走るSLに乗ろう!
現役で運行している蒸気機関車
現役で運行している蒸気機関車(SL)が今もあることを本で知り、息子が鉄道好きなうちに乗りに行ってみよう!ということで、今回は日本でいくつか運行しているSLのうち【SLもおか号】に乗りに行くことにしました。
SLもおか号は真岡鐵道が運行しているSLです。
毎日走っているわけではないので、運行している日は真岡鐵道のHPなどでチェックしてくださいね。
運行日も下館–茂木間を1日1往復のみで、午前と午後に1本ずつ走っているようです。なお、SLに乗るには通常の運賃の他にSL整理券(¥500)が別途必要になりますので、ご注意を。
今回は午後に走っている茂木発のSLに乗ることにしました。
まずは道の駅で走るSLを見てこよう
茂木駅から車で数分行ったところに『道の駅もてぎ』があります。
この道の駅の近くをSLが走っているので、子どもを連れて走ってくるSLを見るのにちょうどいい場所でした。施設の中に遊具のある公園もあり、ご飯も食べられるので、出発時間まで飽きずに楽しめました。
お昼頃になると、遠くで「ぽっぽー」と汽笛の音が聞こえて、蒸気を上げながらSLが走ってくるのが見えました。
公園の近くの丘に登って見てみると、SLの息遣いのようなものを感じられるほどの迫力があり、ちょっと感動。
正直SLに特別な興味はなかったのですが、SLのかっこよさに気づけたような気がします。乗車が楽しみになってきました。
いよいよ乗車です!
出発の30分ほど前に茂木駅に着くと、数人SLに乗りに来たであろう人達がいました。お昼に到着したSLもおか号はひと休み。
出発時間が近づいてくると、だんだんと先頭車両の方から人が並び始めていたので、なんとなく先頭車両の列に並んで待ちます。
SLが到着し乗車すると、4人掛けの対面席と横並びで座る席と2種類ありました。車内販売もあったので、SLのお土産も買うことができます。
発車まで少し時間があったので、一度降りてSLを見てみることに。
なかなかお目にかかれないSL機関室が稼働している様子を間近で見ることができました。本当に石炭を燃やした力で走っているのが実感できます。
走り心地も電車とは違い、機械なのに生き物のような不規則さを蒸気や動きに感じました。行く前に思っていた以上に楽しめたSLの旅。
SLが普通に走っていた時代に思いを馳せたり、未来を想像してみたり、家族での思い出の一コマにぜひ乗車してみてはいかがでしょうか?