「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」ムーミン谷へ行ってみよう!

憧れのムーミン谷へ行ける!?

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子どものころ、ムーミンとその仲間たちが住む「ムーミン谷」へいつか行ってみたいと夢を描いたことがありませんでしたか?

木々に囲まれた池、辺りを彩る美しい花々、ちょっと変わった建物。
そこにいる個性あふれる仲間たち。
ムーミンの暮らす「ムーミン谷」は、まるで夢のような世界でした。

そんな「ムーミン谷」をイメージして作られた公園が埼玉県飯能市にあります。
「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」のご紹介です!

「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」

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トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園は埼玉県飯能市にある児童公園です。
1997年にムーミン童話の世界をイメージして作られました。
訪れる子どもたちが、ありのままの自然に触れながら様々なことを感じ、多くの体験ができる公園です。

【基本情報】
住所:〒357-0046 飯能市大字阿須893番地の1
電話:042-972-7711
料金:無料
アクセス:[徒歩]西武池袋線元加治駅より約20分/[車]圏央道狭山日高ICより約20分 圏央道入間ICより約20分
詳しくはこちら:https://www.city.hanno.lg.jp/akebono

遊具がない?公園のコンセプト

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このトーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園には遊具がありません。
それは、子どもたちが自然に触れながら、その中で遊びを創造してほしいという願いの元、この公園が作られているからです。

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの生誕の地、フィンランドには
自然は誰とでも分かち合えることを定めた法律があります。「自然享受権」という権利です。
この法律の下では、自生する植物なら採ることもできます。
そのため、フィンランドの子どもたちは森や林を散策し、どこででもきのこや木の実を採って楽しむことができます。

トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園では、そんなフィンランドの子どもたちのように
自然と自由に付き合い、その中で様々なことを体験し、学ぶことができるよう、多くの工夫が行われています。

一番人気は「きのこの家」!

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トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園内にある「きのこの家」は仕掛けがいっぱい!

入って上まであがっていくだけで、遊具で遊んでいるようなワクワクドキドキ体験ができます。

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何層にも重なった階段とフロアは、一通り入ってみてもどこへ行ってどうやって帰ってきたのかわからなくなるほど複雑。
その中に、子どもたちが大好きな仕掛けが沢山あるのです!

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窓を開けたら向こう側が見えたり、違う窓を開けると外が見えたり。
どこに続くのかと思ったら抜け道だったり、外へ続くと思ったら小さな隠し部屋だったり!
秘密基地を探検しているみたいで、子どもたちは大興奮!

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次は何があるんだろう?ここはどうなってるの?目をキラキラさせる子どもたちの想像力はどんどん膨らみます!
あそこは滑るから気を付けて。ここは滑り台になるのかも?!体幹も身に付き、運動能力が発揮できます!
「きのこの家」はここにしかない思い出がきっとできる!そんな体験ができる場所です!

昔遊びなどの体験も

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公園内では、けん玉やおはじき、福笑いやコマなど、昔遊びが体験できるコーナーもあります。
懐かしい~!と言いながら、お父さんお母さんも一緒になって楽しんでいる姿が見られました。

今は電池で動くおもちゃや、テレビゲームばかりですが、
紙でできた遊び道具の感触、糸や紐をうまく使いながら回したり乗せたりするコツ、なかなかお家で出来ない体験ができます!
昔ながらのおもちゃに触れながら、家族で過ごす貴重な時間が持てる場所になっています!

6月にはカフェもオープン

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自然を美しいままの姿で守るため、公園内は飲食禁止になっていますが、
6月にはカフェがオープンするそうです!

まだ工事中の中を少しのぞいて見ましたが、可愛らしいチェアがおかれており、
木のぬくもりが感じられる暖かい空間になっていました!
窓からは、わんぱく池が臨める席もあるでしょうか?

美しい風景を見ながら、おいしいお茶が飲めそうでとても楽しみですね!

自然に触れ、とっても楽しい体験ができるトーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園
ぜひ家族で行ってみてください!

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