親子の時間研究所

自然災害とどう付き合う~仕事や学校などはどうなるの~

この記事は約3分で読めます。

ここ何年か、雨が降る日は減っているのに豪雨になる回数が増えている、夏がどんどん暑くなってきていて熱中症患者が増加するなど、昔と比べて災害が増えたという声があります。「異常気象」という言葉もよく耳にしますね。

急な土砂降りの雨などで急に警報が発令されるなど学校や仕事はどうなるのかハラハラしている人が多いのではないでしょうか。また、テレビで災害が起こるたびに直ちに避難してくださいと言われることが昔より増えたのではないでしょうか。

そんな時に、パニックにならないために、注意報、警報、特別警報が出た時に私たちがとらなければならない行動や避難方法をお話ししたいと思います。

特別警報・警報・注意報の時の対応

注意報

災害が発生するおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。気象庁では以下の16種類の注意報を発表しています。

大雨注意報、洪水注意報、大雪注意報、強風注意報、風雪注意報、波浪注意報、高潮注意報、雷注意報、濃霧注意報、乾燥注意報、なだれ注意報、着氷注意報、着雪注意報、融雪注意報、霜注意報、低温注意報です。

●子どもが関係している施設の対応。
注意報で学校、学童、放課後デイサービスが休みになることはありません。しかし、今後注意報が警報に代わると予想される場合は休みになる場合があります。

警報

重大な災害が発生するおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。気象庁では以下の7種類の警報を発表しています。大雨警報、洪水警報、大雪警報、暴風警報、暴風雪警報、波浪警報、高潮警報です。

●学童保育や放課後デイサービスの対応
1.学校
警報によっては学校が休みになる、授業時間を遅らせる場合があります。基準は自治体によりさまざまなので警報が出ているときは、学校などのお手紙やメールなどを参考にしましょう。台風などが接近しているときなどは今後、特別警報に切り替える可能性が高い警報の場合もあります。

また、子どもが学校にいる間に警報が出ると、状況を判断して、学校にとどめたり、教師引率で集団下校させたりするなど、最善の方法で児童の安全を確保できるように努める場合があります。

2.学童
公立の学童は休校です。気象警報はいきなり出ることがありますので、警報がでて学童が休みになるときにすぐ対応できるようにしておかなければいけません。これから働こうと考えていて公立の学童を利用する場合はこのことを考えておきましょう。

学校に滞在中警報が出てどうしても仕事が抜けられない場合は、子どもを家に帰らせて留守番させるか、学校に待機させておくか相談してみましょう。

民間の学童の場合は、学童によって対応がさまざまです。詳しいことは学童に確認しましょう。

3.放課後デイサービス
事業所によって対応がさまざまです。完全に休みにする場合もあれば、警報が出ていてもスタッフの通勤や帰宅の影響が少ない場合は休校にならない事業所もあります。詳しいことは事業所に確認しましょう。

特別警報

警報の発表基準をはるかにこえる大雨などが予想され、重大な災害が発生するおそれが著しく高まっている場合、特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけます。気象庁では以下の6種類の特別警報を発表しています。大雨特別警報、大雪特別警報、暴風特別警報、暴風雪特別警報、波浪特別警報、高潮特別警報です。

特別警報は、2013年8月30日0時(JST)から運用が開始されました。特別警報は、経験したことのないような異常な現象が起きうる状況かつそれまでの数十年間災害の経験がない地域でも災害の可能性が高まっている状況です。対象地域の住民は、直ちに命を守る行動をとることが推奨されています。

●子どもが関係している施設の対応。
特別警報は、直ちに命を守る行動をとることが必要な時に出される警報なので間違いなく、学校、学童、放課後デイサービスは休みです。学校、学童、仕事がどうだ、こうだと言っている場合ではありません。避難をするなど直ちに命を守る行動をとらなければいけないほど、災害が押し迫っているのです。

避難に関する情報の確認

避難準備・高齢者等避難開始

災害発生のおそれがあると判断されたとき、避難行動要支援者や避難に時間を要する人に早めの避難を勧めるために発令する情報です。

避難勧告

災害発生のおそれが高まったと判断されたとき、一般の住民にも避難を勧め、または促すために発令する情報です。

土砂災害警戒情報(大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度が非常に高まった時に発表される防災情報)が発表された場合は、避難勧告を発令いたします。

避難指示(緊急)

災害発生のおそれが非常に高まったと判断されたとき、住民に避難を強く促すために発令する情報です。特別警報発令中には、避難指示(緊急)が出ることが高まります。


スポンサーリンク

避難の種類

水平避難

がけ崩れや土石流の起こる方向に対して横方向に避難、避難場所などに避難することを、水平避難と言います。水平避難は長期的な避難という観点から見ることもできます。

避難所や安全な場所へ避難する時、単独行動は避け、運動靴で明るいうちにおこないましょう。

垂直避難

夜中や大雨の中など外へ避難を行うのが危険と感じる時は、自宅2階以上の山の反対側の部屋など堅固な建物の上階へ避難することを垂直避難と言います。

災害が近々まで迫っている状態で自宅から遠く離れた避難場所まで無理して避難すると、逆に自分の身をより危険にさらすことになりかねません。

このような状況を踏まえて、避難場所まで避難する時間的な猶予がない場合には、自宅や近隣の頑丈な建物の比較的高い階に避難する垂直避難という考え方が重視されるようになりました。

1時的な避難で、1時的に災害を逃れる場合の避難方法です。

自分の身を守ることを1番に考えましょう。

注意報、警報、特別警報が出たとき私たちがとらなければいけない行動、避難方法はおわかりいただけたでしょうか?避難=避難場所に行くことではなく、避難=自分の身を守ることを覚えておきましょう。

気象警報や特別警報が発令されているときは、仕事や学校がどうなるかではなく直ちに身を守ることを考えて行動しましょう。

注意報だからと油断はしないでください、今後警報や特別警報に変わる可能性があるので悪天候が続く場合などはインターネットやテレビなどで最新の情報を仕入れるようにしておきましょう。さぁ自然災害から身を守るような行動を心がけましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク