乳幼児の遊びを学びに?0~2歳向けの「学びにつながる遊び」について
「うちの子、まだ小さいけどどう遊ばせて良いのかわからない?」「今の時期からしっかり勉強させなきゃ!」と0~2歳ぐらいの子どもの遊び・学びに悩んでいるママって、少なくありません。
そこで今回は0~2歳の子ども向けの「学びにつながる遊び」(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)について解説します!
赤ちゃんにとっては「いたずら」も「遊び」かも知れない?
画像出典:(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)
「赤ちゃんは、何もわかっていない」と言われることもありますが、生まれたての赤ちゃんでも、自分で遊んでいるんです!
自分の手を顔の前にかざす、光を見て笑う……など、ちょっとしたことも「遊びの予兆」だったりすることがあります。
大人からすると「いたずら」にし見えないようなことも、全てが”はじめて”の赤ちゃんにとっては、遊びでもあるし、学びでもあるのです。
「いたずら」に見える遊びも、しっかり学びになっています!
画像出典:(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)
例えば、テイッシュやトイレットペーパーを散らかす、お皿を落としてみる、などいたずらにしか見えないこれらのことは、赤ちゃんにとっては「それが出来ることが嬉しくって」何度も繰り返している「遊び」です。
そして、そのこのいたずらにしか見えない遊びによって赤ちゃんの好奇心が刺激され、自分でいろんなことにチャレンジしていく主体性のある子に育つと考えられており、いたずらも先にも触れたように「学び」なんです。
・縦の発達……少しできるようになったことを、もっとうまくできるようになるまで試行錯誤を重ねること
・横の発達……できるようになったことを土台に、もう一段上のスキルを身につけること。新たなことへチャレンジ
また子どもの発達には「縦の発達」と「横の発達」の2種類があり、上の図のように赤ちゃんはいたずらをしながら、少しずつ成長していきます。
「いたずら」も「遊び」「学び」と思うとストレスが和らぐかも?
赤ちゃんのイヤイヤや大人を「イラッ」とさせるいたずらは、当の本人にとっては遊びだし、学びなんです。
だから大目に見て――というのは難しいかもしれませんが、少なくとも「ああ、このいたずらはこの子が一生懸命勉強している証拠なんだな」と思えれば、育児のストレスは減らせるかも知れませんよ~!