親子の時間研究所

子育ての本を読みませんか?vol. 2

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著者  高濱 正伸
出版社 かんき出版

花まる学習会

著者の高濱正伸先生は“花まる学習会”という学習教室の代表をされていらっしゃる方で「夫は犬だと思えば良い」「わが子をメシが食える大人に育てる」「13歳の君へ」等。著書を多数出されています。

何年か前に、TVに出演されているのを拝見して、面白い先生だなぁと思ったのをきっかけに本を読ませて頂きました。
本を読んで「そっか。そう考えたら良いんだ!」と自分の中にストンと落ちた言葉達が、たくさんありました。

赤いハコと青いハコ

『幼児期の特徴と基本的態度を知ることが大切』というお話の中で、子ども時代には、大きく二つのハコがあると仰っています。幼児期と思春期にある子どもたちの特徴を赤いハコと青いハコになぞらえて説明して下さいます。(↑の画像です。)

⬜幼児期(4歳~9歳)の子ども達は、常にちょこまかと動き回るオタマジャクシの様なものです。それにも関わらず多くのお母さんは、わが子を落ち着きがないとか、やかましい、何度言ってもわからない等と感じてイライラしてしまっているのが現状です。
この事を受け入れない限り、大人はいつまでもたってもイライラしてしまう。大人の考えを当てはめようとするから「何回言ったら分かるの!?」とキレてしまうお母さんがあとを絶たない訳です。

確かに!特に男の子の場合常に動いています。動きが止まっているのは、TVを見ている時か寝ている時のみ!と言っても過言ではないと思います。こちらの体調等によっては、動き回るそれだけのことにイライラしてしまうのですが、高濱先生の著書のなかには「男の子はカブトムシだと思いなさい。カブトムシにどうしてそんなに動き回るの?とは聞かないでしょ?そういうものなのです。」と書いてある本もありました。まさに!そうだと思いました。”動き回るものなんだ。”
と思ったら、少し気が楽になるから不思議です。

さらに子ども達の特徴を書いて下さっています。

⬜幼児期の彼らは、決して劣っている訳ではありません。むしろ「つ」の付くうちは、神の子という言葉があります。ひとつ・ふたつと言うように、年齢に“つ”のつくうち、つまり“ここのつ”までは別の生き物であり、神様が育ててくれるのだから大人があまり介入するなという意味です。

とあります。“ここのつ”という年齢については、色々な本に書かれている情報です。九つまでは想像力が発達する次期だから、ゲームよりは実体験を!とか、九つまでは冗談が通じない年齢。サンタクロースの存在を疑いはじめるのが九つという本もありました。“ここのつ”は成長する子ども達にとって、大きな区切りの年なのだと感じます。


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思春期の子どもとのこと

⬜思春期の子どもは違う生き物。11歳~18歳の思春期の男の子とは適度な距離をとること。息子の子育ては思春期以降はお父さんの出番です。青いハコの時代に入ったらお母さんは、聞き出したい気持ちを抑えて余計な詮索はやめてほしい。というのが子どもの本音なのだそうです。(本にはもちろん女の子との関わり方も書いてあります!)

高濱先生の「子どもをメシが食える大人に育てる」という教育信条に深く共感します。“自分の進みたい道で仕事をして、自分でごはんを食べて生活して行けること”を目指して、幼児期を過ごし、希望する学校を目指して、勉強したり学生時代を過ごしてもらいたいものだと、強く思います。私の住んでいる地域に「花丸学習会」がないのが残念です。勉強のことも書いてありますが、親子関係のことや、少し先の未来を考えさせてもらえるそんな一冊です!

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