「どんどん」「いっぱい」副詞を使いこなして面白いコラムを書こう♪
「どんどん」「いっぱい」、こんな副詞的表現を上手に使うことで、アナタのコラムはもっと面白くなる!
親子の時間研究所に掲載するコラムは作文や卒業論文ではありません。
最低限のルールを守る必要はありますが、もっと自由に楽しく、面白く書いてOK!
そのための文章テクニックとして、今回知ってほしいことがあります。
それが「副詞を意識する」ということ。
「副詞ってなんだっけ?」と学校を卒業してしばらく経ったママからすると副詞の使い方って難しそうに思えるかも知れませんね。
でも、実はアナタが気づいていないだけで日常生活の中で、アナタはすでに副詞を使いこなしているんですよ!
『副詞』とは? 文章を楽しく、わかりやすくするテクニック♪
◆副詞とは
主語の状態や様子を表す表現方法のこと
【例】
ゆっくり歩く。
家の周りにお花がたくさん咲いた。
国語辞典や国語の教科書では、副詞についてむずかしく説明していますが、ここでは”あえて”カンタンに副詞の使い方を端的に表すなら……。
「たくさん」「すぐ」「もう」などのように、物事をわかりやすく噛み砕く文章テクニックのことです。
例えば「歩く」だけでは、どんな風に歩いているのかはわかりません。
2歳ぐらいの子どもの歩き方は「よちよち歩く」ですが、90歳ぐらいのお婆さんだったら「ゆっくり歩く」「のんびり歩く」かも知れません。
仕事に遅れそうなサラリーマンの場合は「スタスタ歩く」だったり、「さっさと歩く」だったりするかも知れません。
このように副詞があることによって文章表現の幅が広がり、よりアナタが伝えたいことを理解しやすくなります!
特に「子育て方法」や「子どもの気持ち」「親(自分)の気持ち」など、アナタが感じた想いをコラムにして伝えたい場合は、副詞を意識して使うようにしましょう。
『副詞』の正しい使い方 使いすぎはNGです!
ママコラムは、国語のテストではないので、副詞や他のコラムでも紹介している「形容詞」「形容動詞」の使い方に関しては、ある程度ルーズでOK!
ただコラムを書く上で、副詞の使い方として注意して欲しいのは副詞の使いすぎはNGだということ。
【例】副詞のダメな使い方
- お花がいっぱいたくさん咲いている
- 子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く
上記の文章、「クドイ」と思いませんか?
「お花がいっぱいたくさん咲いている」は、とてもたくさんの花が咲いていることが、なんとなく理解できます。
でも、それなら「数えきれないほど、お花がたくさん咲いている」と表現方法を変えた方が読者にとって、アナタが伝えたい状態を想像しやすいと思いませんか?
また「子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く」は、表現方法としてはユニークですが、回りくどい。
ならばいっそ「我が子は牛のように、のんびり歩く」とか「一歩一歩、ゆっくりと子どもが歩いた」のように、副詞にとらわれずいろんな表現方法とミックスした方が、アナタの伝えたいことが読者にわかるようになります。
『副詞』の使いすぎは子どもっぽい文章になるので注意!
先にご紹介した例を改めて見てみてください。
【例】副詞のダメな使い方
- お花がいっぱいたくさん咲いている
- 子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く
文章がクドイだけでなく、なんとなく“子どもっぽい”と思いませんか?
実は固めの小説や新聞など、大人向けのコンテンツに関しては「副詞を使いすぎない」という特徴があります。
副詞には「たくさん」や「ゆっくり」など、ひらがな表現が多いこともありますが、連続して使うとどうしても子どもっぽい表現になってしまいます。
だから、アナタのコラムの中で「マジメに伝えたい」「正確に物事を伝えたい」と思う場合は、あえて副詞を使わないように注意しましょう!
バランス良く『副詞』を使ってアナタの文章をレベルアップさせよう!
「副詞の使い方なんて習ったの小学生のとき以来だよ~」という方は、少なくないことでしょう。
日常生活の中で当たり前のように使っているから、気づかないかも知れませんが、アナタは今でも十分『副詞』を使いこなしています!
そう「おしゃべり言葉」として、お子さんとの会話の中で。或いは旦那さんとのマジメな話の中で知らずしらずのうちに『副詞』をバランス良く使いこなしています。
後は、それをアナタが書くコラムにしっかり反映させるだけ。
より面白く、楽しいコラムを書くためにも、日常生活の中で自然に使っている『副詞』を意識してみてくださいね~!
ママサポーターになってコラムを書いてみよう!