赤ちゃんの便秘
便秘は、大人だけの問題ではありません!
ある調査によると、子どもの5割は便秘で悩んでいると言われています。
便秘は大したことがないように思えますが、放っておくと赤ちゃんの便秘がくせになってしまい、大人になっても便秘で苦労することになることも……!
赤ちゃんの便秘に気をつけること
画像出典:PhotoACより
赤ちゃんの排便のペースは、大人と同じく1日に1回程度が理想です。
そして、赤ちゃんが週に2日ぐらいしか排便しないようなら、それは「便秘」だと思ってください!
また赤ちゃんが毎日排便をしていたとしても、便秘でないとは限りません。
毎日排便していたとしても、次のような便が出る場合は、便秘の可能性があります。
- ・便が固くてコロコロしている
- ・便、おならのニオイがキツイ
- ・お腹が張っていて、固くなっている
- ・苦しそうに排便している
- ・食欲がない。授乳しても吐いてしまう
便秘かも? 赤ちゃんの排便をチェック!
大人が早く赤ちゃんの便秘に気づいてあげることで、赤ちゃんの負担を和らげることができます。
赤ちゃんの健康のためにも、次のことに注意してください。
- ・いつ排便したか、どんな便だったのか関心を持つ
- ・バランスのとれた良い食事をとる
また「もしかして便秘なんじゃ?」と疑わしく思ったときには、なるべく早めに対処してあげる必要があります。
授乳中でも便秘になる赤ちゃんはいる!
まだ授乳中の赤ちゃんでも便秘になってしまうことがあります。
授乳中に便秘になってしまう原因は「母乳を飲む量が少なかった」ことにあります。
食が細い赤ちゃんの場合やママから出る母乳の量が少なかった場合も、便秘になってしまうことがあります。
もし、赤ちゃんが授乳中でも便秘になってしまったり、授乳後に泣き出してしまうことがあったら母乳不足の可能性があるので、母乳だけでなく粉ミルクもあげてお腹いっぱいにしてあげてください。
また赤ちゃんの便秘がかたい場合は「麦芽糖」或いは「3%の砂糖水」を飲ませてあげるようにしてください。
ただし、飲みすぎると身体によくないので、「月齢×10cc」を1日量として飲ませてあげてください。
腸の発達は個人差が大きい!
赤ちゃんによっては、よく便秘になってしまう子もいます。
それこそママが何をやっても便秘になってしまうような、頑固な便秘体質の子も。
ただ、便秘になってしまうのは腸の発達が未熟な可能性も高く、大人になったら自然に便秘が体質が改善されることもあるので、あまり悩みすぎないほうが良いかも?
あまりにも心配な場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします!