きょうだい喧嘩がはじまったら。
子ども同士の喧嘩はどうする?
おもちゃの取り合いや、話が通じなかったときなど、子ども同士で喧嘩が始まることってよくありますよね。
そんな時、どういう風に止めたり叱ったりすればいいか悩むことはありませんか?
すべてを親が止めることは無いと思いますが、子どもの仲介に入ることが悪いわけではありません。
きちんと話をしてあげると、子どももわかってくれるはず。
きょうだい喧嘩が始まったら
まずはどうしてそうなっているのか観察してみましょう。
一方的に怒ったり叩いたりしているのか、その前に嫌なことをされたから怒っているのか。
怒っている子が何に対して怒っているのかを見つけたら、共感するような声掛けをしてあげましょう。
急に叱りつけると、気持ちを理解してくれない事で、逆にもっと怒ったり泣いたりします。
おもちゃの取り合いをしていた場合は、「おもちゃを取られて嫌だったんだね。でも叩くのは痛いからダメだよね。」と話しかけましょう。
すると、理解してもらえたという気持ちで怒りが和らぎます。
そこで、「叩かれたら痛いから、ごめんねしようね」と、悪いことをしたら謝る事を教えてあげましょう。
そしておもちゃをとった方にも、おもちゃを取られたら嫌な気持ちになるから、貸してって言おうね。とか、順番しようね。と声をかけてお互いに謝る事が出来るといいですね。
一方的に悪い場合は、相手にこういうことをしたら嫌な気持ちになるよね、どうしたらいいと思う?など相手の立場になったらを考えさせると、自分がやったことが悪いことだと気付いてくれるでしょう。
中立の立場になりましょう
喧嘩しているからと頭ごなしに叱りつけると、子どもは納得できずにもっとエスカレートすることがあります。
特に、年下のきょうだいと喧嘩している場合はつい上の子を怒りがちですが、落ち着いてどちらの立場にも立って見てあげると、下の子の行動が原因で喧嘩が始まっている場合も多いです。
おにいちゃんやおねえちゃんだからという理由で上の子を叱ってしまうのは、下の子を贔屓しているという気持ちにさせてしまうので、下の子に意地悪をしてしまうことに繋がりかねません。
乱暴なことや危ないことをしたら叱る事も大事ですが、喧嘩の全てを叱りつけるのではなく、理解してあげることでお互いに悪い所に気付き、仲直りするきっかけを作ってあげられるといいですね。