絵本といっしょに見つける、小さな秋♪
こんにちは!まるやまひなです。
公園を歩くと、足元には可愛いどんぐり!
「見てみて〜」
と嬉しそうに拾って見せてくれる子どもたちの姿に秋の深まりを感じます。
そんな季節には、絵本のページの中にも落ち葉やどんぐり、冬支度の動物の様子など・・・
”小さな秋”がいっぱいです!
今回は、我が家で楽しんでいる秋の絵本をご紹介!
絵本をきっかけに、秋見つけアイテムも製作しています。
参考になれば嬉しいです。
秋の実りを楽しむ♪『とことこくまさん』
作:アヤ井アキコ
出版:福音館書店

月刊誌、こどものとも012歳版です。
おなかを空かせたくまさんが、秋の森をとことこ!
森の恵みを楽しそうに、おなかいっぱいいただくくまさんがとても可愛いんです♪
”どんぐり かりかり がりがりがり”
と、言葉のリズムも覚えやすいのか、娘も思わず
「がりがりがり!」
と言葉が出てきます。
最近は、このくまさんの影響でしょうか。
兄の拾ってきたどんぐりはもちろん、色々なものを
「あむあむあむ!」
と言いながら食べまわっています(笑)
大好きなものをおなかいっぱい食べる楽しさ・嬉しさを自然と味わえる1冊。
月刊誌ですが、バックナンバーとして書店にも置かれていますよ♪
秋の森や命の美しさを感じて・・・『14ひきのあきまつり』
作:いわむらかずお
出版:童心社

秋の森でかくれんぼをしていたら、ろっくんがいなくなった!
探していたら、不思議な森の秋祭りに遭遇するねずみたち。
秋の森の描写がとても美しい絵本です。
息子の今秋のお気に入り絵本♪
きょうだいたちがかくれんぼをしている場面では、
「いっくん、どこにいる?」
「みつけた!」
と一生懸命探しています。
一番引き込まれていたのは、やっぱり秋祭り。
たくさん生えているキノコのクリタケ(お話の中では「くりたけきょうだい」)が動き出す!
どんぐりがキノコの神輿を担ぎ始める!
「え〜?!」
と、その不思議さに魅了されていました。
そして最後、ねずみたちがクリタケを収穫して帰っているのを見ると
「くりたけきょうだい食べるの?なんで?」
と悲しそうな息子。
顔もない、本物のようなクリタケやどんぐりが動いていたからこそ、あれ?と思ったのでしょう。
「食べてほしくないよね。動いてたもんね」
と息子の想いに共感しつつ、
”ゆたかなみのり、もりのめぐみ。
ありがとう、おいしいね。”
という最後の一文と息子の想いが繋がり、親の私たちもはっとさせられた瞬間でした。
秋を楽しむのはもちろん、大きな子どもたちは命への感謝についても考えるきっかけになりそうですよ。
動物たちのかわいい冬支度♪『どんぐりとんぽろりん』
作:武鹿悦子
出版:ひさかたチャイルド

りすさんとくまさんが、秋の森でどんぐりの収穫。
おなかいっぱい食べたら、いるだけお家へ持って帰ります。
冬ごもり前の動物たちの姿が、優しく描かれている絵本です。
”ぱら ぱら とん とん
ぱんぱら とん”
どんぐりの落ちる音やリズムがとても可愛くて、きょうだいでニコニコ♪
「なんでおうちにドングリ集めるの?」
「りすさんやくまさんは、寒い冬はお家で寝てるんだよ」
「でもちょっとお腹が空いた時に食べられるように集めておくの」
「そうなんだ〜」
と、4歳息子とは、冬ごもりについても話をする機会になりました。
秋といえば、どんぐりや落ち葉などにフォーカスされがちですが・・・
秋から冬にかけての動物たちの姿も、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。
絵本との出会いで、秋はもっと楽しくなる。

1歳の娘は、秋をいっぱい見つけて楽しむ。
4歳の息子は、秋の実りについて考えてみる。
今年の我が家は、色々な秋を発見していて、例年よりも豊かな体験ができています。
これも、子どもたち一人ひとりの楽しみ方に、そっと寄り添ってくれる絵本があるからこそ。
ただ秋を拾うだけでは得られない感動や驚きを、お話の世界が教えてくれているなと改めて感じます。
みなさんも、小さな秋をぜひ絵本と一緒に楽しんでみてくださいね。
また、この時期は、写真のような紙コップでどんぐりバッグを作って散歩を楽しんでいます。
紙コップにシールを貼ったり絵を描いたりして、モールやリボンなどで持ち手をつけるだけ。

他には、R1容器の蓋に穴を開けて、紐を通すだけでもバッグができます。
注意点は、大きなどんぐりは入りません(笑)。
公園で落ちているような中くらいまでのどんぐりならOK!
ポトンと落ちる音が楽しく、つまむ・いれるという手先の運動にも良いですよ。
絵本を読んで、ちょっと製作して、お散歩にレッツゴー!
そんな休日はいかがでしょうか。
今年の秋も短そうですが存分に楽しみましょう♪









