兵庫県西宮市「西宮神社」へでかけよう!
西宮神社について
兵庫県西宮市にある西宮神社。
全国に約3500社あるえびす神社の総本社。
「えべっさん」「西宮のえべっさん」などと呼ばれ、商売繁盛の神様として知られています。
豊臣秀頼寄進の表大門、日本最古級の大練塀は国の重要文化財に指定されています。
福男選び
テレビのニュース番組などでも、西宮神社の福男選びの様子は毎年報道されているので
ご存知の方も多いと思います。
正式には「十日戎開門神事福男選び」と呼びます。
1月10日午前4時から十日えびす大祭が執り行われ、午前6時に終わると同時に太鼓の音と共に表大門が開きます。
そして参拝者たちは一斉に本殿までの230mを走り出し、先着の3人が福男と認定される行事です。
ゴールは待ち構えている神主に抱きつく事が条件になります。
福男選び、という名前ですが女性も参加可能だそうです。
参加者は毎年2000人以上といわれ、特に2009年以降は参加者が増えている傾向のようです。
上の写真は、2007年お正月に西宮神社で展示されていた、全部お菓子で作られた「福男選び」です。
福男選びのスタート地点、表大門は、
1604年(慶長9年)年に豊臣秀頼が寄進し、国の重要文化財に指定されています。
赤門とも呼ばれています。
第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)8月6日、空襲により西宮神社の当時国宝に指定されていた、三連春日造本殿は焼失しましたが、この表大門は被害を逃れました。
現在、三連春日造本殿は復元されたものを見ることができます。
初詣に行って「さかさ門松」を見よう!
「さかさ門松」みなさんはご存知でしょうか?
西宮に古くから伝わる独特の風習と言われています。
由来は諸説あるようですが、十日えびすの夜に市内を巡る、えびす様にお障りがないように、えびす様が松の葉で刺されないように、戸外の門松を逆さに差し替えたことがはじまりと言われています。
写真の門松は、2007年の「さかさ門松」ですが、近年は昔の文書などを参考にして、昔作られていたものと近い形の門松を制作して飾っているそうです。
より忠実に、ダイナミックに作られた「さかさ門松」をぜひ一度見に行ってほしいと思います。
「えべっさんこどもまつり」
5月5日はこどもの日。
毎年、西宮神社では「えべっさんこどもまつり」が開催されます。
楽しいイベント盛りだくさん、お楽しみくじなども用意されます。
(お祭りは自由に参加できますが、イベントやくじには参加券が必要。)
西宮市観光キャラクター「みやたん」、西宮中央商店街キャラクター「ふくみみ福ちゃん」など、ゆるキャラも登場するそうです。
西宮神社へぜひお子さんと一緒にお出かけください。
えびす宮総本社 西宮神社
http://nishinomiya-ebisu.com/index.html
兵庫県西宮中央商店街ご当地ゆるきゃら「ふくみみ福ちゃんブログ」
https://ameblo.jp/fuku33fukuchan/