【育児チャレンジ☆】どんな褒め方・叱り方がベスト?

道路で泣く子供

道路で泣く子ども

 

子育てに絶対必要な子どもの褒め方・叱り方のポイントをお伝えします。


年齢に合わせた対応が大切


これは、基本的な事ですよね。乳児に理由を長々伝えてもわかりませんよね。その子にあった伝え方で伝えましょう。

まず、どんな時期なのか確認して行きましょう!

●0~3歳・・・自己肯定感・自尊感情をまずしっかり育てる時期です。

●3~6歳・・・生活習慣や社会のルールを身につけていく時期です。《しつけ》

●6歳・・・・・自分から進んで頑張れる時期です。


こんな対応が良い


0~1歳・・・『スキンシップ』が基本

親子 シャボン玉

この時期は、自分の気分や欲求を感じることはできますが、相手の気持ちを理解することができないので「褒める」「叱る」という行為は控えましょう。

一番大切なのはスキンシップです。

抱っこや撫でたり、キスしたりすることこそが「自分が大切にされている」と感じてくれると言われています。このような行動でオキシトシンというホルモンが分泌され、そのホルモンが「人への信頼感」をはぐくむということも研究されているのです。

自分の欲求を泣いて表現するだけの赤ちゃんに、無条件に愛することで、この時期に必要な自己肯定感・自尊感情が育つわけです。

 

1~2歳・・・『環境』の確保

怖い ママ

この時期は、少しだけ言葉の理解ができるようになってきます。でも、言葉で叱られても『怖い』『悲しい』という感情は持ちますが、上手く行動することはできません。

なので、触られたら困る物や危ない物などは、置かない!隠す!などお子さんを叱らなくて良い『環境』に整えてあげるのが良いでしょう。

【自立心の芽生え】

この頃から少しずつ体も心も発達し、自分であれをやってみたい等の「自立心」が芽生えてきます。

でも、まだまだ未熟なためママやパパを困らせてしまうことも沢山ありますよね。

子どもの心は「自立(反抗)」と「依存(甘え)」を繰り返しながら、大きくなって行きます。

自分でやりたいという主張や反抗をしますが、しばらくするとまた不安になって、親のところに戻って甘えてきます。

親は振り回され困る事も沢山。しかし、この「自立(反抗)」と「依存(甘え)」に付き合ってあげることが大切だと言われています。

やりたがっている時には、自立心を認めてできるだけやらせてあげましょう。サポートしながら達成感や失敗を与えることも成長には欠かせません。そして、甘えた時は、依存心を受け止めて自己肯定感・自尊感情を育ててあげてください。

 

2~3歳・・・『イヤイヤ期』行動で伝える

イヤイヤ期

言葉も増え「反抗(自立心)」がますます強くなります。

でも周囲の状況判断や相手の気持ちに気づくという理性的な能力はまだ発達していません。

ついついイヤイヤ期の反抗でママやパパは言葉で怒鳴ってしまうことも増えていくと思います。

【「言葉で叱る」よりも、「物理的な制限」や「状況を変える」】

この時期、「やめようね」などと、いくら口で言い聞かせても、まず言うことを聞いてはくれません。

抱きしめたり、抱えてその場から離れたりなど、子どもの気持ちは認めつつ、物理的に行動を制限することです。

そして、「状況を変える」事も良いでしょう。

たとえば、遊んでご飯を食べないときに、無理やり座らせて食べさせようとすると、大暴れして抵抗したりするときもありますよね。

「食べないなら片づけるよ」と声がけして、反応がなければ本当に片づけてしまいましょう。片づけても大騒ぎするかもしれませんが、「状況の変化」には、子どもも抵抗できません。罰ではないので、本当にお腹が空いたなら、後からまた軽食などを食べさせるとよいと思います。ただし、言葉でも、正しい行動(たとえば、「人の使っているおもちゃを取るのはいけないよ」「遊ばずにご飯を食べようね」など)は伝え続けましょう。すぐにはできるようにならなくても、子どもは少しずつ成長していきます。地道に繰り返しているうちに、だんだんとできるようになっていきます。

 

3~6歳・・・正しい行動を伝える

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イヤイヤ期が過ぎると、子どもは簡単なルールを守れるようになります。また、多くの子は、他人の気持ちを理解できるようになると言われています。ただ、まだ気分に左右されることも多く、わざとルールを破ることもあります。それでも、基本的には「正しく、公平なことをしたい」という気持ちが芽生えるので、親は、これまで以上に、何が正しいことなのか、ルールをきちんと教える必要があります。

叱るときは、理由も言わずに一方的に叱ったり、「独り占めしちゃダメ!」などと否定だけするのではなく、「お友達にも分けてあげようね」など、どういう行動をして欲しいか、言葉にして伝えることが大切です。

【「命令・指示」よりも、「ありがとう」】

この頃からは、自分で考えたり、人の気持ちを想像できるようになる年齢です。何か間違ったことをしたときは、どこが間違いなのかを話し、次からはどうしたらよいか、自分で考えさせるようにすることも大切でしょう。正しい行動を教えるといっても、「あれをしなさい」「これをしなさい」と、命令・指示ばかり繰り返していると、そのうちに、反発したり、やる気がなくなったり、親の顔色ばかり見たりするようになります。自分のせいで親は不機嫌なんだと感じて、自己肯定感や自尊感情も下がってしまうそうです。時間はかかりますが、ルールを守れたり、人を思いやった行動ができたときに、小さなことや当たり前のことでも認め「ありがとう」「優しいね」「とっても嬉しいな」と、気持ちを伝えてあげる(褒めてあげる)と、子どもは少しずつ、自分から頑張ろうという気持ちになっていきます。

 

6~10歳・・・沢山甘えさせてあげる

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子どもが小学生になると、言葉も、人の気持ちも、ルールも分かるようなります。

学校の勉強なども始まります。やれば何でも自分でできるはずだし、これまで以上にきちんとしつけなくては、と思うかもしれません。でも実は、自己肯定感や自尊感情をはぐくむという観点からは、「10歳までは徹底的に甘えさせる」ことが大切だと言われています。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?親が厳しすぎても、甘やかしすぎてもなりません。まずはお子さんを認めることが重要だと思います。

決して、人格否定はしてはいけません。どんなしつけでもママやパパが2呼吸くらい余裕をもつことを心においてください。

 

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