いただきま〜す!絵本でもおいしい秋を食べちゃおう!
こんにちは!
読み聞かせ大好きなママライターまるやまひなです。
おいしいものが溢れている秋。
新米や果物、秋刀魚などこの季節ならではの味覚を楽しみにしている方もいるでしょうか。
小さな子どもたちは、初めての食べ物と出会うこともあるかもしれませんね。
そんな新しい食との出会いや秋の味覚を楽しむ前に、絵本を開いてみませんか?
おいしいイメージが膨らんで、もっと食べることが楽しくなるはず。
さあ、今からおいしい絵本をいただきましょう♪
温かい絵と言葉で思わず、あ〜ん!『くだもの』
作:平山和子
出版:福音館書店

ツヤツヤ瑞々しいくだものがいっぱいの絵本。
”さあ どうぞ。”
という語りかけるような言葉も、子どもたちをホッとさせてくれます。
我が家にあるのは、おでかけ版。
手のひらサイズで、とても重宝しています。
1歳半の娘が柿や梨を知ったのは、この絵本からでした!
もちろん初めて読んだ時はキョトンとしていました。
しかし実際に食べてからまた読んでみると、
「かき!なし!」
と、実体験と絵本の世界がつながってニコニコに♪
目を輝かせながら食べる真似(最後は絵本に齧り付いていました笑)もしていましたよ。

果物嫌いの息子はどうしても食べませんでしたが(笑)
妹と一緒に絵本を見ることは楽しんでいたようです♪
一人でも読んでいる姿を見ながら、いつか一緒に食べてくれたら嬉しいなと思う私でした。
果物が好きじゃなくても、まだ食べたことがなくても、親しみを持つきっかけになってくれる絵本です。
お米の成長に興味津々!『いちにちおこめ』
作:ふくべ あきひろ
絵:かわしま ななえ
監修:日本マクドナルド株式会社

こちらはマクドナルドでいただいたものですが、
今年の8月にPHP出版より新刊として発売されています。
”おこめって どうやってつくってるんだろう
よし いちにちおこめになってみよう”
と主人公が種もみから稲穂になるまでを体験するおはなし。
インパクト抜群の絵と擬音が面白くて、息子は読むたびに大笑い!
「種もみ」「稲穂」「脱穀」などの言葉も覚えたようです。
そして近所の田んぼで稲穂を見ると
「おこめできてる〜」
と嬉しそうに眺めるようにもなりました♪
1つの稲穂からできるお米の量も教えてくれているので
「大切に食べないといけないね」
「お米屋さんにありがとうだね」
と話しながら今年も新米をいただきましたよ。
お米ができるまでを楽しく知ることができて、食育にもつながる素敵な絵本です。
食べた跡からのぞく動物にも興味津々!『たべたのだーれだ?』
作:たむらしげる
出版:福音館書店

どんぐりを食べたのはリスさん。
チーズを食べたのは?
ブドウを食べたのは?
食べたところから動物が少しのぞいていて
「あー!」
とピンとくる子どもたちの反応がとっても可愛い絵本です。
また、表紙に描かれているリスは、裏表紙ではドングリから出てきています。
それに気づいた息子は、
「カリカリ ポリポリ どんぐりがだいすきなりすさん」
と食べる音を考えることも楽しんでいましたよ。
食べ物にフォーカスされている絵本ではないですが・・・
音を聞いたり、誰が食べているか当てたりする中で「おいしそう」とワクワクが広がります♪
おいしい絵本で「食」を楽しもう!

食べることは生きること。
そして旬を楽しんで、季節を感じることも心の豊かさにつながります。
でも子どもたちにとって、食べることはハードルが高いこともありますよね。
「見た目」「食感」「香り」「気分」など、理由は様々!
そんな時、楽しそうにごはんを食べる姿や、瑞々しい果物を絵本で見たら?
食べたつもりになれて、興味が湧いてくるかも。
そして、えいっ!と勇気を出して苦手なものに挑戦するきっかけにもなるかもしれません。
上の写真は『おにぎりをつくる』(ブロンズ新社)から、息子がおにぎりに興味をもった時期のランチ。
「むすんで、にぎって、あっちっち〜」
おにぎりへの興味はもちろん、自分で握るという”生きる力”も育まれていました。
今年の秋は、ぜひ絵本からも「おいしい」をいっぱい体験してみましょう!









