛乳の栄養そのまま残っているので是非いただきたいところです。
パパ用はビール割りやウイスキー割りなどで。子ども用は果物ジュースや炭酸ジュースで割るのがおすすめです。

焼くだけチーズせんべい

同じチーズせんべいでも、作り方は2種類。どちらも簡単です。
上の写真のチーズせんべいは、左がフライパンで、右が電子レンジで作ったものです。

プライパンを使用する場合は、フライパンにスライスチーズを並べて焼くだけ。チーズがフライパンに付きそうならクッキングシートを敷いてください。

電子レンジを使う場合は、食べやすい大きさにカットして、

お皿の上にクッキングシートを敷いて、その上にチーズを並べてチン。1分くらい経ったら一度様子を見ます。チーズにぷくぷく泡が出てきていたら取り出して、パリパリの食感を出すために少し冷ましてください。

 

2種類のチーズせんべいを食べくらべ。どちらもパリパリ、中はちょっともちっとしています。でも少し違う食感を味わえるので楽しみながらいただきましょう。こちらもおやつやおつまみに、どうぞ。

パパが楽しくクッキングできるコツ

家事全般に言える事ですが、パパが台所に立つのに躊躇する主な理由は、ズバリ、ママに怒られるから。
手際が悪いわりに仕上がりがいまいち。
そんな苦情をママから言われてしまったらやる気が失せますよね。

楽しくすすんでクッキングしてもらうには、慣れるまではママの我慢が必要です。

きっと後始末が大変になるでしょう。
きっと同じ失敗を何度もするでしょう。

そんな風にイライラの原因を予測していれば怒りは半減するはずです。
しばらくは何も言わず、後片付けはママがやりながら暖かい目で見守ってあげましょう。

台所男子育成計画

息子が3歳の頃にキッズ用の包丁を購入し、ハム、薄い卵焼き、キュウリを切ってもらって冷やし中華を作りました。
本人がやりたい時にお米研ぎをしてもらいます。
クッキーの生地作りから型抜き、フライパンで焼く作業を一緒にやりました。
時々ハンバーグや肉団子の形成を手伝ってもらっています。
これらが今までやってきた事や現在進行形の事です。

そしてこれからは、小学生のうちに本物の包丁を持たせ、料理教室などの先生から魚の三枚おろしを習ってできるようになるといいな~と目論んでいます。

注意事項は興味を無くしたら無理やりやらせない。その一点です。
興味を無くさないように、一緒に楽しんでやれたらいいですね。

「あ!魚だ!」

生まれてからずっといつも通っている川沿いで、急に息子が声をあげました。
息子が指摘しているのは川の中の魚ではなく、川に沿ってかかる柵の模様の事でした。

今気付いたのか!ずっと通っているのに(笑)

せっかく気付いたのだから何かで残そうと思い、どうせなら自分の手でできる、簡単な方法でと考えました。

息子が見た柵に見立てて何かを作ろうと。
材料は…有りました!
コンビニなどのお弁当についてきた、使用しなかった大量の割りばし。今こそ出番でしょう。

という事で、割りばしで『魚の柵』を再現してみる事にしました。

 

材料はこれだけ

・割りばし(30本くらい)
・木工用ボンド
・絵の具
・ニス(無くても可)

 

まずは下準備

枠はきれいに仕上げたいので、ここは大人がこっそりやります。

外枠は長めの割りばしを2本、ボンドでつけてしっかり固定します。

それを4本作り枠としてボンドで固定後、枠の中には、短めの割りばしを割り、目視で適当な感覚で1本ずつ配置していきます。

このような感じになったら下準備は終了。

 

子どもと一緒に工作開始

まず、割りばしを2つに割ってもらい、さらに短くパキパキ折ってもらいます。
(けがをしないように一緒しましょう)

