インフルエンザの自宅でできる予防とワクチンについて

毎年のように猛威を振るう「インフルエンザ」。
インフルエンザって、どう予防すれば良いのでしょうか? そして気になるワクチンの重要性についてご紹介します。

まず自分で出来るインフルエンザ予防法

画像出典:NHK:インフルエンザ徹底予防!予防接種の効果・自分でできる予防法解説

インフルエンザの予防法としては「外出時はマスクを着用する」こと。
部屋の中をインフルエンザウイルスが繁殖しにくい適度な湿度と室温で保ち、適度な運動としっかり睡眠、バランスの良い食事――いわゆる「規則正しい生活」を過ごすことが大切です。

お子さんが家から帰ってきたら、手を石鹸で洗い、うがいすることでもインフルエンザの予防が可能です。

インフルエンザワクチンは予防効果はある?ない?

画像出典:NHK:インフルエンザ徹底予防!予防接種の効果・自分でできる予防法解説

毎年、インフルエンザが流行する季節になると話題になるのが「ワクチン」の話ですよね。
世界保健機関(WHO)の論文によるとインフルエンザワクチンを接種することで、インフルエンザの発症率を減らし、症状の重症化を防ぐ効果があると報告されています。

またそれまで「A型2種+B型1種」の3種ウイルス混合だったものが2015年から「A型2種+B型2種」の4種ウイルス混合に変わっており、予防できるインフルエンザの種類も増えています。

「うちの子にワクチン注射しても大丈夫かしら?」と心配される方も多いとは思いますが、ワクチン接種することでインフルエンザの発症も、重症化も抑えられるのですから、なるべくワクチンは接種したほうが良いでしょう。

まずは正しい生活習慣と手洗い・うがいから!

インフルエンザから身を守るためには正しい生活習慣と手洗い、うがい。
そしてインフルエンザワクチンを接種することが大切です!

ただし、いくら手洗いうがいをしていても、生活習慣が不規則な場合は免疫力が低下して、インフルエンザになりやすくなってしまいますので、ご注意を。

子どもにとっては、大人が当たり前に使っているような家電であっても恐ろしい凶器になることがあります。
普段当たり前のように使っている「あの家電」が原因で、子どもが大ケガすることがある!?

びっくりするような「子どもの家電事故」の事例を今回はご紹介したいと思います。

ウォーターサーバー、ボタン電池……恐ろしい家電事故


画像出典:こどもの日 「思わぬ家電事故に注意を」より

最近では多くのご家庭でも当たり前のように使うようになった「ウォーターサーバー」が原因で、5年間で少なくとも16件の屋内事故が起きているってご存知でしたか?

つまみを押すだけで、熱湯が出るウォーターサーバーを乳幼児が誤って押してしまい、出てきた熱湯のせいで子どもが火傷してしまうという「家電事故」が報告されています。

中には1歳の子どもがつまみにぶら下がり、胸に熱湯がかかって火傷をしたケースもあったそうです。

ボタン電池を飲み込んで、潰瘍になったり消化器の壁に穴が!?


画像出典:こどもの日 「思わぬ家電事故に注意を」より

小さなボタン電池も「家電事故」を引き起こす、こわ~いアイテムの1つです。
何でも口の中に入れてしまう小さいお子さんがボタン電池を誤飲するケースが、多発しています。

特に小型のリチウム電池の場合は、その性質上、急速にタンパク質を溶かす力があるため、短時間であっても子どもの身体の中で「化学やけど」を引き起こしやすいとされています。

すぐにボタン電池を吐き出せれば問題ありません。しかし、知らず知らずのうちにボタン電池を飲み込んでしまい、身体の中にボタン電池が入り込んでしまうと、腫瘍が出来てしまったり、消化器の壁に穴が空いてしまったり――とボタン電池の誤飲が原因で重症化に至るケースも少なくありません。

危ないものは、なるべく子どもに触れさせないように!

ウォーターサーバーも、ボタン電池も、私たちの日常生活の中にありふれている家電です。

しかし、子どもにとっては、それが重大事故を引き起こす「恐ろしい凶器」に変わることがあります。

私たち大人が子どもの安全に対して出来ることは、そういった「凶器に変わるかも知れない家電」を正しく管理し、なるべく小さな子どもに触れさせないようにすること以外ありません。

大切な子どもを守るためにも、小さな家電ほど注意が必要みたいです。

激しいせきが「100日」も続く――ということで名付けられた「百日せき」の患者数が増えているそうです。
百日せきって、どんな病気なの? 実は百日せきで死亡するケースもあるって、ご存知でしたか?

