お手伝いを通して食育に触れよう
2歳の子どもに合った食育って何だろう?
最近「食育」ということばをよく耳にします。
とは言え、具体的に家庭では何をしたらいいのでしょうか?
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
我が家では、料理のお手伝いを通して食育を学ぶことにしました。
料理に興味を持ち始めたら
我が家の子どもはおままごとが大好きです。
ママと一緒に包丁でおもちゃの野菜を切ったりお皿に盛り付けたり。
ママが台所にいると気になって仕方ないようで、踏み台を横に置いて見学します。
手を出してこないかヒヤヒヤしてしまうので、台所には火元や包丁など危ないものが沢山あるから気をつけて、と再三注意が必要になりました。
それでも、見ることで確実に学ぶことはあるようです。
食べたあとはお皿を洗うんだと理解した後は、未使用のスポンジをあげると嬉しそうにお皿を洗う真似をするようになりました。
料理番組を真剣に観たり、やりたい!と手が出るようになりました。
一緒に料理をしてみよう
包丁を扱うのはまだこわいので、子どもが好きな混ぜる作業や卵を割ることから始めることにしました。
大好きなニンジンをすりおろして生地に入れて混ぜ混ぜ。
特製ホットケーキです。
大好物を自分が作るという経験に大興奮。
出来上がったホットケーキをペロリと食べ、楽しかったねー!と一言。
少しドキドキしましたが、火傷もなく思っていたより良い子にお手伝いが出来ました。
体験することでさらなる興味を
ホットケーキを作った後、おままごとは更に精度が上がりました。
ホットケーキを作る手順を覚えていて、わざわざ人参をすりおろす真似をしたり、よく覚えているなと感心します。
買い物に行って卵を見かけると、またホットケーキ作りたいね、と言うようになりました。
自分が口にする料理が、ひとつひとつの食材から成り立っているということを学ぶことが出来たのです。
「食育」と難しく考えず、日々の生活の中で自然と取り入れていくことが大切だと感じました。
今の子どもに合う「お手伝い」を通して、食べ物の大切さや、家族で食事をする楽しさを学んでいけたらと思います。
今後は家庭菜園など始めたいなと考えています。
皆さんも気軽に食育を取り入れてみてはいかがでしょう。