年齢ごとの食事のしつけ

年齢ごとに食事に関するしつけ方は異なります。
1~3歳までの子どもの成長に合わせた無理のない食事のしつけの仕方をご紹介します。

1歳代は生活リズムを身につけるのが目的!


画像出典:PhotoACより
1歳の時期は、生活リズムを身に着けて、少しずつ社会に慣れていく必要があります。

だから「食事の時間は、食事を楽しむ」という事を意識させるために、しっかりとケジメを付ける習慣をつけましょう。

・食事の前におもちゃを片付ける
・食事の前に手を洗う
・エプロンをつけて、イスに座る
・「いただきます」と言ってから食べさせる

ただし、まだまだスプーンを使うことが出来ない年齢です。
手づかみで料理を食べたりしても、気にせず。むしろ「勉強だ」というぐらいの気持ちで、大いに手づかみで食事を食べさせてあげましょう。

2歳代はきちんと座って食べられる工夫を!

2歳ごろになると自分の意思が出てきて、活発になります。
動き回るし、キョロキョロあっちを見たり、こっちを見たり……。

1歳の時と同じように、しっかりとケジメをつけさせるのも重要ですが、しっかりと落ち着いて食事が出来るように、足裏がしっかりと床につくようなイスを準備してあげましょう。

またスプーンやフォークを使うことが出来る年齢になりましたが、柄が長いものはまだまだ苦手なので、柄が短く、スプーンのボール部分が大きい物を選ぶようにしてあげてください。

3歳代からは、食事の準備・片付けも一緒に!

3歳ごろになると、いろいろと自分でやれることも増えてきます。
自立心を育むには、ちょうど良い時期なので次の準備を子どもと一緒にやってみては、いかがでしょうか?

・お皿を出す
・食器を準備する
・食事を盛り付ける など

ただし、集中力が続かず、ダラダラ食べてしまいがちな年齢でもあるので、家族間でコミュニケーションを取りながら、すばやくご飯を食べられるシチュエーションを作ってあげてくださいね。

親の食事の仕方を見て、子どもは育つ!

親の食事の仕方や食への取り組み方を見て、子どもたちは育ちます。
親自身も、自分の襟を正して、丁寧に食事をするようになるべく心がけてみてくださいね。

[参考1]『食事のしつけ』|すくすく子育て

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