0~5歳までの年齢別の叱り方
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年齢に合わせて叱ることも大切です。
子どもに大人と同じような叱り方をしても効果がないですし。
逆に大人に子どもと同じような叱り方をしたら、大激怒されてしまいます。
もちろん、小学生と中学生とでは叱り方も自然と違ってきますよね?
今回は0~5歳までの子どもの叱り方をご紹介します。
0~1歳は表情豊かに、わかりやすく!
0歳の子どもでも漠然とではありますが「叱られている」ということを理解はしています。
でも、ママの言葉を100%理解できているワケではありません。
0~1歳の子どもに対する叱り方は
[0~1歳の叱り方のポイント]
- ・表情豊かに
- ・短く
- ・わかりやすく
- ・擬音語、擬態語を使う
ようにしましょう。
例えるなら、オーバーに感情を表現しながら「この●●はめっ!」と叱ると効果的です。
1~2歳は「まず共感」して叱る
1歳ごろになると、子どもには「これがやりたい」というような「自我」が芽生えてきます。
そして、少しずつ自分の気持ちが強くなってくるころですが、良いことと悪いことの区別は、まだハッキリとはついていません。
だからこそ、悪いことをしたとしても、いきなり「コラッ!」と叱らずに、まず「●●したんだね」と、やったことに共感し。
それから短めに、1歳の子どもでもわかるように言葉で叱るようにしましょう。
[1~2歳の叱り方のポイント]
- ・共感
- ・短く
- ・わかりやすく説明する
3~4歳は具体的な言葉と気持ちが大事!
3歳ごろになると、自我も完全に芽生え、周囲や親の気持ちを理解し始めるころです。
「叱られている」という漠然とした理解だけでなく。「なぜ叱られているのか」「なぜママは叱っているのか」ということを理解するようになります。
[3~4歳の叱り方のポイント]
- ・共感
- ・わかりやすく
- ・具体的に説明
- ・ママの気持ちも伝える
まず共感する、という部分は変わりませんが、3~4歳の子どもに対しては「●●をしたら、痛いでしょ?」「●●をしたら、可哀想でしょ?」とママがどう感じているのかを伝えるようにすると良いですよ!
4~5歳は「具体的」「丁寧に説明」して叱る
4歳ごろは、社会のルールや周囲の大人などの他人の気持ちを理解できるようになります。
しかし、まだこの年令では「●●がヤリタイ!」「●●が欲しい!」という”自分の欲求”をコントロールすることができません。
でも、親や周囲が言ったことは理解することができるので、叱るときは共感しつつも、ダメな理由を具体的に。そして、3歳のときよりもより丁寧に説明するように心がけましょう。
[4~5歳の叱り方のポイント]
- ・共感
- ・叱る理由を具体的に説明する
- ・叱る理由を細かく、丁寧に説明する
親が細かく丁寧に叱る理由を説明することで、感情をコントロールすることができない4歳ごろのお子さんでも、叱られていることの意味を理解しやすくなります。
年齢に合わせて効果的に叱ろう!
子どもの将来のために褒めることも大切ですが、叱ることも大切です。
そして、年齢に合わせて叱ることで、叱る効果が出やすくなり、いい子に育ちやすくなります。
叱ることは決して悪いことではありません。
でも、叱られっぱなしだと、子どもは萎縮してしまいます。
なるべく叱る時間が少なくなるように、ママと子どものためにも年齢に合わせた叱るポイントを覚えておきましょうね。