自宅で洗えるカーテンの洗い方
カーテンを洗う皆さんは家でカーテンを洗っていますか?私は日々の育児に追われてカーテンをきれいに洗う存在すら忘れていたのです。
毎日、カーテンを見ているとなかなか気づきませんが、室外から入るほこりや花粉、排出ガス、室内の生活臭やたばこのヤニなどで思っている以上に汚れているのです。
そこで今回はご自宅でも簡単にできるカーテンの洗濯方法とポイントを、私の体験談をもとに皆さんにお話ししたいと思います。
カーテンの種類
レースカーテン
一般的に厚手のカーテンに比べて薄手の生地で作られたカーテンの総称です。
ドレープカーテン
厚手の生地のカーテンのことを指します。レースカーテンとは完全に区別され、ドレープカーテンの中にレースカーテンを組み合わせて使用することが多いです。
カーテンの洗濯手順
1.洗濯前にカーテンの状態・洗濯表示の確認
洗濯をする前にご使用のカーテンが洗えるものかカーテンに付いている「洗濯ラベル(絵表示)」を見て確認しましょう。カーテンには、洗えるもの・洗えないものがあります。
カーテンによっては水洗いが不可能なもの、素材・状態によっては自宅ではなくクリーニングに出したほうがいい場合もあります。そういう場合はクリーニングに出しましょう。
クリーニングに出すとお金がかかるからという理由でためらい、洗えないカーテンを無理やり洗うと生地が傷むだけではなく、最悪の場合カーテンとして機能しない場合があります。
2.落とせる汚れ・カビは先に手洗いで落とす。
カーテンの表面には思っている以上にほこりだらけです。レールから外す前に掃除機などでほこりを吸い取っておきましょう。
カビ部分をブラシなどではらって、カーテンの裏面にタオルを当てながら洗剤をつけたブラシで軽くたたき洗いをします。
また、裾や上部のギャザー部分の黒ずみや目立つシミなど気になる部分に洗剤をつけ、たたいて染み込ませておきます。
酸素系漂白剤を使用するとより汚れが落ちやすくなりますが、カーテンの素材によっては傷みや変色の可能性もあるので注意してお使いください。
3.手洗いをする場合
浴槽や洗面容器などに30度以下の水をはり、その中で押し洗いしていきます。デリケートな素材、特殊な素材を使っているカーテンもあり、洗剤によっては色落ちや傷み、縮む原因になってしまうので中性洗剤を使用します。汚れが落ちたら、よくすすぎ、短い時間脱水機にかけるか手で押し、絞ります。
4.洗濯機で洗う場合
洗濯機の表示に従って洗濯機を操作します。カーテンに素材によって洗う時間、すすぐ時間、脱水の時間を調節してください。
5.手洗いと洗濯機の併用
カーテンを洗っていない期間、カーテン素材によっては洗いだけ手洗いでして、すすぎと脱水は洗濯機を使う場合があります。
私も今回そのパターンでカーテンを洗いました。
6.カーテンを乾かす。
洗濯したカーテンはカーテンレールにかけて乾かします。
脱水後にすぐに取り出し、しわを伸びしてからそのままレールにかけます。レールにかけて干すことでカーテン自体の重さで全体のしわがのび、形を整えることができます。
※厚手の重いカーテンは水分の重さも加わり、カーテンレールに負担がかかってしまう可能性があるのでさおに干すことをおすすめします。野外に干す場合は陰干しにしてください。
カーテンを洗うために適した季節
梅雨入り前の快晴が続く時期に加え、秋の行楽シーズンも最適です。湿度が低く、すっきりとした晴れの日を選ぶというのがポイントです。私は、6月初旬の晴れた日(梅雨入り前)にカーテンを洗いました。その日はカラッとしていたのでカーテンはすぐに乾きました。
カーテンを洗うのにかかる時間
私は、リビングのカーテン、寝室のカーテン、子ども部屋のカーテン3セットのカーテンを洗いました。洗濯表示に従って適切な洗剤・洗濯のコースを選びましょう。カーテンレールから外し、表示確認、洗濯、干す作業でトータル2時間ほどかかりました。カーテンの数からいっぺんに洗濯機に入れることができず、2回に分けて選択しました。
また、カーテンフックを外して、洗濯機を回している間に、窓の周りの掃除もしました。カーテンを付けたままの状態では、汚れが見えない、手が届かない部分があるので、カーテンを外して選択をしたことをきっかけに掃除をしました。カーテンレールにかけるフックもきれいに洗いました。
まとめ
カーテンの洗い方はおわかりいただけたでしょうか。日々の育児に追われて、洗濯を忘れそうになってしまいがちになるカーテン。洗濯表示に注意すれば洗い方はそこまで難しくありません。梅雨入り前や秋晴れの日にカーテンを洗って、すっきりしてみませんか?