下準備した枠にえんぴつでおおまかに魚の形を描きます。
魚の形の外側に、ボンドをつけてもらいます。

ボンドを付けたところに合う長さに調節して、割りばし折って調整してください。(ここはママがやります)

サイズを合わせて割りばしを、息子がつけていきます。

魚の形がだいたい浮かんできたら、少々ゆがんでいてもかまわず子どもの好きなようにやってもらいます。
このような感じになればOK。

ボンドの感想まで一時間ほど。
絵の具が塗れるくらいに乾いたら、好きな色を好きなだけ選んでもらい、好きなように塗ってもらいます。

水分の少ない絵の具で塗ると割りばしにキレイに塗れます。割りばし色塗り

細かな部分を大人が手直しして乾かせば完成!
ニスがあれば大人がこっそり塗りましょう。

我が家ではガラスに飾っています。割りばしアート

 

まとめ

日常の何気ない発見を、写真ではなく身近な材料で表現することの楽しみ。
手を使い体験すること。塗る、描く、形作る方法を知るなど、とても良い影響が得られる工作だと思います。

デジタルに頼らず、アナログな体験も必要なので、ぜひお試しください。

ある日家の中で、子どもの姿勢の様子を観察したことがありました。

テレビ、ゲーム、食事、読書そして勉強中でさえ姿勢が悪いのが確認できました。背筋がフニャフニャとして定まらず、せめて食事中だけでもと注意しても一時もすればすぐ元通り。どうしたものかと頭を悩ましておりました。

そんな折ネットで見つけたのが子ども用バランスボールでした。

バランスボールと言えばフィットネスやヨガ等運動で使用するものという印象が私は強いのですが、調べてみると家の中でも色々な用途で使えることがわかりました。

 

バランスボールに座ることによって

子どもは常にフラフラとしてじっとしていることが苦手です。バランスボールに座ると上手くバランスを取らなければフラフラしてしまします。コツをつかめれば、転ばないようにフラフラすることができます。そして上下に軽くジャンプすることもできるようになるでしょう。それに飽きればバランスボールの上で静かに座ってテレビを見たりするかもしれません。

この時、お子さんの様子を見てみると背筋がピンと伸びているのがわかるでしょう。フラフラと落ち着きが無いように見えますがバランスボールの上でバランスを取るために無理せず、意識せず体幹を鍛えている証拠です。

体幹を鍛えることにより体の内側から筋力がつくので、いずれバランスボールを使わなくても良い姿勢を保てることが期待できます。

家庭でバランスボール

例えばゲームをしながら、テレビや雑誌を見ながらリビングで。小さな支えが付いた、転がらないバランスボールもあるので小学生以上ならいつものイス代わりに勉強机で、または食事時のテーブルで。

一日一度でも座る機会を作ってみます。

バランスボール種類

幼児用に持ち手の付いたバランスボールがあります。これはバランスが取りやすく、上下にジャンプしやすいので落ち着きの無い息子にピッタリ。

テレビを見る時のこの姿勢、お母さんは大好きです。

 

調子に乗って自発的に色々な事を試しています。お母さんの狙い通りです。よしよし。

 

バランスボールを使った時のしつけのこつ

家庭の中で全く背中を伸ばす機会が無かった子どもが、バランスボールを使っている時間だけでも良い姿勢をしています。

一日に一度でも良い姿勢が保てることを良しとして、その他の時に例え猫背になっていても気にしないようにしてみましょう。

また、体幹を鍛えることはダイエットにも有効です。お子さんと一緒に親子でバランスボールに座って楽しんでみてはいかがでしょう。

一緒に楽しむことによって、お子さんを叱る機会が減ることになれば幸いです。

保育園や幼稚園またはご家庭での遊びで増えた子どものたくさんの絵。皆さんどうされてますか?