「百日せき」って何? 百日せき菌によって発生します!

画像出典:「百日せき」の患者1万人超す 予防接種や早めの受診を

百日せきは、その名のとおり激しいせきをともなう病気です。
「百日せき菌」と言われる細菌に感染することで引き起こされる百日せきは、せきやくしゃみなどが続き、次第にせきがひどくなってきます。

小さなお子さんの場合は、続くせきのために呼吸ができなくなり、チアノーゼやけいれんを引き起こすことだけでなく、窒息や肺炎等の合併症を起こすこともある危険な病気です。

「百日せき」は予防接種でしっかり防げます!

画像出典:「百日せき」の患者1万人超す 予防接種や早めの受診を

百日せきは命の危険もある病気ですが、ワクチン接種をすることにより、百日せきの罹患リスクを80~85%程度減らすことが出来るそうです。

つまり、ワクチンさえ接種しておけば、お子さんの健康と命を守ることにつながるのです!

ちなみに厚生労働省では次のようなスケジュールでワクチンを接種することを推奨しています。

  • 1期:生後3ヵ月~12ヵ月の期間に1回、その後20~56日までの間隔をおいて合計3回※1
  • 2期:11~12歳の期間に1回

※1追加接種をする場合は、3回目の接種を行ってから6ヵ月以上の間隔(標準的には12ヵ月~18ヵ月の間隔)をおいて追加の1回の接種を行います。

「まだ」の方は、なるべく早く予防接種を!

今回の記事を読んで「そう言えば……」と不安になった方は、なるべく早めにお子さんの予防接種をするようにしてください!

なお、百日せきは「子どもがかかる病気」と思われがちですが、大人も感染する病気であり、大人が「風邪かな?」と風邪と勘違いすることで感染を広げている可能性があるそうです。

もしかすると、アナタの隣にいる人が百日せき菌を持っているかも知れません!
取り返しのつかないことになる前に、早期に予防接種をしてくださいね。

突然ですが、アナタのお子さんは平均何時間眠っているでしょうか?

文部科学省の調査では、深夜0時以降に就寝している中学生は22%、高校生になると47%と多くの中高生が”夜ふかし”をしていることが判明しています。

大人もそうですが、子どもの睡眠不足は心にも、身体にも悪影響を与えます!今回は文部科学省の調査を元に睡眠について考えてみたいと思います。

子どもの成長に必要なのは早寝と朝ごはん?

画像出典:<a href=”https://www.ac-illust.com/” target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>イラストAC</a>

文部科学省が平成26年に行った調査結果から、次のことが読み取れます。

 

  • 学校から帰宅後の30分以上の仮眠は眠りの質を下げる
  • 朝食を食べる(食べられる)生活習慣は子どもにとってプラスに働く
  • 寝る前のスマホやテレビ、ゲームは良くない!
  • 就寝時刻が遅い子どもほど精神的に不安定になりやすい

 

たかが睡眠、されど睡眠。大人だって寝不足になるとイライラしたり、ミスが多くなったりします。それが成長期の子どもならなおさらです!

子どもと一緒に早寝早起きと朝ごはんについて知ろう!

「子どもに睡眠の大切さを教えたいけれど、どうすれば良いかわからない」という親御さんにぴったりの資料があります!

「文部科学省:早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠リズムを整えよう!」

上記から閲覧とダウンロードができるファイルには、早寝早起きがなぜ大切なのか。子どもたちにとって朝ごはんは、なぜ重要なのかがイラストと共にわかりやすくまとめられています。

この文部科学省の資料を大人も読んでみると思わず「そうだったのか!」と驚く内容が記載されているので、ぜひ親子で読んでみてくださいね~♪

「睡眠」について親子で、改めて考えよう!

子どもの睡眠時間の低下が問題視されていますが、何かと忙しいパパやママ世代だって、睡眠不足が問題になっています!

大人も、子どもも健やかな生活のためには、しっかりとした睡眠が大事。
この機会に改めて親子で睡眠について改めて考えてみてはいかがでしょうか?

熱中症は、命に関わる危険な病気です。大人はもちろん、子どもも熱中症になりやすい!

