こんにちは！
ママライターのまるやまひなです。

暖かくなってきて、入園・入学・進級の時期がやってきましたね。
新生活に向けて、不安や心配を感じているご家庭も多いのではないでしょうか？
実は私たち親子も、プレクラス進級や出産を控えて、ソワソワした毎日を送っています。

そんなときこそ、絵本の出番！
今回は、子どもたちと心の通うひとときを味わえるような、新生活におすすめの絵本を紹介します。

【初めての集団生活を応援】『こぶたほいくえん』

文：なかがわりえこ　絵：やまわきゆりこ　
出版社：福音館書店

3匹のこぶたのきょうだいが保育園に入園。
淡々とお話が進む中で、こぶたたちの心の変化、友達や先生の温かさを感じられるお話です。

こぶたたちがお母さんを思い出して泣く場面は戸惑った表情の息子でしたが、
みんなでかけっこをする場面になると
「はしってるね！」
「⚪︎⚪︎もはしる！」
と部屋の中を走り始めていました（笑）
楽しく遊ぶ様子を見て安心できたようです♪

＂最初は寂しいかもしれないけど、楽しいことがたくさん待ってるよ！＂
と、親子共にソワソワする気持ちを支えてもらえます。

【スキンシップでホッと一息】ぴったりこ

文：木坂 涼　絵：及川  賢治
出版社：福音館書店

「ぴったりこ！」
この言葉だけでも、楽しい気持ちになるお話♪
実際、息子は絵本を読む前にタイトルに大ハマり。
一人でつぶやいてはニコニコしていました（笑）

そんな息子は、サルの親子がおんぶしているページがお気に入りです。
私やパパの背中によじ登って・・・ぺったりこ！
親子で大笑いして楽しんでいます。

入園・入学で少し不安定なこの時期に。
絵本を通して、楽しくスキンシップをとってみてはいかがでしょうか？

【忙しいママパパに】『あすはきっと』

作者：ドリス・シュワーリン　
出版社：童話館出版

作者が2歳の孫のために書いたお話です。
2022年に仙台育英高校が甲子園優勝を果たした際、
監督が選手たちに読み聞かせていたと話題にもなりました。

実は息子にというよりも、私がちょっと疲れたときによく開く絵本。
今日は感情に任せて息子を怒ってしまったなぁ
今日はごはん全然食べてくれなかったなぁ
と落ち込んでいても、

「あすは　なにから　なにまで
ずっと　きょうより　よくなるよ」

と励ましてくれて

「あすは　いっぱい　できるよ
きょう　できなかったことも」

と明日に小さな希望を抱かせてくれます！
仕事、家事、育児、毎日頑張っているパパママに、ぜひ読んでもらいたいなと思います。

【大好きを伝えよう】『ちびゴリラのちびちび』

作：ルース・ボーンスタイン　訳：いわたみみ
出版社：ほるぷ出版

ゴリラが大好きなルース・ボーンスタインさんの3冊目の絵本。

「大好き」って、面と向かって言うのが恥ずかしいときもありますよね（笑）。
そして大きくなるにつれて、伝えるのを忘れてしまうことも。

この絵本は、ちびちびの成長を通して
「あなたは周りにとても愛されている」
「パパママはずっとあなたが大好き」
と愛を伝えてくれています。

私は今、赤ちゃんのお兄さんになることと葛藤している息子へ。
これからも変わらず大好きだよと伝えたくて読んでいるところです。

親子ともに心が揺れやすい春。
この絵本を通して、子どもたちへの気持ちを再確認し、大好きの気持ちを伝えあえる時間になりますように♪

すてきな新生活を！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回ご紹介した絵本が、親子でほっとできる時間のお役に立てれば嬉しいです。

そして、入園・入学・進級を迎える子どもたちが「私たちは愛されている」と確信しながら、元気よく新しい世界への第一歩を踏み出してくれたらいいなと願っています！
みんなで新生活を楽しみましょう♪