おうちに飾っても飾っても追いつかず日の目を見ない作品などありましたら、少し手間をかけて復活させることができます。お子さんと一緒に楽しめるひと手間です。それは、

バブルアート

色付きのシャボン玉を紙に写し取る作品です。おうちにある材料で簡単にできます。

 

おうちにある材料を使って。

  1. お子さまの絵
  2. 絵の具
  3. 紙コップ
  4. ストロー
  5. 食器用洗剤
  6. 透明液体のり(これは無くても可。あれば色の定着が良くなります。)

 

まずは下準備。

絵の具が飛び散っても大丈夫なように、新聞紙かゴミ袋などのビニールシートを敷きます。

紙コップに下記分量でバブル液を作ります。

絵の具:洗剤:のり:水 = 1:1:1:2

 

あとは子どもの作業

一色ずつぶくぶくしてもらいます。

作品の裏に泡を押し当てます。これを何度か繰り返します。

さらに好きな色を好きなだけ増やしていくと、、、

カラフルバブルアートの出来上がり!立体的な泡がそのまま絵に残る不思議に息子は大喜びでした。

 

また、泡に紙を押し当てるだけではなく、シャボン玉を紙に向かって吹く方法もあります。

バブルアート5

同じシャボン玉でも違う形が出来上がります。これは息子が思いついて自主的にやり始めたのですが、こちらも子どもの感性にお任せです。泡に紙を押し当てるよりも泡を吹きつける方が、仕上がりに動きがでます。違いを確認しながら楽しみましょう。

 

作品の活用方法

仕上がったらそのまま作品として飾ってもよいのですが、ここはひとつ違った活用をしてみたいと思います。

バブル作品例

作品のフチにマスキングテープを貼ってランチョンマットに。表のお子さまの絵、裏のバブルアートでどちらも使えます。汚れきったらゴミ箱へ。

または写真の台紙に。

折り紙の要領で折りたたんで封筒風に。

ちょっとしたプレゼント用のラッピングペーパーなどなど。活用方法は無限です。

 

再利用をする事によって

たくさんの子どもの絵の作品たち。ある程度飾り写真に残した後は捨てたりしていたのですが、再度活用する事によって、捨てる罪悪感や勿体無さが緩和されます。

また子どもには、再利用の概念や再利用の方法を学ぶきっかけになるかもしれません。

色鮮やかなバブルアートで、お子さまと絵の思い出話に花を咲かせてみませんか?

 

シャボン玉の楽しみ方コラムはこちら
泡いっぱいの手作りシャボン玉で遊ぼう!

 


シーズンが始まっているイチゴ狩り、12月から楽しむことができる事、皆様ご存知でしたか?

平均で6月まで日本全国で楽しむことができます。しかし甘みが増す寒い時期の3月までが特におすすめの時期です。

老若男女、あらゆる世代が大好きなイチゴ。という事で、おばあちゃん、旦那さん、私、息子(5歳)、娘(6ヶ月)の三世代で早速楽しんで来ました♪

 

 

0歳児の楽しみ方

離乳食の初期から食べることができるイチゴ。生でも食することができるので、イチゴ狩りに行く前にイチゴに十分慣らしてから行きましょう。

娘の場合は、初めてのイチゴは過熱してから。アレルギー反応が無く食べ慣れてきた頃に生で小さく食べやすくしていきました。

イチゴ狩りでは、ハウス内ですが一応ホコリと農薬のふき取り用でおしぼりを持参します。無農薬を謳っているハウスもありますが、人体に影響がない程度の農薬を使用しているハウスもあります。0歳児の赤ちゃんですので、念のためおしぼりでささっと拭いてからいただきました。

小さくちぎったイチゴを3口もぐもぐ。甘味を感じるのか時々笑顔も出たりしました。

まだ言葉もしゃべれませんが親子で同じ体験ができるのは嬉しいですよね。

 

幼児の楽しみ方

楽しい所へ遊びに行くと、興奮して落ち着きを無くすお年頃の長男5歳。しかしここでは大人しく一か所にじっとしていられます(笑)美味しいイチゴの感動を分かち合いたいので、付かず離れず親の側にいます。このため、親は子どもに気を使いすぎる事はなく自分のイチゴに集中できますよ。

「こういうのが甘いんだよ~」って時折お話ししてあげるといつもより興味を持ってくれる気がします!

息子は最初こそ無我夢中で食べていましたが、お腹が満たされてくると他を見る余裕が出てきました。熟したイチゴだけではなく、とても小さな青いイチゴやイチゴの花にも気づきます。イチゴの成り立ちを一目で観察することができるので大喜びで「見て~~ちっちゃいイチゴ!緑だね~」「これは花?」と報告してくれました。

 

子どもも大人も同じ体験ができる

イチゴ狩りは自己完結型イベントです。最初から最後まで一人での作業です。言い換えれば、大人も子どもも全く同じ事をします。高い所の実を取ってもらったり皮などをむいてもらったり等、子どもは大人の手助けが必要ないのです。

これは、大人の真似をしたがるこの時期の子どもには精神的にも満足感を得られるのではないかと思います。『ひとりでできた』と。

帰りの車の中では、大人と同じ目線でイチゴ狩りを楽しんだ息子は、得意げにイチゴ狩りの思い出話をするのでした。

成長の証として、一歳になろうとする頃の乳幼児は好奇心旺盛になってきます。

とりあえず中に入っているものは出したい衝動に駆られるようで、5歳の長男もその頃は色々な物をひたすら出しまくっておりました。ティーバッグをちまちまと取り出す事がマイブームだった時期があり、その都度気が済むまでお付き合いしたのですが、真夜中の2時に起きだしてする事も2、3度。・・・・・・・・・・・・今となっては良い思い出です。

だがしかし!とても困るのは、片付けたそばから取り出さればら撒かれる洗濯物。きれいに畳まれた洗濯物などはそんな子どもの格好の餌食ですから。

 

本物を犠牲にしよう!?

散乱オムツ

そこで思いついたのは、いくつかを犠牲にする事でした。子どもの遊び用に、洗濯物などをくしゃくしゃに出して、くしゃくしゃにしまってよいBOXを決めるのです。我が家の場合子ども服とオムツをそれにしました。

子ども服は洗濯の回数が多くオムツは使用頻度が高くて、しまったところですぐ使うので母としてとても面倒くさかったのですが、『遊び用に畳まない』というちょうど良い言い訳が出来てこれぞwinwinの解決策!

*注意:乳幼児といえど本物志向。大人と同じ物で同じ事をしたがりますので、おもちゃなどでは代替しないようにしましょう。


以下の3つが我が家の遊んで良いBOXです。

  • 紙オムツ入れ
  • 布オムツ入れ
  • 子ども服用BOX

 

紙オムツと布オムツ

紙オムツあさり

我が家は紙・布両方を使用し、それぞれ専用のBOXがありますが混ざり合ってもOK、気にしない。

 

子ども服が入ったBOX

服あさり1

違うBOXを物色中。そちらは中身を取り出してほしくないのでそこで親が一人で楽しそうに、遊んで良いBOXの中の物を出したり入れたりします。すると、一緒に遊ぶ~とやってきます。単純でかわいいです。 

服あさり2

 

遊んで良いBOXへ誘導する時は楽しみながら一緒に遊びましょう。しばらくすると子ども一人で黙々と没頭する時がやってきます。

周囲の安全を確認し一人遊びを見守りつつ、他のBOXへ畳んだ洗濯物をしまいましょう。

こういったBOXを2、3個用意して飽きるまでやらせてあげます。うちの長男の場合1、2ヶ月でこの遊びはしなくなりました。『中から取り出す』事は十分やり尽くし心が満たされたのでしょうね。

そしてすぐに次の楽しい事を発見し遊び始める息子でした。

ぜひみなさんも試してみてください。