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2018年2月5日

STEM教育で理数脳を育む方法

みなさんはじめまして。「親子の時間研究所」でコラムを担当させていただくことになりました中村です。

私は普段、幼児・小学生を対象にプログラミングも学べるSTEM教育スクールの「ステモン」という教室を運営しています。ステモンは首都圏を中心に全国で36ヶ所あります。

親子の時間研究所は、子どもも親も楽しみながら子育てができるための情報を発信するメディアということで、これに沿った情報を提供できればと思っています。

 

STEM教育とは?

私の専門はSTEM教育です。

STEM教育という言葉を聞かれたことはありますか?
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathmatics (数学)の頭文字をとった教育用語です。

「物理を学び、工学的な考え方を育む」と書くと、理系に苦手意識があるからは耳をふさいでしまうかもしれません笑

小学生向けのSTEM教育とは、かんたんにいうと「つくることで学ぶ」ということです。

 

てこや滑車、歯車などを学び、Legoブロックや電子教材、パソコンなどを活用してものづくりをします。

また、プログラミングを学びコンピューターでロボットを制御するレッスンも行なっています。

欧米やアジアではSTEM教育はよくつかわれているのですが、日本ではまだあまり聞かない言葉です。

このような領域が私の専門ですので、子育てをするママさんたちに理系の力を育むためのヒントやコツを中心に発信していこうと思います。

食品サンプルを親子でつくることを楽しむ

実はすでに一度、親子の時間研究所さんとは一緒にお仕事をさせていただきました。
それがこちらです。

 

最近はあまり見なくなりましたが、これはレストランや喫茶店のショーウィンドウで見る食品サンプルです。クリームソーダとかナポリタンとか見たことありますよね? フォークが宙に浮いていたり笑

これを”親子で楽しみながらつくろう!” という商品です。

私も5歳と7歳の娘がいまして、一緒につくりました。手をベタベタにしながらつくってとても楽しかったです。

 

発達段階にあったものづくり型教育

こどもたちはつくることが大好きです。
特に10歳くらいまでは。

それは発達段階に大きく影響しています。
個人差はありますが10歳くらいまでは頭のなかだけで考えることは苦手なのです。

これは脳の発達段階の特徴です。専門用語では「具体的操作期」と言います。

そのため実体のあるものを手で触りながらつくることが大好きなのです。
Legoブロックや工作好きが多いのはこのためといえます。

ですから幼児・児童期に大好きなママと一緒につくるという体験は、脳科学の観点からも理にかなった活動といえます。

 

この食品サンプルはキットはまさに、「親子で楽しみながらつくる」商品になっています。

日常にあるもので応用力を育む方法

私はこのキットの中のある場面で登場します。
それはクイズです。

 

この食品サンプルはロウでできています。
このロウをさくらんぼの形などにするのですが、形をすべて手でつくったら難しいですよね?

実は型を活用しています。
その型をつくるために使っている素材は寒天です。

「なぜロウと寒天をつかうのかな??」
「型を使うと便利なときは、ほかにどんなときがあるかな?」

このようなクイズをSTEMON先生として出題しています。

ここにママさんたちに気づいて欲しいのは、日常に理系脳を育む学びがあふれているということです。

そして、この気付きが増えれば増えるほど、知識を活用する力(=応用力)を育む
できるのです。

次回のコラムでは、これについて詳しく解説をしたいと思います。

 

 

 

ステモン中村先生 

小学校教員免許、中学・高等学校教員免許、LEGO® SERIOUS PLAY® トレーニング修了認定LSPファシリテーター

株式会社Viling代表 http://www.viling.co.jp/ アフタースクール事業「スイッチスクール」、STEM教育事業「STEMON」などを運営

二児の父

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