高尾山へ登ってみよう!
高尾山とは
東京都八王子市にある標高599mの山。
都心から電車で1時間程で着くので、人気の登山&観光スポットです。
ミシュランの三ツ星にも認定されたハイキング・トレッキングの名所で、年間300万人の観光者数は世界一!
全9コースの登山道があり、ケーブルカーやリフトも運行しているので、子どもからお年寄りまで、無理なく楽しく登山する事ができます。
登る前に寄ってみよう
高尾山に登る前に是非立ち寄ってもらいたいのがココ!
TAKAO 599 MUSEUM!!
白を基調とした、明るく清潔感溢れる店内。
ここには、599カフェや599ショップ、599ガーデンなどがあり、 山へ登る前も登った後も、誰もが気軽にゆったりとくつろげる空間です。
また、 情報交換ができるコミュニケーションスペースを設けているので、趣味の話に花を咲かせたり、ちょっとしたワークショップなんかもできます。
ミュージアムの名の通り、高尾山が誇る豊かな生態系や歴史、文化など、高尾山の魅力を分かりやすく、楽しく展示・発信しています。
登る前に展示を見て、登山のマナーやコースなど、事前学習してから出発するのもお勧めです。
子連れ初めての山登り
〜ケーブルカーを利用しよう
高尾山は599mと、さほど高い山ではありません。
むしろ、比較的登りやすい山です。
しかし、普段、運動不足ギミの人や、まだ小さな子ども連れには、やはりキツイかもしれません。
ここはムリせず、ケーブルカーやリフトを利用しましょう。
高尾山のケーブルカーの最急勾配は31度18分で、日本一の急勾配と言われています。
しっかり足を踏ん張っていないと倒れてしまう程!
話の種に乗車してみるのも良いでしょう。
通常は15分間隔で運行しています。
山の空気をダイレクトに感じたい方に人気なのが、エコーリフト。
腰掛け式の2人乗りで、まわりを囲むものがないシンプルな創り。
自然を間近に見ながら、空の旅が楽しめます。
料金は、どちらも
おとな片道480円(往復930円)
こども片道240円(往復460円)
です。
体力に自身のある方は、もちろん歩いて登ってもOK!
〜マイペースにのんびり登ろう
ケーブルカーやリフトを降り、道なりに進むと【かすみ台】という展望台に出ます。
ここには売店があり、だんごやソフトクリームなどが販売されています。
ベンチも設置されているので、登山の計画を立てるのにもピッタリ!
焦らず各々のペースで登り始めましょう。
〜見どころたくさん
山頂を目指す道中には、猿園や髙尾山薬王院有喜寺など、観光スポットも点在。
中には樹齢450年以上ともいわれる大きな杉の木で、曲がりくねった根や、突き出た部分にあいた穴がタコを思わせるユニークな姿をしている事から、タコ杉と呼ばれている木があったり、よーく目を凝らしてみると、可憐な花が咲いていたりします。
コースによっては、吊橋を渡れたり、切り倒された大木に出会えたりもしますよ。
〜山頂では
山頂に到着したら景色を堪能しましょう。
山頂の展望台からは、丹沢の山並みが一望に見渡せますし、空気が澄んでいれば富士山も美しく見えます。
※関東の富士見100景にも選定されています。
その他にも高尾ビジターセンターがあり、高尾山に生息する生物や自然環境、歴史などについて、パネルや模型を使って解説しています。
解説員が同行して周辺の自然観察を行なうガイドウォークなども行なっています。
【ビジターセンター】
開館時間:10時~16時
休館日:第三月曜日
(祝日の場合はその翌日)
入館料:無料
花より団子の方。
山頂にも売店がありますが、品数はさほど多くはありません。
出掛け前に余裕があれば、お弁当やおにぎりを持参するのも良いでしょう。
普段とは違う、格別の味を楽しめる事間違いありません!
〜下山
お腹も心も満たされたら、下山です。
登りと違い、これと言った目標もなく、さらに、一般的には登りよりも下りの方が体力が必要とさているので、より、気持ちを引き締めて下山しましょう。
登りとは違うコースで下山すると、様々な高尾山の顔が見れ、さらに楽しめますね。
リビーター続出
紹介した通り、高尾山には様々なコースがあり、基本的には、どのコースも一般的な体力の持ち主であれば登り降りする事はできます。
さて、次はどのコースで登ろうか!?と、帰りの車中で計画しながら帰路につくのも、また楽しみの一つですね。