親子の時間研究所

ママの体験・感情をコラムとして表現する5つのステップ

「もー!何を書けば良いの!」と頭の中がパンクしそうなアナタ。
自分の体験を振り返ってみませんか?

「テーマにそってママコラムを書く……って、どうすれば良いの?」と思う方は、決して少なくありません。

最近ではSNSが流行っていることもあって、日常生活の「ちょっとした事」を写真に撮ったり、つぶやいたりは良くやると思います。
でも、その「ちょっとした事」を文章にまとめる――コラムにするって、想像以上に大変。

でも、人それぞれ気が付かないだけで、自分なりの《コラムを書けるネタ》を知らずしらずの内に"体験"として積み重ねているものなのです。

先輩ママのコラムにもあるテクニックとは?

同じママのTwitterやブログをのぞいてみて「よくこんなに書けるな~」と関心したことありませんか?

確かに「情報を発信するのが好きな人」は少なくありませんが、みんながみんな最初から読み応えのある「つぶやき」や「ブログ」が書けたワケではありません。
人それぞれ試行錯誤しながら、みんながびっくりするような文章を書いているのです。

これはママコラムを書くのも同じ。ただコラムを書く"コツ"として必要なのは自分の体験や気持ちを表現すること!

 

●自分の体験や気持ちを表現するって、どういうこと?

日本人は自分の気持ちを口に出すのが苦手です。
SNSやブログなどで人気な人は、自己主張が強い人が多いですが、普通の人の「普通」なつぶやきが突如バズることだってあります。

実は発信する人よりも発信する情報の方が評価されます。
そして、普通な人の「普通」なつぶやきがバズる際には、自分の体験や気持ちを上手に表現出来ていることがほとんどです。

例えば親子の時間研究所の研究員「村尾リエ」さんの人気連載コラムは、まさしく"自分の体験"を丁寧にコラムにしている代表例。

外食に行って、注文したものが出てくるのが遅いとだんだんイライラしてくる夫がいます。

そういう時には、私が先にイライラしてみせるのです。全くイライラもしていないのに。

そうすると、夫はまぁまぁ…となだめ役になります。

などなど…

こうして私は夫を怒らせないために、自分の感情とは違う言動をとり始めていました。

出典《連載コラム》夫婦が別居へ向かう時~傾聴に出会う前の夫婦関係~

いかがでしょう? その時の村尾リエさんのなんとも言えない気持ちが文章から伝わって来ますよね。

流石にいきなりこのレベルのコラムを書くのは難しいですが、アナタもママコラムを何本も書くうちに、人を引き付けるコラムが書けるようになりますよ!

自分の体験・気持ちをテーマにそって表現! 表現するためのコツ

人工知能が発達しても、子育てをするママの気持ちはママにしかわかりません。
なぜなら、人間の感情を揺さぶるのはいつだって"感情"だけだから。

先に紹介した村尾リエさんのコラムも、当時の彼女の感情を素直に文章に表現しているからこそ、多くのママの感情を揺さぶり共感されるのです。

それでは、どうやって自分の体験・気持ちをテーマにそって表現するのか、その方法は以下の通りです。

  • 1.テーマに関する体験を思い出す
  • 2.その時の自分の感情と向き合う
  • 3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す
  • 4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする
  • 5.起承転結にそって、その経験をまとめる

それでは、それぞれの方法を解説して参りましょう。

 

●1.テーマに関する体験を思い出す

まずは「テーマ(お題)」に関する体験を思い出すことがママコラム執筆のためのスタートです。

コラムを書くにあたって基本的なことですが、特に自分の体験や・気持ちを表現したい場合は、《その時の自分になりきる》ぐらいテーマに関する体験を思い出さなければなりません。

「えーっ、でも中々そんなこと思い出せないよ~」という方は、以下の質問を自分にしてみてください。

  • ・アナタはどんな気持ち(感情)でしたか?
  • ・その時のシチュエーション(時間・場所・誰と)は、どうでしたか?
  • ・具体的にどんなことがありましたか?(思いつくだけ挙げてください)
  • ・その時のことでアナタが1番印象に残っていることはなんですか?

たとえばテーマが「しつけ」だったとします。

この段階では頭の中には「何を書けば良いのだろう……」という気持ちがいっぱいです。
そこで自分に「1番しつけのことで面白かったこと、辛かったこと(感情に関すること)はなんだろう?」と質問してみてください。

[質問]しつけに関して感情が揺さぶられたことは何?

[答え]叱らずに"待つしつけ"をしたら、近くのおばあちゃんに褒められて、ハッとした。

[質問]その時のことで印象に残っていることは?

[答え]子どものしつけには親の《待つ勇気》も必要だと思った

参考コラム:待つ事も大切なしつけ

このように自ずとアナタの中から、テーマに関するキーワードや「書きたいこと」が見えてきます。
最初のうちは難しいかもしれませんが、とにかく根気強く続けることで、少しずつ「思い出すこと」に慣れてきますよ。

 

●2.その時の自分の感情と向き合う

先にも触れましたが「人間の感情を揺さぶるのは感情だけ」です。
いくら上辺だけの知識を持ち合わせていたとしても、そこに"伝えたい"という熱意がなければ、ただ上滑りするだけの作文にしかなりません。

特に子育て中で「頑張らなきゃ!」とか。「辛いな」と感じている同じママの気持ちを励ましたり、癒やしたり、共感することが出来るのは同じママやママとしての経験を持つ人だけです。

