親子の時間研究所

《参加型コラム》ママのお悩み聞きます!兄弟姉妹のしつけの悩み

「親子の時間研究所」で連載コラムを担当している研究員の上野里江さん。

そんな上野さんの子育て術が詰まった『連載コラム がんばりすぎない育児』 全10話。
読んでくださった方も多いと思います。

今回は、子育てのプロフェッショナル 上野さんにママの悩みを相談してみました!

上野さんの笑顔あふれるコミュニケーション術で、ママの悩みを解決します。

ママの悩み 3人姉妹の悩み 

~兵庫県 Oさん 32歳~

3児のママです。
最近特に、姉妹同士の言い合いや取り合いのけんかが多くなってきました。

長女は力も強く2人の妹も押され気味ですが、長女に適わない次女は末っ子に強く当たり、自分の思い通りにならないとすぐに、私に言いつけにきます。
「謝ろうね」、「仲良くしようね」と言っても、常に自分は悪くないと主張し自分の非を認めようとしません。

それを見ている長女や末っ子は、「ママずるい!」となってしまい困っています。

私はどうしたらいいでしょう?中に入るべきなのでしょうか?

ご相談、ありがとうございます。

3人のお子さんを育てているなんて、素晴らしい!

きっと、にぎやかで楽しい毎日でしょうね。
でもその反面、子ども同士のトラブルがママのイライラの原因になってしまうこともあるかもしれませんね。

3人で仲良くして欲しい!と願うママの気持ち、良く分かります。

でも、兄弟や姉妹のケンカやトラブルって、誰かが悪いわけではなく、ひとりひとりの思いがぶつかって起きるもの。その中で育つものがたくさんあるのです。

言いつけにくることに隠れている次女ちゃんの心の思い…ちょっと覗いてみましょう。

 

真ん中は辛いよ?!

「次女」というのは、産まれたときからお姉ちゃんがいて、自分より何でもできるお姉ちゃんは憧れでもあり、ライバルでもあり、何をやってもかなわない…そんな存在だと思います。

そして、自分の次に産まれた下の子に対しては、ママを取られちゃう!という気持ちや自分よりかわいい、という嫉妬心もあるかもしれません。

 

ママとしては3人を同じように愛して育てているのに、何で次女はそんなこと思うの?と感じるかもしれませんが…

 

子どもって、何よりもママからの愛情を独り占めしたい!という気持ちをもっているのです。

特に真ん中の子は、その気持ちを強く持つことがあるかもしれませんね。

 

 

お空にとんでけ~!

我が家では息子が2歳の時に下の子が産まれました。
赤ちゃんの世話に追われてバタバタしながらも、息子のことはちゃんと見ているつもりの私でしたが…

ある日、息子が赤ちゃんの横に座り魔法をかけるように指をクルクルしながら
「○○ちゃんは、お空に飛んでけ~!」と、呪文?を唱えていたのです。

びっくりすると同時に息子の思いを初めて知った私。

確かに私は赤ちゃんのことでバタバタしていたから、ママは僕を見ていない!と敏感に感じ取ったのかも?

ママを取られちゃうと思ったのでしょうね。

本当に子どもはママのことをよく見ているのだなぁ、と実感しました。

それからは「お兄ちゃんなんだから」とか「妹を可愛がって!」ということばは言わないようにしよう、と心に誓ったのでした。

 

言いつけるのはいけないこと?

言いつけにくる次女ちゃんの気持ちは、大人が思うより複雑なのかも?と思います。

できることなら、言いつけることはいけないこと!と捉えず

「そうなんだ、それは困ったね」

「それは、分かるよ」

とママが理解を示してあげると、次女ちゃんはほっとすると思います。

言いつける内容ではなく、どんな気持ちで言っているのか?という「次女ちゃんの気持ち」を感じること。

人は理解されると、愛されていると感じるのです。

 

仲良くしなさい!では解決しない

ママの願いとしては、姉妹仲良く争いごとをしないで楽しく過ごして欲しい!

そう思いますよね。

でも、「仲良くしなさい!」と言っても、言った通りにはならないのです。

「やめなさい!」と止めても、その時の気持ちを受け止めてもらえないと、何度も同じことが起きたり、反発や反抗というかたちに変わったりするのです。

じゃぁ、どうしたらいいのか…?

いい方法があります!

それは

「どうしたらいいかなぁ?」と、子どもたちに聞いてみる!

ママが何とかしようとしなくても

「どうしたら、取り合いしないで済むかな?」

「何かいい方法は無いかな?」

と質問すると、子どもなりに色々考えるのです。

ケンカも取り合いも多くの学びになっているので、生きる力になること間違いなし!ですよ。

 

ママの愛で満たしてあげよう

3人のお子さんを育てるのは、とってもとっても大変なことだと思います。

でもきっと、「ママ大好き!」という3人分の好き好きパワーは、あなたの人生を豊にしてくれていると思います。

毎日大忙しだと思いますが、時にはひとりひとりをひとりっ子のように特別扱いする時間をつくってあげるといいかも?

ママにとっては3人の我が子。でも、子どもたちにとってはたったひとりの大好きなママなのです!

まとめ

言いつけにくるのは悪いことと捉えず、次女ちゃんの気持ちを受け止めてあげて下さいね。

子どもたちが自分の思いを出してぶつかることができるのは、お家が安心できる場である証拠。素敵なことです。

兄弟、姉妹はケンカをすることで学ぶことがたくさんあります。

ママが何とかしようとしなくて大丈夫!

「ケンカするほど仲がいいって言うんだよ」なんて言いながら、見守っていきましょうね!

 

●プロフィール
保育・子育てアドバイザー
上野里江
HP:http://smiley-ai.com

保育士歴30年。保育園、幼稚園、子ども園で3000人以上の親子と関わり、その後3年間療育に携わる。
子どもに関わる大人を元気に笑顔に!をモットーに、コミュニケーション講座や相談を行なっている。

 

上野研究員のコラムはこちら

 

 

 

 

 

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