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2018年10月18日

《連載コラム》夫婦が別居へ向かう時~傾聴に出会う前の夫婦関係~

こんにちは!

親子の時間研究所の研究員『傾聴(けいちょう)』をお伝えしている村尾リエです。

 

前回から始まりましたコラムをお読みいただきありがとうございます。

お読みいただいた方、それぞれに色々感じていただけたことがあったと思います。

 

えっ?知りたい!

ホントなの?

聴き方だけで?

 

などなど…

おひとりおひとり色んな感想を持たれたと思います。

 

「どんな感想を持たれてもそのままで。その自分の気持ちを大切にしてください」

ということをまずはお伝えしておきます。

 

みなさんそれぞれ感じ方は違います。

まず、知っていただきたいのは、「ご自身がどう思ったか、どう感じたか」

それにご自身で気付くことで〇です。

 

 

安定の中での不安

2回目のコラムは別居に向かう道のりを書いていこうと思います。

 

夫の転勤で1年ごとの引っ越しを数年経験した後、初めての転勤の時に住んでいた埼玉県に戻ってきました。

息子が小3の時でした。

息子の保育園時代に一緒だったお友達が居たり、私にも保育園時代から仲良くしてもらっているママ友が居たり、埼玉へ戻ることはとてもありがたいことでした。

今までの転勤とは違う安心感。

埼玉に戻り同じ場所に住んだのは、とても住みやすい好きな土地だと感じていたからでした。

関東に来たということは、しばらく転勤もないだろう。

息子も何度も転校させたし、そろそろ定住しようか。

など、他にも色んな理由がありつつ、埼玉に家を建てることにしました。

 

ここに長く住むことになるなぁ…という安心感。

と同時に結婚して以来長く住んだ場所がなかったので、定住の不安も私の中にほんのりありました。

このほんのりの不安は、きっと転勤続きの時に家族の絆が深まっていると感じていたので、それが無くなって、はたして夫婦関係がうまくいくのだろうか?という不安だったように思います。

 

そしてその不安が現実のものとなっていきました…

 

抑え込んだ自分の気持ちが・・・

夫とのすれ違いの原因はもちろん日々の積み重ね。

だけど今改めて原因を考えてみると、私自身が自分の気持ちを言えなくなっていったからだと思います。

 

もともと短気な夫は、小さい頃からおじいちゃんに「短気は損気やぞ!」と言われていたようで、カッとなると抑えられないところがありました。

 

結婚してから私もそれは理解しているつもりで、私なりにやっていたことがありました。

 

例えば外食に行って、注文したものが出てくるのが遅いとだんだんイライラしてくる夫がいます。

そういう時には、私が先にイライラしてみせるのです。全くイライラもしていないのに。

そうすると、夫はまぁまぁ…となだめ役になります。

などなど…

こうして私は夫を怒らせないために、自分の感情とは違う言動をとり始めていました。

 

そんな中、家族で夕飯の最中に、息子がお小遣いの話をしたことがありました。

「俺はもらっている金額が3,000円!。他の友達は5,000円もらってる」と。

私も実は少ないと思っていたんですね。

そのお小遣いの金額に対して私が、「3,000円しかもらっていないんだからそりゃあ考えて使わないと…」

と息子に言った瞬間に夫の怒鳴り声が…(3,000円しかの「しか」に反応しました。)

せっかくの家族団らんの食事の時間は、一瞬にしてキーンと張り詰めた空気に変わり…

 

こういった考え方の違いから来るケンカが、徐々に増えていきました。

私も怒らせないようにとしていたつもりが、言葉の端々に自分の意見が出ていたんですね。

そりゃぁそうですよね。自分の思いは言っているつもりはないのですが、自分で気付いていなくても、心の中にはちゃんとあるもの。だから言葉の端々にも出てくるのです。

それも『傾聴』を学んだ今だからわかることなのですが。

 

 

話し合いができない夫婦

 

夫に気を使い、夫を怒らせない生活。

それでも度々失敗し、ついつい違う意見がポロっと出る。

また怒らせる、怒鳴られる。

私は泣きながら反論。

息子はそれを見て泣く。

 

夫は不機嫌、物にあたる。バーンと扉を閉める。

夫が帰宅するだけでビクっとなる。

怒鳴られると体が反応しだし過呼吸になる。

息子はそれを見て心配する。

 

悪循環も極まりない状態です。

 

 

もう一緒に暮らせない…私の身体に過呼吸の反応が出だした頃にそう思いました。

ケンカの中で別居の話は出ていたのですが、具体的な話がなかなか進みません。

このままなんとかなるのかな…とも考えましたが、やっぱりこのまま生活していては、私にも息子にも、もちろん夫にも良くないと思うようになっていました。

 

その後、別居の話をすすめるにあたり、誰かを交えて話し合いをした方がいいか…

直接の話し合いは絶対無理な状況だし…

と考え、ネットで検索してみたり、人に相談してみたり。

そして考えた末、夫に手紙を書くことにしました。

 

自分の思いをそのままに。

そしていつまでに返事をくださいと、日にちも指定して。

そして、後日夫から返事をもらい、話はスムーズに進み夫が家を出て一人暮らしをする形で別居が決まりました。

 

そして数か月後…夫が家を出る朝がやってきました。

 

続きは次回。

次回は別居してから別居解消への道のり、『傾聴』に出会うまでをお話ししたいと思います。

 

プロフィール

傾聴講師・カラーセラピスト

彩-irodori-  村尾リエ

 

傾聴(聴き方)をお伝えする講師、カラーセラピスト養成講座の開講などで活動。

傾聴(聴き方)の講演・研修や、夫婦間の聴き方に焦点をあてた講演も開催。

傾聴やカラーセラピーを主体とした個人カウンセリングも「ちゃんと聴いてもらえて楽になる!」と人気。

HP:http://www.irodori-rie.com

 

 

 

村尾 リエ

傾聴講師・カラーセラピスト

彩-irodori-

傾聴(聴き方)をお伝えする講師、カラーセラピスト養成講座の開講などで活動。

傾聴(聴き方)の講演・研修や、夫婦間の聴き方に焦点をあてた講演も開催。

傾聴やカラーセラピーを主体とした個人カウンセリングも「ちゃんと聴いてもらえて楽になる!」と人気。

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