そして、その時に必要となることが《自分の感情と向き合う》ということ。

怒った、泣いた、笑った――今となっては過去になった出来事も、その時のアナタにとっては"一生懸命頑張った時間"だったと思います。

その時のことを思い出すのは、人によっては辛いかもしれませんが、その時の感情と向き合い、その感情を表現することによって、他の人の気付きや癒やしになります。

そんな自分の感情と向き合うためにも、さらに『1.テーマに関する体験を思い出す』で思い出したこととを、もっと深掘りして行きましょう。

  • ・その時にアナタはどこにいましたか? 部屋の内装や明るさ、小物など自分を取り巻く環境を事細かに思い出してください。
  • ・その時にアナタは誰といましたか?
  • ・〃にアナタと相手はどんな服でしたか?
  • ・〃に流れていた曲や印象に残っている音は?
  • ・〃に触れたものに関して思い出してください。
  • ・〃の匂い、味は?
  • ・〃にアナタの感情は、どんなふうでしたか?

アナタが「書きたい」と思ったこと、その時の感情をありありと思い出すためにもシチュエーションだけでなく「視覚」「聴覚」「触覚」など"五感"で感じたことを思い出してください。

すると不思議と思い出したかったあの時のことや感情が、まるでフラッシュバックするかのように浮かんでくることでしょう。
そして、思い出した感情と向き合ってください。

●3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す

『2.その時の自分の感情と向き合う』でテーマに関することや、その時の自分の中にあった感情を思い出すことが出来たでしょう。

次のステップで必要となるのは、その時に思い出した体験・感情を書き出すことです。

「こんな事まで書いても良いのかな?」「流石にコレは……」ということでもなんでも良いです! この段階では誰に見せるワケではないので、とにかくいろいろ思いつくだけ書き出しましょう。

また実は「コレはいらないだろう……」と思いつつも書き出したことが、後で重要なママコラム作成の"ヒント"になる場合も。
何が役に立つかわからないので、とにかく思いつく限りその時の体験・感情を書き出してください。

[例]パパに言われてムカついたこと

  • ・パパは子育てのことを理解してくれない!
  • ・「家にいるから~」と言うけれど、育児は24時間休みなしなの!
  • ・サラリーマンには休みはあるけど、ママにはない!
  • ・パパは想像力が足りない、ちょっと手伝ってくれれば良いのに!
  • ・おかずが少ないって文句言われた……
  • ・解決策はいらない!愚痴を聞いて欲しいだけなのに……
  • ・私はアナタの「ママ」じゃない、完璧を求められて辛い

参考コラム:子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉

上記のように、いろんなことを思いつく限り書き出して行くと、本当に「伝えたい」ことが見えてきます。

この場合は「ムカつく!」「ショックだった……」ということを思い出していったことで「子育て中のママにパパが絶対に言ってはないけないこと」というテーマにそったコラムが完成しました。

ご紹介している『子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉』ではママ目線で実体験をもとにコラムが書かれているので、多くのママから「そうそう!」「分かる~」と共感されています。

このように体験・感情を思い出すことで感情を揺さぶる面白いコラムが書けるようになるんです!

 

●4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする

『3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す』でいろんな体験・気持ちが、いろいろと思い浮かんで来て「アレもあった!」「コレも書きたい!」とお思いのことでしょう。

ただ、このままでは取り留めのない「体験・感情に関する箇条書き」でしかありません。

コラムにするためには不要な部分は取り除きつつ、必要な部分だけをまとめるという作業が必要になります。
例えば3.でも取り上げた「パパに言われてムカついたこと」をもう一度見てみましょう。

コラムを参考に「aiku」さんが感じた、思ったであろうことを書き出していますが、実際にはもっとたくさんの気持ちをコラムを書くまでに思い出しているはずです。

また、この感情の箇条書きの中にある「パパは子育てのことを理解してくれない!」という彼女の気持ちが『子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉』というコラムの主題になっています。

このようにたくさんの体験・感情の中から「いるもの」と「いらないもの」を整理し、まとめることでママコラムが書きやすくなります。

 

●5.起承転結にそって、その経験をまとめる

1~4のステップを実践することで、ママコラムに関するアナタの体験・感情がまとまり、形にしやすくなりました。

ココまでくれば、後は『4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする』を参考に自分の感情をまとめ、広げるだけ。

「パパに言われてムカついたこと」 を例にとって、私なりに起承転結に当てはめて行くと下記のようになります。

  • ・[主題]パパは子育てのことを理解してくれない!
  • ・[起]子育ては「家にいる=楽ではない」、見えない苦労が多い
  • ・[承]パパにも子育てに興味を持って欲しいし、理解して欲しい
  • ・[転]子育てって出産前・パパの想像以上に大変。相談・理解してもらえる環境が欲しい
  • ・[結]育児はママだけがするものじゃない。パパの「共感」と「協力」が大事

後は起承転結の内容をそれぞれ膨らませ、流れにそってコラムにまとめて行くだけ。

コラム初心者の人にとって、ココまで作業を進めるのも大変かもしれませんが、漠然と「テーマにそってコラムを書く」よりも、しっかりとした面白いコラムを書きやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

 

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まずは「思い出すこと」からはじめよう!アナタの体験・感情は貴重な財産

コラムの書き方は人それぞれありますが、コラム初心者がママだからこその体験・感情を上手にまとめようと思うなら、今回ご紹介したステップにそって文章を組み立てていくのが確実でしょう。

まずは「思い出す」こと。そしてご紹介した基本となるテクニックを学びながら、1本書いてみてください!

1本、2本……と数を重ねることでアナタなりの《コラムを書くコツ》が生まれ、ママコラムの執筆スピードもアップすること間違いなし。

 

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

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