 

画像出典:NHK:熱中症予防のポイント(室内・外出時)と熱中症になったら行うべき応急処置

「NHK:熱中症予防のポイント(室内・外出時)と熱中症になったら行うべき応急処置」内のページで動画で詳しく説明してあります。

しかし、正しい予防法を知れば熱中症は100%予防出来ます。今回はそんな屋内の熱中症を予防する方法をご紹介します。

 

屋内でも注意が必要!熱中症予防3つの方法

画像出典:NHK:熱中症予防のポイント(室内・外出時)と熱中症になったら行うべき応急処置

「家の中なら熱中症にならないだろう」という考えは甘いです!
家の中、外に限らず体温が上がりやすい状況になると熱中症のリスクは高まります。

そんな熱中症を予防する方法が次の通りです。

 

  • 1.直射日光をさえぎる
  • 2.エアコンと扇風機を利用する
  • 3.こまめに水分補給をする

 

1.直射日光をさえぎる

直射日光が部屋の中に入ると、室内の温度が上昇します。

カーテンや風通しの良いすだれやよしずなどを使い、直射日光をさえぎるようにしましょう。

2.エアコンと扇風機を利用する

「エアコンも扇風機も身体に悪い!」なんて、ナンセンス!

大人はエアコンも扇風機もなくっても我慢できるかもしれませんが、小さなお子さんは別です。しっかりエアコンと扇風機を利用し、室温を上げすぎないように注意してください。

3.こまめに水分補給をする

「部屋の中だから~」と思って水を飲まないのはダメ。

「のどが渇く前からこまめに水分補給する習慣」をつけることで、熱中症を予防することが出来ます。

また飲み物は冷たいほうが体内で吸収されやすく、さらに体を冷やす効果も期待できるので、夏場はなるべく冷たいものを飲むように!

部屋の中でもしっかり熱中症予防しましょう!

年々暑くなる日本の夏には、熱中症予防が必須です。

そして、それは家の中にいても同じ。「屋内だから」と甘く見ていると、大人も子どもも熱中症になってしまうかも?

ご紹介した熱中症予防法は今日から出来るものばかりなので「暑いなぁ……」と感じたら、なるべく早く予防法を実践するようにしてくださいね!

ママやパパが子どもの頃には、パソコンや携帯はあったけれど今ほどはスマホはありませんでした。しかし、今の子どもたちは生まれた時から「スマホ」があり、逆にインターネットがない生活を考えられません。

ここで密かに問題になっているのが「ネット依存」です。

「ネット依存って何?」「ネット依存って、なにが問題なの?」という親御さんのために、今回は知らないと怖いネット依存についてご紹介します。

ネット依存とは? 身体や心、家族関係に悪影響を与える依存症

画像出典:NHK:ネット依存から子どもを守るより

ネット依存とは勉強、生活面。身体や心の健康面などよりもインターネットの使用を優先し、ネットやスマホを使う時間や方法を自分でコントロールできない状態のことです。

特に最近はオンラインゲームの発達もあり、以前よりも子どもも大人もネット依存症になりやすい環境になっています。

このネット依存になってしまうと身体や心といった健康面や、家族や社会といった人間関係に次のような問題が起こることがあります。

  • 低栄養
  • 体力低下
  • 睡眠障害
  • 情緒不安定
  • 家族関係の悪化
  • 成績不振
  • 不登校、退学 など……

1日中ゲームに熱中している我が子を見ると不安になりませんか?
そのアナタの不安、間違っていません!

そんなネット依存から我が子を守るには”予防”が1番!

ネット依存の予防法 ルール作りが大事!

画像出典:NHK:ネット依存から子どもを守るより

ネット依存にならないよう、予防が1番です!

その予防法としては「親子で一緒にネット、ゲームのルールを作ること」です。

スマホもゲームもそうですが、子どもに買い与えるのではなく、親が買って貸し出すこと。使用する時間や場所、金額を親子で決めてルールにしそれを書面にする。

そして、親子で決めたルールを子どもだけでなく、親も守ること!

親子でネット、ゲームに関するルールに決め、それを親子で守ることが1番のネット依存予防になります。

ネット依存は親子の問題!子どもだけでなく、ママだって……

あまり話題になりませんが「ネット依存」は、密かな社会問題となっています。

この問題は、どの家庭にも潜む恐ろしい依存症です!子どもがネット依存になり、学校に行けなくなるだけでなく、引きこもりになってしまう前に、親子でしっかりネット依存を予防しましょう。

なお、ネット依存は子どもだけでなく、親世代にも起こることなのでパパもママもご注意を!